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【考察】何故お局さんと言ういきものは生まれるのか
この間、会社での雑談中にこんな話題がでました。
何故お局さんと言ういきものは生まれるのか。
私はそんなに社会経験が多い方とはいえませんが、どの会社やバイト先にも大体お局さんはいたように思います。
今日はそんな何故か何処にでも発生するお局さんについて民俗学、科学的など様々な視点で紐解いていこうと思います。
名付けて!!THE・私流!お局学〜〜〜!!!
自分勝手に好き勝手どんどんぶった斬っていきます、、、と言いたいところですが今回はchatGPT先生の力を借りてまとめていきます!笑
どうぞ皆さんも周りにいるお局さんを思い浮かべながら一緒に考察してください。笑
1.そもそもお局さんってなんだろう
皆さんの思うお局さんってどんな感じですか?
ある程度みんなの想像するお局さんって一致すると思うんですよね。私が考えるお局さんとは、威圧的で怖かったり、長年働いていて発言権が強すぎたり、すこしネガティブなイメージです。また、学生時代にスポーツをやっていたり、縦社会に生きていて責任感が強い人なイメージもあります。
chatGPTに聞いてみた
**「お局さん」**とは、職場や組織で長年勤務しており、強い影響力を持つ女性を指す言葉です。
語源
「お局(つぼね)」は、もともと宮中で働く女官がいる部屋(局)を指し、そこに仕える女性たちのことを「局の者」と呼んでいました。特に、上位の立場にある女官を敬意を込めて「お局様」と呼んでいました。
現代の意味
現代では、特に以下のような特徴を持つ女性に対して使われることが多いです。
• 職場で長く働いているベテラン社員
• 上司ではないが、強い発言力や影響力を持つ
• 職場のルールや慣習に厳しく、新人や後輩に対して厳しい態度を取ることがある
• 時には威圧的だったり、権力を誇示することも
ポジティブな意味とネガティブな意味
「お局さん」は、経験豊富で頼れる存在というポジティブな意味で使われることもあります。しかし、多くの場合、威圧的で扱いにくい存在というネガティブなニュアンスを含むことが多いです。
類義語
• 「社内の女帝」(強い権力を持つ女性社員)
• 「ベテラン社員」(経験豊富な社員)
• 「職場のボスキャラ」(圧倒的な存在感を持つ社員)
つまり、現代ではやや否定的なニュアンスを持つことが多いですが、本来は権威や経験を持つ女性に対する称号ということになります。
上司ではないお局さんとは
いろんなお局さんがいますが、上司ではないお局さんとはどんな人が当てはまるのでしょうか?
1.パート先(バイト先)のお局さん
これは、パート(バイト)という皆平等な環境において何故か発生するお局さんです。彼女らは何をどうしてお局さんに進化してしまったのか興味深いです。
2.町内会・自治会のお局さん
昔から地域に住んでいて、自治会活動の中心にいる方です。新しく引っ越してきた人に厳しく、ルールを押し付けるなど、「昔はこうだった」と変化を嫌うことが多いです。
3.ママ友グループのお局さん
長年その地域やグループにいて、強い発言力を持つママさん。新しく入ってきたママたちに暗黙のルールを押し付けるなどの暴挙ぶりがみられます。人間関係の中心にいて、派閥を作ることしばしば...
職場以外でも、「長年そこにいて影響力が強い」「新しい人に厳しい」「自分のルールを押し付ける」ような女性は「お局さん」と呼ばれることがあります。ただし、すべてのベテランが悪いわけではなく、経験豊富で頼れる存在として尊敬されるケースも多いそうです。
それでも、お局さんと呼ばれる存在に対して困ってる人も多いのではないでしょうか?そもそもお局さんとは何故発生してしまうのでしょうか?お局さんは自分がお局だという自覚はあるのでしょうか?
2.お局さんの歴史
それでは「お局さん」と言う言葉はいつからあるのでしょうか。段々と気になってきました。
“お局さん”という言葉の歴史は、日本の宮廷文化に由来しています。もともとは、平安時代から江戸時代にかけて宮中や大名家で働く女性の役職の一つを指していましたが、時代とともに意味が変化してきました。
平安時代~江戸時代の「お局」
「お局(おつぼね)」は、宮中や大名家に仕える女性のうち、特に上級の女官や奥向き(大奥など)で権威を持つ立場の女性を指しました。例えば、徳川幕府の大奥では、将軍の側室や高位の女官が「お局」と呼ばれることがありました。彼女たちは、女性たちの統率や政治的な調整役として影響力を持っていました。
近代における「お局さん」の変化
明治以降、宮廷や大名家の制度が廃れるにつれて、「お局」という言葉は次第に日常の職場にも適用されるようになりました。特に、会社や役所などで長年勤務し、権威や影響力を持つ女性社員に対して使われるようになりました。
現代の「お局さん」
「お局さん」は、もともと宮中の高位の女性を指していた言葉が、時代とともに職場のベテラン女性を指す俗語として変化してきました。
現在では、「お局さん」という言葉は、職場で長く勤務し、影響力を持つ女性を指す俗語として使われています。ただし、しばしばネガティブな意味を含み、「職場で権威を振るうベテラン女性」「後輩に厳しく接する年配の女性」といったニュアンスで使われることが多いです。
ただし、元々の意味には「経験豊富で信頼される女性」という側面もあり、必ずしも悪い意味とは限りません。近年では、こうしたベテラン女性が「職場の知恵袋」として尊敬されるケースも増えています。(chatGPTから引用)
⒊科学的観点から見たお局さん
社会心理学的視点
長年の経験から職場の「暗黙のルール」を知り、それを新しいメンバーに伝える役割を果たします。社会心理学の「規範の伝達」の一例であり、新人に対して同調圧力をかけることもあります。
行動経済学・認知バイアスの観点
① 損失回避バイアス
変化を嫌う傾向があり、現状維持を重視する方が多いです。これは「損失回避バイアス」によるものと考えられます。大きなデメリットとして企業の変革を妨げる一因になることもあります。
② 確証バイアス
自分の過去の経験を基に判断し、新しいアイデアや異なる意見を受け入れにくいことがあります。
進化心理学的視点
長年職場にいることで高い社会的順位を確立し、「グループ内での影響力」を保持することは、進化心理学的に見れば「生存戦略」の一つと考えられます。
これは霊長類の社会でも観察される現象であり、年長の個体が群れの中で指導的役割を果たすのと類似しています。
ストレスの観点
職場の雰囲気がお局さんの感情に左右されることがあるでしょう。これは「感情伝染」といいます。それらが人間関係に影響を及ぼすと、同僚のストレスレベルが上昇し、コルチゾール(ストレスホルモン)が増加する可能性があります。
3.お局さんの発生しやすい環境と対処法
これだけ「お局さん」がデメリットを多く持っているにも関わらず、何故どの時代になってもお局さんは衰退しずに発生し続けているのでしょうか。これはお局さんと言う人種が悪いのではなく、他にも要因はあるように思います。(以下chatGPTより引用)
発生しやすい環境とは
1. 組織構造とキャリアパスの影響
① 離職率が低く、長期勤続者が多い職場
• 終身雇用や年功序列が根強い企業では、長年勤務することで影響力を持つ人が現れやすい。
• 若手社員の流動性が低いと、新陳代謝が起こらず、お局さんの権力が固定化しやすい。
② 昇進機会が少なく、ポストが限られている
• 女性の管理職登用が少ない職場では、昇進の選択肢がないため、社内で「権威」を持つ手段として非公式な影響力を強める傾向がある。
• 特に中堅層の女性が役職に就けない場合、影響力を「人間関係の支配」に向けることがある。
③ 明確な評価基準がない職場
• 成果よりも「社内のルールや慣習を知っていること」が評価される環境では、経験の長い人物の発言力が強まる。
• 特に「暗黙の了解」が多い職場では、お局さんが「社内ルールの番人」になりやすい。
2. 職場文化と人間関係
④ 閉鎖的な職場環境(内向き志向が強い)
• 競争が少なく、「長くいることが正義」という文化があると、経験の長さが権力に直結する。
• 「昔ながらのやり方」に固執しやすく、新しい考えを排除する傾向が強まる。
⑤ 人間関係が固定化されている
• 小規模な組織や同じメンバーが長く働いている職場では、人間関係の変化が少なく、お局さんが「社内の秩序を守る存在」になりやすい。
• 派閥ができやすい環境では、お局さんが「ボス」として機能し、特定のグループを支配することもある。
⑥ コミュニケーションが非公式な形で行われる
• 正式な会議や報告よりも、「裏での話し合い」や「陰口・噂話」が重視される環境では、お局さんが情報操作を行いやすい。
• 公式な権力よりも「誰が情報を持っているか」が重要な職場では、お局さんの影響力が増す。
3. 社会的・心理的要因
⑦ 女性の多い職場(特に中堅層が多い場合)
• 男性よりも女性の方が職場内の「関係性」に敏感であり、人間関係をコントロールすることで影響力を持とうとすることがある。
• 保守的な職場では、年長の女性が「新しい価値観を持つ若手女性」に対して厳しくなることがある。
⑧ ストレスが多く、不満が蓄積しやすい職場
• 給与が低い、仕事のやりがいが少ない、労働環境が悪い職場では、不満を抱えた人が「職場内での力関係」を利用して発散しようとすることがある。
• 特に、**「自分は苦労したのだから、後輩も苦労すべき」**という心理(苦労の再生産)が働くことがある。
4. 企業の管理体制とリーダーシップ
⑨ 上司が現場を把握していない、マネジメントが機能していない
• 上司が「現場の人間関係に無関心」だったり、「長年いる社員に頼りすぎている」場合、お局さんが実質的な権力を握りやすい。
• 管理職が対立を避ける傾向があると、お局さんの横暴が放置されやすい。
⑩ ハラスメント対策が不十分
• パワハラ・モラハラが放置される職場では、お局さんが「支配的な振る舞い」をしても咎められにくい。
• 「長年貢献しているから」という理由で特定の社員が優遇される環境では、お局さんの立場が固定化される。
まとめ:お局さんが発生しやすい環境の特徴
✅ 長期勤続者が多い(若手の流動性が低い)
✅ 昇進機会が少なく、役職に就けない女性が多い
✅ 「社内ルールを知っていること」が権力につながる
✅ 小規模・閉鎖的な組織で、競争や新陳代謝が少ない
✅ 派閥ができやすく、人間関係が固定化されている
✅ 非公式なコミュニケーション(陰口・噂話)が重視される
✅ ストレスが多く、不満を抱える社員が多い
✅ 上司が現場を把握せず、マネジメントが機能していない
✅ ハラスメント対策が甘く、長年の社員が優遇される
このような環境では、お局さんが**「組織の暗黙のルールを管理する権力者」**になりやすく、影響力を行使することで自身の立場を守ろうとする傾向があります。
お局さん対策
1. 自分を守る対策(個人レベル)
① 感情的に対立しない(冷静な対応)
• お局さんの影響力は、「人間関係のコントロール」によって生まれることが多い。
• 感情的に反発すると、お局さんの立場を強めることになりかねないため、冷静な態度を心がける。
• 心理学的には、「無視」よりも「適度な距離感を保つ」ことが有効。
✅ ポイント:「必要以上に関わらないが、礼儀正しく接する」
② 「味方」を増やす(孤立しない)
• お局さんの影響力は「職場の人間関係を握っていること」にあるため、自分の信頼できる味方を増やすことが重要。
• 同僚や他部署の人と良好な関係を築き、「お局さんの影響力が及ばないネットワーク」を作る。
✅ ポイント:「社内の交友関係を広げ、情報の流れをお局さんだけに依存しない」
③ ルールや手順を明確にする(曖昧な指示に注意)
• お局さんは「暗黙のルール」や「職場の慣習」を利用して影響力を行使することが多い。
• 仕事の指示は口頭ではなく、メールや文書で確認することで、「言った・言わない」の問題を防ぐ。
✅ ポイント:「仕事のやり方や指示を、公式な方法で確認する」
④ 直接対決を避けつつ、意見を伝える
• お局さんに「反抗的な態度」を取ると、敵視されやすい。
• しかし、必要な場面では**「丁寧かつ毅然とした態度」で自分の意見を伝える**ことが重要。
• **「〇〇の方が効率的なので、こちらで進めますね」**のように、感情ではなく論理的に伝える。
✅ ポイント:「対立ではなく、客観的な説明を重視する」
2. 職場全体の対策(組織レベル)
⑤ 上司や管理職を巻き込む(相談の仕方を工夫)
• お局さんの影響が強い職場では、管理職が問題を見過ごしていることが多い。
• ただし、「お局さんの悪口」として伝えると、状況が悪化する可能性がある。
• 具体的な業務上の問題として報告するのが効果的。
✅ NG例:「お局さんが意地悪で困っています!」
✅ OK例:「〇〇さんのやり方と上司の指示が食い違い、業務が進めづらいです」
✅ ポイント:「個人的な対立ではなく、仕事の問題として相談する」
⑥ 明確な評価制度を導入する
• お局さんの影響力は、「経験の長さ」や「暗黙のルール」によるものが多いため、「仕事の成果」が評価される仕組みを作ることで、影響を弱めることができる。
• たとえば、**「仕事の貢献度を定量的に評価するシステム」**があると、「長くいる=権力がある」という状態を防げる。
✅ ポイント:「仕事の貢献度を客観的に評価する制度を整える」
⑦ ハラスメント防止策を強化する
• お局さんの行動がパワハラ・モラハラに該当する場合は、企業のハラスメント対策を活用することが有効。
• 企業に「相談窓口」がある場合、記録を残して相談する。
✅ ポイント:「パワハラやモラハラの記録を残し、正式な手続きを取る」
⑧ 新しい人材の採用や異動を促進する
• お局さんの影響が強い職場は、人の流動性が低いことが多い。
• 新しい人が増えることで、職場の雰囲気が変わり、お局さんの影響力が分散される。
✅ ポイント:「人事異動や新規採用で職場の新陳代謝を促す」
3. 最終手段:転職も視野に入れる
• どうしても状況が改善しない場合、**「環境を変える」**ことを検討するのも一つの選択肢。
• 長期的にストレスを受け続けると、精神的・肉体的な健康に悪影響を及ぼすため、無理に耐えるのではなく、転職も考える。
✅ ポイント:「精神的な健康を優先し、環境を変えることも選択肢に入れる」
まとめ:お局さん対策の戦略
✅ ① 感情的に対立せず、適度な距離を保つ
✅ ② 味方を増やし、人間関係を広げる
✅ ③ ルールや手順を明確にし、曖昧な指示を避ける
✅ ④ 必要な場面では、論理的かつ冷静に意見を伝える
✅ ⑤ 上司には「仕事の問題」として相談する
✅ ⑥ 会社全体で評価制度を見直す
✅ ⑦ ハラスメント対策を活用する
✅ ⑧ 人事異動や採用で職場の流動性を高める
✅ ⑨ どうしても改善しない場合は、転職も選択肢に入れる
お局さんとの関係は、**「正面から戦う」のではなく、「影響を最小限に抑えつつ、自分の立場を守る」**ことが重要です。
適切な戦略をとり、ストレスを減らしながら働きやすい環境を作ることを目指しましょう。
⒋まとめ
今日はお局さんについて調べていきました。平安時代から言葉の語源があったとは面白いですね。
皆さんの周りにいる「お局さん」はどのような人ですか?コメントでおしえてください。
周りにいるお局さんに困ったらこの記事を思い出してみて対策してみてください。笑
むむんぬ