Vのコラボ配信についての個人的な考え
Vtuberという存在が広まり、今や週末になると誰かしらのVtuberがコラボ配信をしていることが当たり前になった。
別段数多くのVを見ているという訳ではないので、推しがコラボ配信をするという事を切っ掛けに新たにVの存在を知ることも少なくない。
中でもMZM(MonsterZ MATE)のコラボ動画は、MZM2人の家に友人がフラッと来た位の感覚で始まるのが気に入ってる。
もちろん企画内容も面白く、2人だけでする雑談動画も面白い。
コラボというと形式も様々で、MZMのように動画だったり、事前告知での企画や配信中での突発コラボなど様々だ。
基本的には事前告知によるコラボ配信が多く、それを切っ掛けに新たにVを知ることもある。
コラボ配信というものについては基本的には良いものだと思っている。
一方で内容や形式については熟考する必要があるのではないか?というコラボ配信もあるにはある。
よく言われるのがYou TubeとSHOWROOMでは求められているものが違うということ。
You Tubeは配信者からリスナーへの"一方向性"の強いコンテンツ配信が多く、言ってしまえばテレビやニコニコ動画を見ている感覚に近い。
一方でSHOWROOMは配信者とリスナーとのやり取りが多い"双方向性"が強い配信が人気だ。
コラボ配信だと必然的に共演者とのやり取りが多くなり、リスナーとのやり取りは一気に減るため、通常配信より一方向性の強い内容になる。
リスナーのコメントは基本的にはガヤで、感覚としてはそれこそニコニコ動画のようなものに近い。
であれば、一方向性の強い企画の場合は基本的にはYou Tubeの方が向いている。
しかし、コラボ配信でもリスナーを巻き込めるような企画内容であれば、多少一方向性が強くなってもSHOWROOMで配信する価値は十分あるように思う。
かなり前にSHOWROOMであるコラボ配信を見ていると、あるリスナーが「疎外感を感じる…」といった感じのコメント打っているのを見たことがある。
実際、そのコラボ配信では共演者同士とだけで盛り上がり、コメントが拾われる頻度がかなり少なく感じた。
それこそYou Tubeの動画を見ているような感覚だ。
その配信者は「そんなことないよ」とやんわりと否定はしていたが、自分にはそのリスナーが少々不憫に見えた…。
自分は元々多くコメントをする方ではないが、普段コメントをするルームでもコラボ配信の時はコメントを打つ頻度は自覚する程度にはガクッと下がる。
見ている分には楽しいのだが、自分一人程度であればコメントをする必要性は薄いように思えるからだ。
You Tubeの場合はコメントの流れが早い配信が多いため、コメントは基本拾われない、拾われればラッキーという空気が常識のものとなっている。
この空気感がSHOWROOMでもコラボ配信の時は特に強くなる。
であればコメントをするよりも、その配信内容を眺めるだけで良いと思ってしまうのだ。
「要はかまって欲しいだけだろ」と思われるだろうが、実際そうだ、否定はしない。
というかコメントをするリスナーの殆どは拾って欲しいと思っているだろう。
でなければ、それこそコメントの出来ないアーカイブや動画、配信ROM勢で満足するタイプの者だろう。
勘違いして欲しくないが、コラボそのものについては否定はしていない。
ただし、内容についてはプラットフォーム毎に何が求められているのか?
これを熟考する必要はあると思っている。
ここまで長々と書いたが、誰が悪いとかそういうものでは無いと念の為書いておく。
上で自分はあまりコメントを打たない方と書いたが、「いや、いうてお前大分コメ打ってるだろ」と思う者も居るかもしれない。
その場合、余程そのルームが気に入ってると思ってくれ。