さよならのさよなら

池袋ウェストゲートパークがなくなった。なぜかアニメーションの聖地として再開発されるらしい。僕的にアニメというと秋葉原で、そもそもあまり興味がないものの、なぜか寂しさを隠せない。池袋ウェストゲートパークは不器用な青春の名前でもある。2000年ぐらい放送された窪塚洋介主演のドラマ’IWGP’を見ていた。J-ROCKが旺盛で意味なくかっこつける歌がなぜか情けないほど好きだった。忘却の空、カッコつけてる。先月新宿ランプるで出会った鈴木さんは古くなったという理由で’トキワ荘’を撤去して、そこが手塚治虫や藤井不二子などマンガ巨匠の方々が作業をしてた場所だとことに後から気づき、また復元する作業を始めたと言いましたが、もう、元には戻らないだろう。さよならは、たまに仕方なく、たまに切なく近寄ってくるのだが、さよならはさよならで見ていたい。昨日も、今日も、明日も、替えがきかない日々であるのだから。