M-1グランプリ準決勝者決定!!(評価と決勝予想1~5組目まで)

先日M-1グランプリの準決勝進出者が発表されましたね。 今年は全体的に「堅い」印象が強い顔ぶれなのではないかと思います。というのも、今年は昨年に比べて準決勝初進出者が少なく、さらにトリオ以上の人数の組やユニットコンビなどが一組も進出しておりません。昨年の準決勝進出者も14組と、かなりの混戦になりそうです。しかし、逆に言えば今年初めて準決勝進出者となった6組のコンビたちは過去の決勝経験者や有名どころの実力者たちを蹴落としてきたわけですから、場をかき乱してくれるのではないでしょうか。

 

1.もも

ももは準決勝初進出のコンビです。準々決勝の常連で、お互いの容姿に対する偏見で掛け合い漫才を繰り広げる「〇〇顔」のフォーマットを駆使します。今年はその強力なフォーマットに強烈なワードセンスが上乗せされ、かなりの仕上がりと評判です。2019決勝でのミルクボーイのような大爆発を期待しています。                  期待度…★★★★★


2.真空ジェシカ

こちらも準決勝初進出のコンビ。独自性の強い世界観のコント漫才を繰り広げます。準々決勝で敗退した昨年同様、今年も1回戦から無類の強さを見せ、ついにここまでコマを進めました。決してハイテンポではないですが、ボケ・ツッコミ両方で笑いが取れるので、世界観がはまれば決勝進出も十分にあり得るでしょう。               期待度…★★★


3.モグライダー

準決勝は初進出のコンビ。ネタの設定の独創性が高く秀逸で、コント漫才としゃべくり漫才の両方とも得意とします。素でボケているような、天性のものを感じるボケと、鋭いながらも「楽しそう」と思わせるような現代的で高いセンスの光るツッコミ。ポテンシャルは非常に高そうなので、2人のコンディションが決勝進出のキーとなりそうです。    期待度…★★★


4.ダイタク

双子の漫才師。準決勝の経験があり、芸歴も十分。強みである息の合った「双子漫才」と、それを使いこなす巧さの光るコンビです。ポテンシャルの高さから双子漫才に「着せられている」感がなく、いわゆる「弱いネタ」もなさそうなのでまずここで下位になることはないでしょう。「会場にハマる」かどうかが決勝進出に関わりそうです。     期待度…★★ 


5.ヨネダ2000

昨年の1回戦敗退から大きく飛躍し結成二年目にして準決勝初進出。女性コンビでの進出は2017年以来4年ぶり。計り知れない実力を秘めていそうな正真正銘の「ダークホース」です。判断材料が少なく断言はできませんが、演じ切るタイプのコント漫才を得意としているようです。ここでの準決勝進出  は運営側からの期待も感じます。          期待度…★★★★



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