画像生成AIのお絵かき帳を1年続ける

画像生成AIのお絵かき帳を1年続ける

○ 昨年の12月21日に、この「画像生成AIでお絵かき帳」を始めて1年が経った。こんなにも続くとは思っていなかったが、毎回いろいろな楽しみを発見して300回も続けることができた。絵画は好きだけど、絵を描く才能は全くないので、絵で創造力を発揮できる場があるとは考えたこともなかった。しかし、画像生成AIが出現したことによって、誰もがプロンプトだけで絵を描くことができる時代がやってきたのだ。それは、驚異的で好奇心と想像力に満ちあふれている。

○画像生成AIにもいろいろなものがあるが、無料で使える(有料版はお金がないので無理)画像生成AIの中ではLeonardo.Aiは簡単に使えて、しかも多機能であり高機能である。だから、このお絵かき帳のほとんどはLeonardo.Ai で描いている。Leonardo.Aiはゲームキャラクターを作ることに長けている画像生成AIであるが、絵画の創造力かなり高い。一年前に使い出したころから進化もしていて、現在はすばらしい画像を、簡単なプロンプトといくつかのFinetuned Modelとの組み合わせ、そしてPrompt Generationによる偶発的な画像の創出等と多様な画像を生成できるようになってきている。今後が更に楽しみである。

○残念なことに多機能な生成AIが有料化してきている(資本主義の世界では民主的な利用なんて夢の話し)ので、無料で使えるものはだんだん少なくなっていく。Leonardo.Ai も無料版がいつまで使えるかわからないが、ひとまずこのLeonardo.Ai と付き合っていきたい。

○生成AIは知識を教えてくれるだけではなく、人間の創造力を豊かにしてくれる。画像生成AIは創造性と常に絡み合い、人の感性を刺激していく。もちろん、テキスト型の生成AIもすばらしいけれど、創造力や想像力という分野では画像生成AIの方が上をいく。好奇心が刺激されて、新しいものを考えていく楽しみが画像生成AIによって膨らんでいくのがすごいことだと思う。これからは生成AIと人間は共存していくためにも、生成AIの動向に常に注視していきたい。

〇生成AI全般の進化はすさまじいものがあり、もうすぐ人類の知能を越えるものが出現するだろう。2年前のChatGPTの出現の頃は、そんなことが起こるのはまだまだ先のことと言われていたが、最近のOpenAIの動向などをみていると、来年ぐらいにはそれが可能な生成AIが出現するとの話しも語られている。もう生成AIの進化を誰も止めることはできない。できるとしたら、人類と生成AIが共存する社会を構築することである。それが失敗した時は、SF映画によく描かれているAIによる世界支配なんてものが現実に出現するのかもしれない。ロシアやイスラエルが自国の論理で戦争を続けていたり、トランプがアメリカファーストなどと言っている場合ではないのである。そんなことに拘っていたら人類はあきらかにAIに負けてしまうだろう。

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