美味しいランチタイムを!
タイトルは、担当番組のエンディングで放つお別れの言葉である。「美味しいランチ」なら解るけれど、「美味しい時間」ってどう言う事?時間が美味しいの?と、首を傾げるリスナーさんも少なからず存在するに違いない。
一般的なラジオ番組で、良く耳にするお別れの言葉は「素敵な午後をお過ごしください」「素敵な一日を」「素敵な週末を」「素敵な日曜日を」などである。でも、
「素敵」って、何?
「素敵な一日」ってどんな日?
私は人生の中で「素敵な日だった」と感じた事は、1度もない。「良い日だった」と感じた記憶さえも曖昧である。自分が感じた事もないのに、人に「素敵な日を」と言えるはずもない。
では「楽しい午後を」はどうだろう?
働いている人々にとって、楽しい午後になるかどうかは解らない。受験生にとっては楽しくない午後かもしれない。何より、私に「楽しい午後」などあっただろうか?自分自身が楽しくも何ともないのに、人に「楽しんで」と言えるはずがない。
いっそ、何も言わない方が良い。
「また来週」で良いじゃないか。
そうも思ったが、ふと閃いた。
食事は世界共通だ。あらゆる生物にとって食事は大切である。ならば、せめて美味しいと感じてランチタイムを過ごして欲しい。自分も美味しさを感じたい。たった1人で頂くカボス蕎麦も、おにぎり片手に編集作業していても、ほんの一瞬で良いから「美味しい」と感じたい。
そう思ったら「美味しいランチタイムを!」になった。
さて、
実は今、BIGなプロジェクトが進行中である。これが決定したら、私のパーソナリティ人生から「引退」の文字が消えてしまいそう。関わる全ての人々に感謝。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?