楽しかった記憶も曖昧なほど忘れてしまった
私が人生で1番輝いていた時期。
私が人生で1番楽しかった時期。
すべて忘れてしまうのか。
書き記さなければと必死になった時期があった。
でも、虚しくなって消してしまう。
それは私の記憶だろうか。
葛藤している。
私が1番楽しかったのはあの頃だ。
もう朧気な記憶。
好きな人がいて、好きな居場所があった。
変わり者な私でもいいんだと思えた場所だった。
1年で失った居場所。
壊れかけだった私は壊れた。
常に誰かを探した。
誰でも誰にもなれなかった。
今も残された欠片はある。
でも、彼が居ない。
1番輝いていたのはあの頃。
好きな曲を聞いて好きなライブに行った。
好きな人に会うためにバイトをした。
友人だった人に裏切られた。
握手会は幸せだった。
まっすぐだった。
学生だったが学生だった記憶は殆どない。
歪んで歪で、19歳で死ぬと本気で思ってた。
私の記憶は曖昧だ。
私を貫いた記憶の周りが朧気になって。
病的なものも相まって良くない。
しっかり覚えていたいが精神が耐えられない、そんな病気なんだと思う。