見出し画像

Algorithms Fairness

どうも。早起きして読書して1人で勝利を味わっている物井です。
自分で自分を褒めるって大事です。そこに自惚れがなければどんどん褒めるべきですよね。

さて、今回は読書していた本のアウトプットとしてnote書きます。

『Algorithm Fairness』という尾原和啓さんの本を読みました。

GAFAや中国のBATHなど情報やネットワークヲタ駆使しプラットフォームを構築する強大な民間企業が世界を股にかけて成長しています。

個人情報という栄養でどんどん成長する企業は、私たちに自由と選択肢を提供してくれています。
例えば、Appleは私たちの生活をより創造的にデザインに溢れたものにしてくれています。Facebookは世界中の人と知り合え、世界中で仕事ができるという選択肢を私たちに提供しました。

しかし一方で、そのような自由・情報に恵まれず下に落ちていくしかない人達も発生しています。
ネット空間での貧困者が出ているのです。Googleの検索で上位に出てこなければ、当然人の目には付かないので、衰退の一途を辿ることになります。

自由と選択肢を提供した一方で、その力が大きすぎたが故の敗者も誕生してしまったのです。

ここでfairnessを如何に捉えるかが大事になります。
みんなに同じ分だけが分配されることなのか?頑張った人に頑張った分だけ行くことなのか?
など公平の捉え方は多岐にわたり、それらを簡単に白黒つけることは出来ません。

でも間違いなく言えることはfairnessに対しての納得感だと思います。この背景があってなら仕方ないや、この根拠に基づいてのなら納得できるといった、意思決定の充実度が大切なのでしょう。←この部分は僕の見解です。

その納得感を持つために、Algorithm(簡単に言ったら、優劣を決める為の定式化した手順)が大切になります。
Algorithmは自由と豊かさを得るための選択肢を提示してくれるからです。
個人個人に即した適当な情報や少しハードルの高い、つまり成長に繋がるような情報であったり機会を促してくれるのです。
Algorithmによって、私たちは選択肢に納得感も持てるし、強大な企業や国家に対しての監視や意見も言えるようになるのです。

では最後に、度々、登場する自由とは何か?
これは僕の考えですが、自由ってのはもう既に完璧に決まっていて本人次第で、開放的になれるものだと思います。
縛りなんて本当はなくて、そこにあるのは自由だと思います。
それに対してどっちに帰属するかで、その人にとっての自由が決まるのでしょう。自らを由しとする、自分で定義して、行動していくことに自由があるのでしょう。

#贈与と交換は多様性を内包する
#遠くへ行きたいならみんなで行くべき
#決めつけはその先の選択肢を狭める
#Algorithmfairness
#アルゴリズムフェアネス