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FM大阪「ゴールデン・ライヴ・ステージ」トーキング・ヘッズ ライヴ(1981年2月27日、東京・中野サンプラザにて収録)

FM大阪「ゴールデン・ライヴ・ステージ」トーキング・ヘッズ ライヴ(1981年2月27日、東京・中野サンプラザにて収録)

放送曲目:
1. Stay Hungry*
2. Cities
3. Drugs
4. Once in a Lifetime*
5. Houses in Motion
6. Born Under Punches (The Heat Goes On)*
7. Crosseyed and Painless
8. Life During Wartime

* "THE NAME OF THIS BAND IS TALKING HEADS (Expanded edition)" Disc 2 (Tracks 3, 7, 10) (2004年8月発売)


 主に海外のミュージシャンの来日コンサートの模様を放送していたFM大阪の番組「ゴールデン・ライヴ・ステージ」(日曜日、21時00分~21時55分)で、1979年の初来日時に続いて、1981年のトーキング・ヘッズ再来日コンサートの模様が放送されました。放送日はメモしていません。第4作 "REMAIN IN LIGHT" の発売(1980年10月)を受けて行われていたツアーの一環として、リズムを強調したサウンドを再現すべく、サポートメンバーを帯同してのコンサートでした。

 ウェブサイト「setlist.fm (THE SETLIST WIKI)」の記事「FEB 27 1981: at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan」によれば、"Stay Hungry" の前に、"Psycho Killer"、"Warning Sign"、"Cities" の後に "I Zimbra"、"Once In A Lifetime" の後に "Animals" が演奏されていたようです。番組では、アンコール部分は放送されませんでしたが、"Take Me To The River"、"The Great Curve" が演奏されています(エアチェックカセットには最後に "The Great Curve" が40秒ほど残っていました。覚えていませんが、おそらく、番組アナウンスの背景に流され、アナウンスが途切れたところから録音したのだと思われます)。

 ライヴアルバム "THE NAME OF THIS BAND IS TALKING HEADS"(1982年3月発売)の増補版が発売された際(2004年8月)、この日の録音から6曲が追加されました。"Stay Hungry"、"Once in a Lifetime"、"Born Under Punches (The Heat Goes On)" の3曲が放送と重複していますが、放送と "THE NAME OF THIS BAND IS TALKING HEADS" 増補版を合わせると、"I Zimbra" とアンコール部分を除く、本編の11曲をこの日の演奏で聞くことができます。

 放送された演奏部分では、メンバー紹介はありませんでした。番組アナウンスで告げられていたかもしれませんが、メモしておらず、記憶にもありません。"THE NAME OF THIS BAND IS TALKING HEADS" 増補版の記載によれば、パーカッション3人、ギター、ベース、クラヴィネット、コーラスを加えた10人編成だったようです。

 余談。"THE NAME OF THIS BAND IS TALKING HEADS" 増補版のDisc 2は、複数の場所での録音を集めていますが、"REMAIN IN LIGHT" ツアーの基本セットリストの再現のようです。Disc 2の "Drugs" に初期タイトルの "(Electricity)" の添え書きされているのが気になります。Disc 1の1978年12月18日の録音に "Electricity (Drugs)" と記していることに対応しているのでしょうか。


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