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スラップ・ハッピー コンサート (2000年5月21日、京都・西部講堂)

スラップ・ハッピー コンサート (2000年5月21日、京都・西部講堂)

演奏曲目:
01. (instrumental)
02. Heading For Kyoto
03. Casablanca Moon
04. Me & Paravati
05. Moon Lovers
06. Strayed
07. King Of Straw
08. Slow Moon's Rose
09. Michaelangelo
10. Michaelangelo (again)
11. Riding Tigers
12. The Secret
13. Coralie
14. Child Then / Some Questions About Hats
15. Caucasian Lullaby
16. Small Hands Of Stone
17. Haiku
18. Is It You?
19. Dawn
20. A Little Something
21. I'm All Alone
22. The Unborn Byron
23. Scarred For Life
24. Blue Flower

encore
25. Who's Gonna Help Me Now
26. Let's Travel Light

encore
27. Just A Conversation

太字: "Live in Japan ― May, 2000" (F.M.N. sound factory FMC-021) 収録曲
※"Coralie" は予約特典CD (FSC-0212) 収録

初出 (Studio versions):
05, 07, 13, 14 (Child Then), 18, 22, 23, 25, 26: "ÇA VA"
06, 11, 14 (Some Questions About Hats), 15: "DESPERATE STRAIGHTS"
17: "SLAPP HAPPY"
03, 04, 08, 09/10, 12, 19, 20: "ACNALBASAC NOOM"/"SLAPP HAPPY"
02, 16, 21, 24, 27: "SORT OF"


 2000年5月21日に行われたスラップ・ハッピー Slapp Happy の京都・西部講堂でのコンサートを聞きに行きました。演奏曲目のメモとチラシが手元にあります。コンサートの模様は、京都の他、東京、札幌で行われたツアー各地での録音を元に制作されたライヴアルバム "Live in Japan ― May, 2000" (F.M.N. sound factory FMC-021) で聞くことができます。

 16時開場ということもあり、リスナーが三々五々集まった西部講堂前の広場は、祭りの会場のようでもありました。ラジオで野球中継を聞いているひとが居たり、ピーター・ブレッグバッド Peter Blegvad 氏がうろうろしていたり。

 場内は身動きがとれないくらいの盛況。なんとか前半分の椅子席にありつけましたが、まうしろに、別のライヴの客席での傍若無人な振る舞いを注意したことがある人物が居て、ひやひやしたのを覚えています(何事もありませんでしたが。向こうが気付いていたかどうかはわかりません)。そう言えば、誰が言ったか、「いま西部講堂の屋根が落ちたら、関西の音楽シーンが壊滅する」なんてことも囁かれていました。ミュージシャンのひとたちもたくさん聞きに来られていたのですね。

 オープニングアクトは、羅針盤とsakana。羅針盤は、第3作『ソングライン』(2000年6月21日発売)発売直前。sakanaは、『BLIND MOON』(2000年11月22日発売)制作中。4人編成での演奏でした。sakanaのギタリスト、西脇一弘さんは、ライヴアルバム "Live in Japan ― May, 2000" のカバーイラストを担当されています。

"Live in Japan ― May, 2000" (F.M.N. sound factory FMC-021)

以下は、当時の雑感です。
・ブレッグバッドさんはとんでもなく背が高い。
・ダグマーさんは黒のドレスが似合う。
・ダグマーさんが、シャカシャカと小道具を鳴らす姿が麗しかった。
・ブレッグバッド氏は、シンガーソングライターの風情でした。
・ダグマーさんは、「歌手」の風情でした。
・ムーアさんは・・・見た目、酔いどれ親父。しかし凄腕。かっこよろし。
・"ÇA VA" からの曲の印象がCDとちがっていて、目から鱗だった。
・立ち見だったら、"Strayed" で踊ってたかもしれない。

Slapp Happy 京都・西部講堂コンサート チラシ(コピーによる速報)
Slapp Happy 京都・西部講堂コンサート チラシ(オフセット印刷)
Slapp Happy 東京・札幌・京都 コンサートツアー チラシ(オフセット印刷)

 西部講堂でのコンサートの実質的な1曲目は、ライヴアルバム "Live in Japan ― May, 2000" には収録されませんでしたが、京都での演奏の幕開けにふさわしい "Heading For Kyoto" でした。冒頭の画像は、スラップ・ハッピーの詞とピーター・ブレッグバッド氏のイラストを組み合わせた本 "SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY: ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD" (An AMATEUR Production, 2016) の "Heading For Kyoto" のページです。手描き文字を模したフォントがとてもよいです。

"SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY: ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD" (2016)

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