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七徳を忘れ五徳の内二つも失った

鳥山石燕の百器徒然袋に『五徳猫』という妖怪が載っています。
そこには『七とくの舞をふたつわすれて五徳の官者と言ひしためしもあればこの猫もいかなることをか忘れけんと夢の中におもひぬ』と詞書がされ、頭に五徳(鍋などの下に置く台)を頭に載せ、火吹き棒を吹く尻尾が分かれた猫の妖怪が描かれています。
今回はその五徳猫を自分風にデザインして、あみぐるみにしました。

原典を再現しながら、かわいくアレンジできたと思います。
妖怪のあみぐるみは編みたいなと思っていたのですが、なかなか編むデザインなどが決めきれず作っていないままでした。(カッパは一応作りましたが)
しかし、2月22日は猫の日ということで、それに向けて作ってみよう!と思い製作。見事間に合いませんでした。
でもせっかくなので完成させて、販売もしたいなって思いまして、妖怪も好きだし、猫のバリエーションも増やしたいし、ということで五徳猫です。

ちなみにこの猫、4本足歩行形態にもできます。

五徳猫、トランスフォーム!

単に頭を上に向けただけですが、しっぽと頭が縫い付けてあるので、ある程度は上に向けたまま保持できます。
いかがでしょうか?この化け猫が気になった方は以下のリンクから販売ページに飛び、詳細を見ることができます。

是非とも見ていただけたらうれしいです。
よろしくお願いします!!

他にもあみぐるみを多数載せているので、良かったらこちらもどうぞ。


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