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「得意」の一言でVTuber法務チーム発足へ

武中裕貴弁護士

早稲田大学大学院法務研究科卒業。73期。2022年3月にモノリスへ入所。

VTuber法務チームとして、クリエイターやVTuber事務所をサポートしています。

年次・年齢・所属年数関係なし。やる気と適性次第で、新しい分野を開拓できる

私はVTuberが好きで、プライベートでよく動画を見たり情報収集したりしています。また、元々インターネットをよく使っていてスラングなどネット特有の文化に馴染みがあることから、ロースクール在籍時からずっと「弁護士になるならインターネットのような新しい分野の案件に携わりたい」と思い、新卒でIT系の事務所に就職しました。

モノリスは私が弁護士になって2箇所目の事務所ですが、以前所属していた事務所でも、VTuber案件を1、2件扱ったことがありました。個人的に関心のあるVTuber法務を自分の得意分野として伸ばしていきたいという思いもあったのですが、比較的小規模の事務所であり案件の幅が狭かったこと、また1年目の新人弁護士の意見が通りにくい環境だったことから、VTuber法務を事務所としての取扱分野にすることは難しいと感じていました。

そのような折、モノリスに所属している先輩弁護士から、モノリスではVTuber案件を多く扱っているということを聞き、また、その先輩はモノリスに入所して間もなく大型案件のマネジメントを任されたという実績があったことから、「自分の仕事ぶり次第では、モノリスでならVTuber法務を取扱分野にしてくれるかもしれない」と思い、モノリスへの転籍を決意しました。


先輩弁護士を含めたチーム制・分業制で、在籍1年目でも責任ある立場に。

モノリスに入所後、VTuber案件を任せていただけるまでは想像以上にスピーディーでした。2022年3月の入所後早々に、代表弁護士の河瀬から「VTuber法務チームを組もう」という話があり、同月にはVTuberチーム発足のプレスリリースを発出しました。相談も着々と増えてきており、最近ではクリエイターの方やゲーム配信者の利用率が高い通話アプリ”Discord”を所内に導入するなど、クライアントの心理的ハードルを極力下げるよう試行錯誤しています。

VTuberチームは、現在、河瀬を含めた4人体制となっています。私はその中で、クライアントの相談窓口や交渉案件を担当することが多いです。まず私が窓口としてお客様のお困りごとを聞き、内容に応じて訴訟担当や契約関連担当と協働する、という分業体制を取っています。今は、プレイヤーとして一つ一つ丁寧に取り組みつつ、いずれマネジメントする立場になるということも見据え、仕事の質を高めていけるよう邁進しています。

IT特化と言えど、その内容は様々。豊富な案件の中から自分の専門分野を見つけることができる

モノリスは、メンバーの人数に比例して案件数が多いです。案件の性質も、YouTuber・VTuber法務や薬機法チェック、企業法務、訴訟と幅広い案件に携わることができます。弁護士2、3人という規模の事務所では、どうしても一人あたりが抱える案件の量が限られてしまうので、質・量ともに豊富な案件を抱えているというところはモノリスの面白いところですね。特に新人弁護士にとっては、多くの案件を目にする機会がある方が良いのではないでしょうか。
また、モノリスの特徴の一つに、予防法務に力を入れているということも挙げられます。契約書や広告などを事前にチェックし、トラブルを未然に防ぐということですね。トラブルが起きた後に弁護士に相談する、マイナスをゼロにするという作業は、心身ともに負担が大きいものです。その点、予防法務は効果がすぐには見えづらいですが、結果的に紛争を回避できるという大きなメリットがあります。

モノリスの取扱分野に少しでも興味がある方であれば、活躍の余地は無限大

モノリスは、法律事務所の中でも、事務所の方針や「こういう案件を多く取り扱っています」というのを公表している事務所です。また、上述の通り年次にかかわらず手を挙げればやらせてくれるので、モノリスの取扱分野に関心がある方には自信を持っておすすめできます。私のように、メインでは専門性を磨きつつ、定期的に他の分野にも携わることで勘を鈍らせないようにする、といったことも可能です。我こそは、という気概のある方と一緒に仕事をできることを、心から楽しみにしています。


当事務所の求人情報

モノリス法律事務所は、弁護士(新卒・中途)の求人・事務所訪問受付を行っております。募集状況は時期によって異なりますので、募集要項ページを参照頂ければ幸いです。

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