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COOの考えるものレボの良さとこれから

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始めに

本ストーリーは、COOインタビューの後編です。後編だけでもお楽しみいただけますが、良ければ前編も読んで頂けると幸いです。前編では、COO松下がものレボにジョインするまでの話を語ってもらっています。

★★前編はこちらから☟

🎤 ここからは、ものレボCOOとしていろいろとお話し聞かせて頂ければと思うのですが、そもそもCOOの業務そのものが謎に満ちてます(笑)!松下さんってなんでも幅広くやっているイメージなんですが、ものレボのCOOってどういう存在なのでしょうか?

これ難しいよな。

そうやな、世の中にはいろいろなCOOがいるけれども、俺は火消し役のCOOかなって思ってる。細井さん(CEO)が起業家であれば、俺は事業家。事業を成長させることがMISSION。

で、事業を成長させるために必要なことは、可能な限りやばいことを早く潰すことやと俺は思ってる。そしてそれが、COOの役割。

事業を延ばすことが得意な人は、それぞれの事業の責任者(マネージャーやVP)の役割やと思ってる。そして、これは俺よりも絶対得意な人がおると思ってる。

そうなると今横断的に全体を統括しているのはなんでなん?ってなるかもしれんけど、それはやる人がいないからやっているだけで。

今は危ないところの火を検知して火を消しにいけるオールラウンダーがCOOの重要な役割かなって思ってる。

ー危険を察知してカバーする。確かにオールラウンダーだからこそできることですね。

🎤 松下さんの考える、ものレボの最大の魅力ってなんだと思いますか?

魅力は、一言で言うと、誰も成し遂げられなかったことに挑戦していることちゃうかな。

俺たちがやろうとしていることって、結局世の中のIT化でもSaaSサービスで稼ぐことでもなくて、産業構造を抜本的に変えよう、産業革命と呼ばれるようなことをしようってところやんか。

だから今やってるものレボ工程管理もその目標のための足がかりであり、手段なんよね。

ああいう発想って、普通なかなかならへんねん。いや、考える人は沢山おるかもしれへんけど、実際に行動にうつせる人は少なかったり、途中で稼ぐことに思考がずれていったりすると思うんよね。

だから、創業当時から「ものづくりの世界にレボリューション(革命)を起こそう」って本気で目指しているスタンスそのものがものレボの一番の魅力であり、強みだと思うね。

ー私もそう思います!ものレボは、社名も、理念も、同じことを掲げていますもんね!

🎤 逆に課題はなんだと思いますか?

課題は、結構いっぱいあんねんけど…

最も大きな課題で行くと、俺たちは結構ドカンとでっかい夢(産業革命と呼ばれることをする)があって、そこに向かった絵を描ききれていないことかなと思ってる。

例えば、俺たちが考えている産業革命って日本を超えて世界は勿論、宇宙空間にいる人ともつながるかもしれへんけど、そこにいくまでの絵がまだ一つしかないんよな。そこが弱いんちゃうかな。理想を実現するための色々なプラン、道筋がある状態にしていくことが今の一番の課題やと思う。

でも、ここから急速に化けるにおいは感じてるよ。

ーにおい?

今ちょうど、新しいプロダクトを開発してんねんけど、そのプロダクトがリリースされたら一気に変わる予感がしてる。

今までなかなかかゆいところに手が届きにくかったプロダクトが一気に進化するんだ。

そうなると、50キロで走っとった車が一気に200キロスピードで進んでいく状態になると思う。

異次元な成長をとげる、いやとげないとね。

SaaSはT2D3(※)を目指そうって言われるけど、4倍成長のQ1T1D3を実現して新しい考え方を作りたいよね。

※T2D3:SaaSにおける理想的な成長モデル。ARRが毎年、Triple(3倍)・Triple(3倍)・Double(2倍)・Double(2倍)・Double(2倍)と成長していくことを表す。ここで述べた「Q1T1D3」とは、ARRが毎年、Quadruple(4倍)・Triple(3倍)・Double(2倍)・Double(2倍)・Double(2倍)と成長することを意味する。

ー採用担当として、次の期の採用が楽しみです(笑)頑張らねば!

🎤 松下さんのCOOという役割の考え方は先程お伺い出来ましたが、松下さん個人が仕事をするうえで大事にしていることって何ですか?

2つあるかな。

1つは、失敗を率先してやること

とにかくチャレンジして失敗することが自分の流儀。10回成功することよりも、10回失敗する方が難しいって思ってる。なぜなら、人間は失敗を通して成長するから失敗して学べば学ぶほど失敗する回数が減るんよね。これは失敗=成長の機会やから、途中から成長が止まってくるんちゃうかなと思ってる。だからこそ、失敗の機会があれば率先して挑戦するようにしてるな。

そして、火種が小さいうち、早いうちに失敗しておくことも大事だと思う。

例えば、スマートフォンのカメラを想像してみて。

スマホを完全に組み立てた後にカメラが不良品だってわかれば1から作り直しになるけど、カメラ単体で作っているときに不良品やと分かればカメラを変えるだけで済むやん。

後工程になればなるほど失敗が取り返しがつかないものになっていくから、早いうちに失敗することは本間に大事やと思うよ。ものづくりでも、人生でも。

ほんで2つめは、想いは必ず口に出すこと。野望は絶対隠さない。どんなことでも口にするようにしている。

その方が相手に対して誠実やし、でも無理になったら無理ってちゃんと言う。そして失敗にはきちんと向き合い、失敗に会うことはラッキーやと思ってそこから学ぶ。

これが俺の流儀かな。

ってことは、言ったからにはQ1T1D3を実現せにゃいかんね。
頑張ろうぜ!

💪(^o^)🎤 はい!!!!!!

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💡番外編(こぼればなし)

以下、車大好きCOOが車とクラッチについて語っています(少々マニアックかも?)

■車愛の話

ー松下さん、趣味多すぎません!?

え⁉そうかな。

でも、ゴルフは月1回行くか行かへんか、釣りも2ヶ月に1回ぐらい。サウナは最近は行けてへんで。車も乗れていなくてオブジェ状態。やから、趣味多そうに見えるかもしれんけど、週末は基本子供と遊んでて、あんまなんもしてへんねんな。

まあ、でも、確かに。趣味って言えるものはいっぱいあるよな、最近活動してるかどうかは置いといて。

ーそうなんですね。でも意外かもしれないです。車愛が強い印象だったので、てっきり毎週乗り回しているのかと(笑)いじることも無いんですか?

自分で簡単なことはできるけど、その下潜ってどうこうっていうのは、もう今やらへんからな。19歳で初めて車を買って、今の車で8台目。車愛は確かに凄いと思うよ(笑)

俺は日本の古い車が好きやから新車は買ったことないけどね、全部中古。

ほんで今までは車検は受けずに乗り換えるぜっていうのをこだわりにしていたんやけど…

今乗っているS2000 AP1後期だけは、ずっと手放さずに乗り続けようかなってくらい気に入っている。

ー本当に車好きなんですね。オフィスにも沢山車のフィギュアおいてありますし。

ちなみにどんな車ですか?

ほい(写真を見せてくれる)。

松下が愛してやまないS2000 AP1後期

ーオープンカーだ!かっこいい!

そうだ。ちらっと耳にしたんですけど、1社目の時の給料全部車に使ってたって本当ですか?

おう、本当やで。社会人1年目の時に乗ってた車が、燃費がめちゃくちゃ悪くて。あれはエグかった。ほんで、給料は全部ガソリン代に消えてった(笑)

ー愛が強い…!強すぎる…!

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■クラッチ愛も止まらない話

前編でクラッチ語りが止まらなくなり、採用広報に割愛されたクラッチ愛。せっかくなので掲載しちゃいます。

★★前編はこちらから☟

~アイシン精機時代の話を聞いていた時~

俺が取り扱ってた部品は、ハイブリッドダンパーと大好きなクラッチ。

自動車の中の部品で、俺、クラッチがむっちゃ好きなんよ。

これはね、ちょっと1個実体験があって…

昔、出入りしてる車屋さんから、「これどう?」って言われた車があって。
これが、むちゃくちゃ競技車両やねん。後ろにイスとか何にもなくて、クラッチがトリプル入ってんねん。クラッチがトリプルっていうのは、むっちゃ簡単にいったら、エンジンの出力が上がれば上がるほど、駆動系に伝わる動力が滑りやすくなるねんけど、それが滑らんように、ガチッと抑えて止めるプレートが三段階あるってこと。
このトリプルのクラッチをうまくつなぐのがめっちゃ難しいんやけど、俺、このときに1発で繋いでんやん。普通やったらエンストすんねん、ペダルの反発が強すぎて。

そのころから、俺はクラッチが好き(笑)

よく音を聞いて感覚でつないでいくんやけど、クラッチの当たり具合みたいなんを探んのは今でも結構好きやねんな。

ーじゃあ、(アイシン精機時代)クラッチ製造部署は、自分で希望していったんですか?

うん、自分で希望した。その時、細井さん含め3人の新卒がチームにいて。そのチームで扱ってたのが、オートマチックトランスミッションの加工、オートマチックトランスミッションの組み立て、そしてクラッチやね。で、迷わず俺はクラッチを希望しました(笑)

🎤”好き”がそのまま仕事になったんですね。素敵!

でも松下さん、そろそろ…本題の話聞いてもよいですか…(; ・`д・´)

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4倍成長のQ1T1D3を実現するべく

ものレボはこれからも精進してまいります!


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