2020/09/13 カネコアヤノ@大阪城音楽堂
大阪城音楽堂でのライブに行ってきた。
コロナ渦で様々なライブが中止になる中、会場が野外のため実現できたことを本当に嬉しく思う。
今年は各地でフェスも中止になる中、自然と音楽が一体になっている様を肌で感じ取ることができた。コロナ対策のため観客は全員着席せざるを得なかったが、それが不思議と会場の一体感を生んでいる感じもした。オールスタンディングの会場だとこうはならなかったかもしれない。
広いステージの上を目一杯使うわけでもなく、あくまでバンドメンバー4人が最適な距離感を取って演奏しているのがとても印象的だった。
カネコアヤノのMCなしのパフォーマンスはいつも通り力強さと儚さを携えていたが、一際目立ったのはギターの林宏敏のパフォーマンスだったと思う。
1つの曲の中でも複数の音色を使い分け、スライドバーを使用したボトルネック奏法も時折使いながら、音色にメリハリをつけていた。曲中の音の切り替えもすごく自然で、カネコアヤノ率いるこのバンドがとても成熟している状態にあるということを改めて感じた。
17:00に開演し会場も徐々に夜に向かっていく中、バンドは光に照らされてステージに映えていく。ライブ中何度も「この時間がずっと続いてくれたらいいのに」と思っていたけども、最後はカネコアヤノの明るい声と共に終わってしまった。
演奏曲一覧
1. 爛漫
2. カウボーイ
3. かみつきたい
4. 天使とスーパーカー
5. 布と皮膚
6. 星占いと朝
7. エメラルド
8. セゾン
9. 光の方へ
10. 花ひらくまで
11. ごあいさつ
12. 朝になって夢から覚めて
13. 明け方
14. 序章
15. りぼんの手ほどき
16. 車窓より
17. 祝日
18. Home Alone
19. 新曲?
20. さよーならあなた
21. ぼくら花束みたいに寄り添って
22. 恋しい日々
23. 愛のままを
24. アーケード