Salada・de・taupe
日曜朝の塩屋散歩で会ったのは昔ながらの昭和喫茶。店内にはオードリー・ヘプバーンのポスターが飾ってあって「雨に唄えば」が流れていた。
朝のお店には常連さん達が集まっていてそれぞれの休日の合間にここでの会話を楽しんでいた。
1人の常連さんの鹿児島土産のお菓子を私も頂いた。
頂いたお菓子を食べながら私も会話に参加させてもらった。
マスター「なんで塩屋に来たの?」
私「散歩です」
マスター「そうなんだ」
この何でもないやり取りが記憶に残っていて、会話それ自体の目的のなさがとても心地よかった。
私「塩屋は若い方が集まってリノベーションをしたりしていて、活発なイメージがあります。」
マスター「そうだね。ただここは年寄りが元気だよ。この(隣の席の)爺さんも死にかけだけどまだ働いている。」
マスターも60〜70代に見えるけどもお店は毎日やっているそう。
塩屋は坂の多い街。整理されていないような変な道もたくさんある。
ほとんどが住宅の街でとても静かな時間が流れているけど、視界にリノベーションされて作られた喫茶店が突然出てきたりもする。
妙に生活感が見えづらい雰囲気の街だけど、都会にはない懐かしい静かな時間が流れていた。
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みなと元町とアイラーセン
やわらかな神戸生活日記