No1-株式会社リゲッタ
一緒に作りたいプロダクト
新しいウォークギア(ウォーキングシューズ)
どんな会社ですか?
当社では、「楽しく歩く人をふやす」をコンセプトに自社開発したコンフォートシューズ・サンダルを製造および販売しています。コンフォートシューズとは、〝足の健康〟を考え て設計される、〝快適な履き心地〟を重視した靴のこと。その機能性に、遊び心を交えた唯 一無二のデザインを加えてカタチにしたのが、『Re:getA(リゲッタ)』や『RegettaCanoe (リゲッタカヌー)』をはじめとする〝リゲッタシリーズ〟です。
大阪生野区で誕生した当社の商品は、直営店である大阪市内の3店舗・東京自由が丘の1 店舗のほか、日本各地のパートナーショップや複数のECサイトからご購入いただけます。そして国内だけでなく、中国・香港・台湾・タイ・シンガポール・ドバイといった海外にも店舗展開しています。さらに近年では、当社の技術を生かして開発したインソールやルーム シューズの製造・販売も行っております。
特長!
当社の強みと言えば、「0(ゼロ)を1(イチ)にできること」でしょうか。製造業では 多くの場合、〝発注者から設計図面をもらってつくる〟という事業を主体としています。そして、製造するのは〝完成した商品の一部分〟であることが多いです。つまり、「これは自分たちがつくった商品です」というアピールを、エンドユーザーに向けて発信する機会がほとんどないんです。‥‥ですが、うちの場合は小規模ながらもサプライチェーンを確立している ので、商品の企画・製造・販売をすべて自分たちで完結することができます。
当社がまだ直営店やECショップを展開していなかった時代は、自分たちで靴やサンダルを デザインしても、メーカーさんや問屋さんの審査を通らなければ商品化できませんでした。 自分たちが考えた商品を展示会に出して、問屋さんが「これ、いいね」となってバイヤーさ んに注文してくれて、やっと製品化して市場に並ぶ‥‥という流れでしたから。でも現在は、 自社ブランドの商品を自ら製造・販売できているので、「リゲッタのこのモデルは私がデザインしたんです!」であったり「このリゲッタの靴底はうちの工場で貼り付けてるんです!」といった具合に、社内のスタッフも外注の職人さんたちも胸を張って言えるようになりました。この〝自分たちの売りたいものを、自分たちでつくって売れる〟という環境は、 ものづくりをしている人にとって思わずよだれが出るんじゃないかと(笑)。‥‥もちろ ん、自分たちのブランド価値をしっかりと理解して、消費者が求めている商品をカタチにす ることが前提となりますが、やっぱり「ゼロからイチができる」というのは当社の大きな強みになっていると思います。
持っている技術・強み
1:靴の企画・製造・販売を一貫して行うことができる
2:取り扱いの店舗(10店舗)が多く、一定の認知を拡大することができる
3:地域内の約200人の職人のスキル、技術を把握しており、協力してもらうことができる
苦手なこと
1:生産工程の90%以上を外注で委託している
2:生産において技術革新、技術向上が起こりにくい
3:靴のデザイン、表現の仕方の幅が狭くなってしまっている
こうばの様子
今回のプロジェクトでやりたいこと
当社はそんな〝自由なアイデアを生かせるものづくり集団〟ではありますが、今の僕の悩みごとといえば「発想が凝り固まっている」と感じてしまう点です。僕はもう、靴をつくって30年になります。そうなると、つくるものの形が決まってきているというか、うちのデザ インチームのメンバーにも「このデザイン、社長らしいですね」なんて言われてしまって‥‥。この〝らしい〟っていう部分が、まさに〝凝り〟なんだと思うんです。そして、僕と同じ道を歩んでいる当社のメンバーも、僕の感性から抜け出せていないアイデアが生まれやすいと思うんです。‥‥僕を見て育ってきたんで、それは当然のことかも知れないですが (笑)。今回のプロジェクトにご参加いただく企業様やクリエイターの方々には、そんな僕たちの凝り固まった頭の中を、ほぐすか壊すかしてほしいと思っています。
当社ではこれまで、〝地続きであること〟を事業の軸としてきました。創業当時から扱っ てきたのがサンダルや靴だったのと同時に、生野区の職人さんたちに仕事を依頼できるよう にするのも僕たちの会社の役割だと思っていたので、常に〝地続き〟であることを大事にし た商品開発や事業展開を行っています。そんな想いや会社のプロセスも捉えていただきつつ、僕たちを刺激する新規事業のアイデアを考えてもらえるとうれしいです。
ちなみに当社は今後、〝海外で人気のある会社〟になっていきたいと考えています。現在も海外店舗を展開していますが、やっぱりまだまだ上を目指していきたい‥‥。海外の方たちに、「日本の履物といえばリゲッタだよね」って言ってもらえるような、そんなブランドにいつの日かなれたらなぁと思っています。もしかすると、今回のプロジェクトがその足がかりになるかも知れないですね(笑)。そんな面白い新規事業のアイデア、お待ちしております!
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