「ビールは世界を救う」 のか
ビール、大好きなんですよね。
お酒全般まあまあ好きですがビールは特別大好きで、大学時代から「ビールは世界を救う」というキャッチフレーズを心に持って生きているわけです。
本当に「ビールは世界を救う」のかと問われれば、正直ビールにこんな重責を背負わせるのは酷だなあ、かわいそうだなあとは思いますが、、人間何かとモノにあやかる生き物なので、今の世の中が落ち着いたときもしかしたらビールに救われたと感謝している人もいるかもしれませんね。
まあそんなこんなで外飲みがなかなかできずお家でしっぽりと(がぶがぶと)ビールを飲む私ですが、どこかで見たことのあるパッケージのビールを発見したので紹介しておきます。
成城石井とか、ちょっとこだわってる酒屋さんとかって珍しいビール置いてますよね。海外、日本に関わらず初めて見たビールはなるべく買うようにしているんです。
有名なアウトドアブランドであるpatagoniaが出しているLong Rootというビール。アウトドア系アパレルの印象が強いブランドですが「食」の分野にも着手してるんですね。
こういう分野違いのブランドが出してるモノ、結構好きなんですよね。例えばインテリアブランドが作る家電とか、馬具メーカーが作るベルトとか(マイナーすぎ)。もともとその分野でやってるブランドじゃないだけあって視点の違った目から鱗商品があったりして面白くて。
patagoniaはパタゴニア プロビジョンズとして食品も結構売り出しているみたいですね。
食品を作るにあたって「地球を救う農業、世界を変える食」をテーマに掲げていて、ビールに関してはカーンザと呼ばれる土を再生する革新的な多年生穀物を使用して作っているらしい。つまりパタゴニアのビールが飲まれれば飲まれるほど原料のカーンザを育てる畑が増え、地球上の土がどんどん再生していくと。
まさに「ビールは世界を救う」でした。
これ仕事でどうしても外に出なきゃいけない機会があって、帰りに酒屋でたまたま見つけたのですが、買った時はパケ買い(ジャケ買い的な)のつもりでしたがバックグラウンドを調べれば調べるほどドンピシャの商品でした。
テンションあがりすぎてこの記事を書き始めたわけですが、もはやパタゴニア プロビジョンズさんで働きたいです。
パタゴニアのビールはPALE ALE(ペールエール)とWIT (ウィット)の2種類。こちらのペールエールはさっぱりめのお味で結構がぶがぶ飲めちゃう印象でした。Webサイトでも紹介されてましたが、パッケージも含めキャンプに持って行ったらテンション上がりそうです。BBQにペールエール、よだれが出ます。
こちらがウィット。ペールエールに比べて酵母の甘みが出ており、よくフルーティで飲みやすいと言われるタイプの味です。どちらも比較的さっぱりめな味なのであまり好き嫌いが分かれにくい商品になっているんじゃないでしょうか。
個人的には黒ビールなんかもラインナップしてもらえるとバリエーションという意味でもさらに購買意欲あがるなあなんて感じました。
結構ビールってパッケージがビールですよ感が全面に出てるものが多くて、まあそれはそれで大好きなわけですが、このビールは缶のパッケージも商品としてのデザインが効いてて気分よく飲めました。ちょっと風変わりなビールを飲みたいけどそこまで味の冒険はしたくないみたいな人にはオススメなんじゃないかと思います。
なんでそこまでビール好きになったのか考えてみましたが全く分かりませんでした。
好きなものとその理由をサクサク喋れる人ってすごく尊敬します。
ただ、理由すら思い浮かばないのにとにかく好きってのも良くないですか?
それではまた。
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