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【2022年新年号】月刊ものづくり新聞

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

作り手が真ん中にいる自社ブランド『ヤマチク』  働く人の価値を最大化するためにひた走る

新年第1号の記事は、熊本県南関町の株式会社ヤマチク、山﨑彰悟(やまさき しょうご)さんと松原歩(まつばらあゆみ)さんにお話をお伺いしました。竹の箸にこだわり、社員を巻き込みながら自社ブランドを立ち上げたストーリーです。

本記事公開時点(1月1日)、ものづくり新聞では新年プレゼント企画として、アンケートにご回答いただきました方から抽選で3名様にこのストーリーの『ヤマチク』さんの竹箸『okaeri』をプレゼントいたします。ぜひご回答ください。アンケートはこちらです。

2021年12月掲載記事

外に対してオープンになることで道は拓かれた 乗富鉄工所が手掛けるノリノリプロジェクトヒストリー

福岡県柳川市の株式会社乗富鉄工所の乘冨賢蔵(のりどみ けんぞう)さんにお話をお伺いしました。河川の水門をメインに水利施設機械を製造する会社ですが、「ノリノリプロジェクト」というプロジェクト名でB2C向けの商品開発にも取り組んでいます。この記事は乘冨さんがこれまでご苦労を重ねてこられた一大ストーリーとなっています。

このプロジェクトは自社の社員だけではなく、福岡大学商学部の方々やデザイナーなどの方々もチームとして参画しています。このチーム合宿の様子を編集部メンバーが潜入取材していますので、こちらの記事もご覧ください。

ものづくり新聞 B2C特集企画

ものづくり新聞は「B2C企画」と題して、中小製造業の方々を対象に、B2Cに挑戦する方々のリアルな課題や想い、成功例・失敗例などを取材しています。

すでに20社の取材を終了し、2021年12月から順次記事を掲載してきました。12月は3件の記事を公開しています。

ハタノ製作所 波田野哲二さん

溶接茶筒『SUS 50A(サスゴジュウエー)』

有限会社大竹製作所 中川周三さん

カマキリピンセット

有限会社小沢製作所 小沢達史さん

アウトドアブランド『OZOPS(オズオプス)』:アルミ製の箱型の飯ごう用ストーブ

ビジョン、ミッション、バリューについて

ものづくり新聞が各社を取材すると、町工場のみなさんがそれぞれ企業理念、基本理念、ビジョン、ミッション、などについてまとめているというお話をお聞きするようになりました。これからビジョンを作ってみよう、という方々のために、「町工場のビジョン、ミッション、バリュー」をまとめてみました。

この記事は随時更新しますので、「我こそは、ここに掲載してほしい!」という町工場・中小ものづくり企業の方々がおられましたら編集部までご一報ください。

そうして、まとめているうちに、私たちものづくり新聞自身についてもビジョン・ミッション・バリューをまとめてはどうだろうか、という話になりました。3ヶ月の議論を経て、私たちのビジョン・ミッション・バリューをまとめましたので、ご覧ください。どのように議論したかの過程もまとめていますので、これからご検討される方のご参考としてもご覧いただけます。

ビジョン(目指すべき世界)

あらゆる人が ものづくりを通して 好奇心と喜びでワクワクし続ける社会の実現

ミッション(進むべき方向性)

ものづくりの現場とつながり、それぞれの人の想いを世界に発信することで共感し、新たな価値を生み出すきっかけをつくりだす

バリュー(提供価値)

・ものづくりの現場を担う一人ひとりにフォーカスし、それぞれの人たちと向き合いながら深く丁寧な取材を行い、取材される側が伝えたいことを聞き取っていく
・自分ごととして課題を捉え、それぞれの人の想いを代弁する言語化を行う
・受信した人たちが次のアクションを行動に移すような発信を行う

このものづくり新聞「ビジョン、ミッション、バリュー」に沿って、本年も積極的に取材活動を進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

ものづくり新聞 編集長 伊藤宗寿