毎日わんだらだら
みなさん聴きました?聴きました??
1ヶ月前に配信リリースされたこちら
「特者生存ワンダラダー!!」天音かなた
Lyrics&Music : 田淵智也
Arrangement : 佐高陵平
Guitar : 堀崎 翔 Bass : 田淵智也
Drums : 裕木レオン
ホロライブ所属のVTuber・天音かなたさん
初のオリジナル曲です。
私、VTuberさん関連は正直いってあまり詳しくないのですがこれはあまりにも好みドストライクな曲すぎてマジで毎日聴いています。
前述の通りコンテンツに関する知識が薄いためあくまでも楽曲そのものに対する感想になってしまうのですが、僭越ながら自分なりに感じたことをつらつらと書いてみようかなと思います。
1. ワンダラダーのここが好き
①アップテンポで明るくてポップ、
なのに泣けてくるエモエモなサビ
とにもかくにもこれに尽きる。メロディが良すぎる。明るいのに泣けるってどういう仕組みなんですか…教えて有識者…
②2番のハイスピードで駆け抜けるセリフパート
③サビの「かなたーん」コール
いや〜こういうのよく曲に取り入れますよね、田淵さんね。オタクの心理を知り尽くしている人が作る曲ほど恐ろしいものはないよ…どういうことすればオタクが喜ぶのか分かってるんだもん。
ちなみに2Aのセリフパートの一部は天音かなたさんご自身が作詞されたんだとか。(3:28:30〜)
まさか結婚報道より前に書いてたとは…!
ぶっ飛んだセリフパート楽しくて最高です。
④前向きなのに泣ける歌詞
歌詞がこれまた刺さるんですよね〜
"努力とは最後まで諦めないこと"
みなさん心にしっかりメモりましたか?
ちなみに私の個人的な推し歌詞はこちら。
弱点も平気 スイッチでランチャー!
弱点なんて吹き飛ばすぜ!!!!!!!
歌詞の音への乗り方も天下一品、さすが安心安全信頼の田淵智也。
⑤むにゃむにゃ好きは多分全員好き
別曲の名前出しちゃってアレですがこの曲、
「むにゃむにゃゲッチュー恋吹雪!」(知らない人は今すぐ検索してみよう)が好きな人にはかなりの高確率で刺さると思うのですがいかがでしょう?曲の雰囲気なんとなく似てません?
かくいう私も"自称365日むにゃむにゃゲッチューを聴いている人間"なので例に漏れず四方八方から性癖めった打ちにされ木っ端微塵の塵と化しました。
私の情緒が迷子になっているのがお分かりいただけただろうか。むにゃむにゃゲッチュー恋吹雪!好きは問答無用で全員聴くべし。
2. "特者生存ワンダラダー"ってなに?
さて前置きが長くなりましたがここからが本題。
最初にタイトルを見たときにおそらく多くの方が疑問に感じたことだと思うんですよ。
「特者生存ワンダラダー!!」とは一体どういう意味なのか?
元々存在する言葉ではないいわゆる「造語」ってやつですね。
「造語」といえば田淵さんのお家芸。
(ですよね、たぶち曲オタのみなさん?)
そしてそれがどういう意味を持つのか紐解いていくのも田淵曲の楽しみ方のひとつ。
(ですよね、たぶち曲オタのみなさん?)
というわけでちょっといろいろと調べてみました。
2-1. 「特者生存」とは
まずは前半の部分「特者生存」から。
適者生存(てきしゃせいぞん)
⇒生存競争で、環境に最も適したものが生き残ること。自然淘汰。適種生存。
(引用: https://kotobank.jp/)
おそらくこれが元の言葉だと思われます。
ストレートに受け取ると「特別な者が生き残る」ってことでしょうか。なんかそこだけ見ると結構シビアな印象強めになっちゃいますが、歌詞の内容や曲の雰囲気と合わせて考えてみても冷たい意味で使ってるわけではないんだろうなと思います。
あと調べてる中で気づいたんですが「適者」って言葉は存在するけど「特者」って言葉はどうやら存在しないようです。
…田淵智也さん、新しい言葉生み出しすぎじゃありません?そろそろ"田淵智也語辞典"みたいなの作れるんじゃないかなと最近本気で思い始めてます。
2-2. 「ワンダラダー!!」とは
次は後半のワンダラダーについて。
これまた造語感満載でオタク心が燃えてきちゃいますね笑
とりあえず英語でそれっぽい言葉を調べてみると
wonder : 驚くべきこと、奇跡
wanderer : 放浪者、旅人
radder : はしご、階段
うーむ。なんとなくニュアンスは伝わるような。
自分で道を探しながら一歩一歩階段を上っていって奇跡を起こす、みたいな感じかしら。
歌詞中でも
「前進上等!」
「海空創造」
「未開の天地 無限のフィールドで!」
というように新規開拓しながら挑戦していく様を随所で感じることができます。
また細かい話になりますが2番の歌詞で
タイトなロープもどんとこいでっせ
すなわち特者生存ワンダランダDAY
しがみつけ
とあるので個人的にはradderについては「階段」というよりかは
①縄梯子
②チャンス(蜘蛛の糸的な感じ?)
をイメージしています。
歌詞が全体的に「前進していくぜ!」というポジティブなものなので上に上っていくと考えるのが妥当だとは思うのですが、逆に「天使であるかなたんが天から降りてくる」という意味に捉えることも出来るかもですね。
いや〜タイトルだけでもいろいろな解釈をすることが出来て面白いなぁ。こういうこと考えてるとあっという間に時間が溶けていきます。
2-3. おまけの話
一通りタイトルの考察を終えたところでふとジャケ写を見てみると
wonder-la-der の表記が。
…………。
……………………。
la-der…だと…?
え、まさかのそこで区切るの?
なに、radderじゃなくてla-darなの!?(大混乱)
そんなはずはないと思いつつ一応念のため英語以外でも調べてみることに。
わたくし外国語知識はZEROなのですが雰囲気的にフランス語かなと思い検索ぽちぽち。
その結果
la : 英語でいうthe。
der : 不変を意味する「dernier」の略
⇒la der : 最後の〇〇
という意味になるらしい。
繋げると「最後の奇跡」…?
うーん、言葉としては成り立つけどそれが何を意味するのかがいまいち分からない。そもそもわざわざ英語とフランス語ごっちゃにするかといったらしない気がする…。
それに歌詞のわんだらだらコールの表記はwonder-la-der-laだし、意味より語感や見た目で区切った可能性の方が高い気がします。
フランス語はさすがに深読みしすぎだったかな笑
歌詞の真意は作詞者のみぞ知るですが、こういう造語とかって考察のしがいがあって本当に楽しいですよね〜
なにか違う考察がありましたらぜひコメントで教えてください!
ではでは。。
(🌸)
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