涙の量は決まってる?
私は幼い頃からかなりの泣き虫だ。
だだ転んだだけで泣き、
授業中に先生に当てられて答えられなくて泣き。
時にはテストで思ったより良い点が取れなくて泣いた。
今では人前で泣くことはほぼ無くなったけど、
涙腺はゆるゆるな方だと思う。
特に私は人の涙にすごく弱い。
例えば、ドラマを見ていて登場人物が泣いているシーンの時はだいたい私も泣いている。
友達と話していて友達の目が潤んでいるのを見ると、なぜか私のが先に涙を流している。失恋した友達が涙ながらに話してくれた時も、なぜか私の方が泣いていて、励ます側であるはずが、一緒に泣いていた。彼女は笑ってくれたけど、変な空間を作ってしまったなとあとで反省した。
共感性が高いのか、なんなのか。
その彼女になりきると言うよりかは、その彼女たちの気持ちを想像して泣く、という感じだ。上手く言えない。
私自身、これが悪いこと?直したいこと?とは思ってはいないが、すごく不思議だなと思う。
泣きすぎでは!?って。
もし人間の涙の量が決まっているのなら、誰よりも早く涙が枯れて早死にする自信がある。
昔から泣き虫なため、なんで自分はこんなに涙がたくさん出るんだろうと考えたこともあった。
それは悲しい涙も、嬉しい涙も含めてだ。
でも、泣くことはストレス発散になるとも聞いたことがある。
確かに、辛い時泣いた後はスッキリしていることも多い気がする。
それに、映画やドラマを見て、感動的なシーンを観て泣くのは分かる。物語をはじまりから見てきて、登場人物たちの気持ちにずっと寄り添ってきて、彼らに起こる嬉しいことや辛いことに共感するのは当たり前だ。
ただ私、予告でも泣いてしまうことがある。
数分間の予告で、物語の続きを想像したり、登場人物たちの気持ちを深く想像したりして。
バラエティやドキュメンタリーでも同じである。
特に泣けるシーンでなくても泣いている。
自分でもよく分からないくらい涙が出てくるから、
不思議だなあと思いながら生きてきた。
だから映画やドラマはなるべく1人で観たいとも思ってしまう。その方が躊躇いなく泣けるし、どっぷりその世界に浸かれるから。そして、私はあの時間が意外と好きだ。
この話には特に結論もなにもない。
ただ、いつの日が考えた不思議なことを書いてみた。
日々、色々思うことはあるけど、
ただ結論が出ないことを悶々と考えるのも嫌いではない、むしろ好きだ。
現実では誰にも共有したことのない私の頭の中だけの話。
これからこういうのも書いていこうと思う。