#33 インプットの2層構造を考え始めてから、想いを自分の言葉で表現できるようになった。
「あなたは、あなたの言葉で話している感じがしない。」就職活動の時にある面接官の方から言われた衝撃の言葉。
嘘もついてないし、ありのままで話しているつもりだった。
頭に浮かんだことをそのまま口にしていたので、嘘もついていないし、悪気もなかった。でも全く想いは伝わっていなかった。
なぜそんなことになっていたのか。
本や、人の話や、周りからの声を鵜呑みにしてそれが当たり前、それが正解。そう思い込んでいた自分がいたことが原因だった。
つまり、周りからのインプットがすべて、「これはいいものだー!正解だー!」とどんどん情報が自分の中に溜まっていった結果、自分にしか話さない言葉が消えていっていたのである。
吸収と解釈の二層で情報を処理する
自分の言葉がなくなっていたのは、全ての情報をそのままそっくり流し込んでいたから。
とはいえ、情報を吸収することに歯止めはかけたくなかった。その葛藤の中で、二層構造に行き着いた。
第一層:吸収
周囲から入ってする情報は基本的には否定せずに一旦取り入れる。そこに解釈や、偏見はなるべく入らないように意識する。
第二層:解釈
入ってきた情報を全て自分の奥まで入れることをやめた。その情報が自分にとってどんな意味があるのか、入れたくない情報なら何で入れたくないのか。
そこに自分の解釈を加えて、情報を精査する。
これが意識できるようになってから、格段に自分の言葉に意味を持たせることができ始めて、人に伝える時にも想いをのせることができるようになった。
まだまだ道の途中だからこそ、自分の言葉で伝えることにこだわりたい。
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