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FM大阪「ゴールデン・ライヴ・ステージ」鈴木さえ子 with 東京マザーズ ライヴ(1985年9月15日放送)

FM大阪「ゴールデン・ライヴ・ステージ」鈴木さえ子 with 東京マザーズ ライヴ(1985年7月7日、東京・日本青年館大ホールにて収録)
放送曲目:
1. 柔らかな季節
2. Come Wonder With Me
3. ВИЙ
4. Nightmare
5. Good morning
6. 鍵とスタンプ
7. 銀のエンゼル
8. アメリカのElectricity Co.
9. フィラデルフィア

演奏者:
鈴木さえ子: Vocal, Drums, Percussions etc.
鈴木慶一: Guitar, Vocal etc.
白井良明: Guitar
武川雅寛: Violin
矢口博康: Saxophone
渡辺等: Bass
福原まり: Keyboards
柴山和彦: Guitar
小野雅司: Percussions
宇都宮明美: Trombone
石坪信也: Drums
根岸道郎: Piano


 「ゴールデン・ライヴ・ステージ」(日曜日、21時00分~21時55分)は、「通常、海外のバンドの来日コンサートを独自に収録したものが放送されていました」と別稿で書きましたが、日本のバンドも数多く登場していました。すみません。

 鈴木さえ子さんの第3作『緑の法則 THE LAW OF THE GREEN』(1985年7月21日発売)のリリースに合わせた名阪東ツアー(1985年7月4日、5日、7日)の最終日に収録されたものです。メモには7月4日とあるのですが、1987年のツアーパンフレットに掲載された略年譜にもとづいて、記憶を訂正しました。
 訂正ついでに、メモには「アメリカのElectricity Co.」を「アメリカの電気会社」と記していました。歌詞では確かにそのように歌われますが、番組の曲紹介で「アメリカの電気会社」と告げられたのでしょうか。あるいは、実は Electricity Co. と書いて、"でんきがいしゃ" と読む、だったのでしょうか。

 フランク・ザッパのバンド、The Mothers Of Invention にちなんでつけられた東京マザーズは、12人からなる大編成のバンドで、ムーンライダーズから、鈴木慶一さん、白井良明さん、武川雅寛さん、リアル・フィッシュから、矢口博康さん、渡辺等さん、福原まりさんらが参加しています。
 この大編成の意図は、「Nightmare」や「フィラデルフィア」といったインストゥルメンタルで発揮されているように思いますが、可憐なポップソングでも、白井良明さんのギターがフィーチャーされることで、『緑の法則』が持つ禍々しさのようなものが付加されていました。


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