妊活に成功した理由

妻と付き合い始めたのは19歳からで、途中遠距離になったりもしましたが、27歳で結婚しました。

結婚してから最初の3年ぐらいは、子供がいる人から、子育ての大変さと素晴らしさを力説されます。

そして何年か経ち、40歳手前までくると、知り合いからはその話には触れなくなり、初対面の人に聞かれたら「なかなか出来なくて」と苦笑いをしていました。

周りの人は次々に子育て期間に突入する中で、私達は何度かトライしては上手くいかず、その話は夫婦の会話にも出なくなりました。

妻は元気を無くし、つらそうだったので仕事は辞めてもらいました。仕事も妊活も諦めて、気分転換に2人でゆっくり暮らすため、鎌倉に移住しました。

一緒に散歩したり、猫を飼い始めたり、妻がカフェでバイトしたり、充実した日々を過ごしていたある日、突然妻が「最後にもう一度、頑張りたい！」と言い出しました。

妊活している人はよくご存知ですが、出産率は加齢とともに下がります。

個人差はありますが、特に35歳を過ぎると妊娠できる確率は残酷なまでに下がります。40歳手前の妻が妊娠できる可能性は約５％と言われました。

また、当時は不妊治療の補助金も少なく、金銭的にも、体力体力的にも、また時間もかかります。

精神衛生上も負担が大きく、長く続けられることでもないので、私達は1年だけ試すことにしました。

大船駅近くの産婦人科の皆さんの手助けと、なにより妻の努力の甲斐があり、奇跡的に子宝に恵まれました。

今までの取り組みでと何が違ったこと
１、妻がフルタイムの仕事を辞めた
２、鎌倉でゆったりとした時間を過ごせた
３、猫を飼い始めた

鎌倉のゆったりとした環境と猫の癒しパワーのおかげかも知れません。

子供が欲しいのに出来ない気持ちは、体験した人にしかわかりません。

癒し担当大臣