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著者:喜多嶋隆 「潮風テーブル」

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著者:喜多嶋隆 「潮風テーブル」

Amazonへレビュー書いても、アップされない
???どうなっとんねん
って感じでいじいじしてました。
今回の小説は有隣堂さんで買ったから?
Amazonレビュー受け付けないのかと想い
Amazonでも購入しましたけど?
ちょっと残念だから、
noteに感想書いておきます。

感想

今Melody Fairを聴きながら
感想を書いています。
目を閉じると海果と愛の笑い声が、
聞こえてくるような気がします。

この小説は1本の
Commercial Filmのようであり
Long Movieのようでもあります。
カメラワークを多彩に切り替え、
読者を小説の中へ引きこむマジックを使う、
著者、喜多嶋ディレクターが生み出す
多彩な映像やセリフ、
そしてコピーライティング。
それらが重なりあった
素朴な料理の様でもあり、
不思議なカクテルのようでもある小説です。

飽食の時代に、読者自身が自分を振り返り、
警鐘に気づくような作品になっています。
※気づけない人もいますけど・・
 個人差ですから・・
私は本書を読み進めるにあたって、
5回泣きました。
何処で泣いたか?、
この本を手に取った皆さんと同じか否かは
わかりませんが、
何気ない平凡さ、
その平凡を手に入れる事ですら必死に生きて、
やっと手入れる幸、
そんな、幸せを感じられるような作品に仕上がっています。
ただ、読者の心を少しだけえぐり取る結果になるかもしれません。
私はこれで、泣いてしまったのですけどね。

さて、潮風シリーズの根底にあるのは、
貧困と富裕のギャップ。
日本でもそれは必ず存在しているという事。
富裕層はそれを理解する事。
貧困層と書くのははばかられますが、
貧困層は前を向いて生きている限り、
困った時には必ず助けてくれる人がいるということ。
助けてもらう事は恥ではなく、
前を向いて一生懸命に生きている限り、
それは美しく、
そして必ず幸せになれるという事。
だから、何事もあきらめてほしくないという
メッセージも込められています。

全シリーズに、
「一生懸命前を向いて生きる」
そんな思いが込められていています。
それを登場人物の生き様に置き換えて、
ストーリーを組み立て、
読者を感動の涙に誘う小説です。
今回の「潮風テーブル」もまんまと
著者:喜多嶋隆にしてやられた感が
否めません。

それは、のめり込めばのめり込むほど、
いつしか登場人物が乗り移ったかのように、
小説の中で起きる出来事を、
疑似体験している感覚に襲われます。
だからこぞ、プっと笑ったり、
涙がこぼれたりするのですよね。

先にも書きましたけど、
私も物語りを読み進めるうちに
5回は泣いてしまいました。
なので絶対に電車や会社で
読まないほうが良いです。
ご自宅でリラックスしながら、
喜多嶋ワールドを堪能してください。
そして、登場人物と一緒に、
物語りを楽しんでほしいと思います。

この感想を読む皆様に、
もっともっと物語りを楽しんでほしいので、
ネタバレは、もう少し経ってから公開する事にします。

余談ですが、
私の仲間達で以前、
国際NGOチャイルドスポンサーシップや
足長育英会に寄付をしていた事もありました。
今回の慎のCMや、
ドキュメンタリーが本当に実現すればよいと
個人的には思いました。
あ・・これはネタばれですね。(笑)

おわり

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
皆様に感謝いたします。


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