「渋谷の星」放送後記 #106
古い建物は取り壊され、
新しいビルに生まれ変わる。
街は生き続ける。
景色は変貌しても、
人は繋がって行く。
人と人を結ぼうとする人がいる。
11月5日・12日の「渋谷の星」(87.6MHz 渋谷のラジオ)は、地域共生サポートセンター<結・しぶや>特集だった。結と書いて「ゆい」と読む。地域共生社会を目指し、街の課題を解決するため地域団体同士を結ぶ場所、それが<結・しぶや>である。
区報の特集面はこちら↓
☆2024年11月5日(火)OA「渋谷の星」
オープニングは「お詫び」からスタートだった。前週、あれだけ俳句特集をお送りして、区報の「くみんの俳句コーナー」を宣伝させて頂いたのに、いきなり「掲載休止」に・・・。理由は大人の事情で公に出来なかったが、休止を知ったのは特集終了後だった。早く言ってよぉー!と心の中で叫んでいた。
俳句特集の放送はこちら↓(全楽曲カット済)
そしてエンディングは、是が非でも3分残したかった。どうしてもお伝えしたい事があったからだ。約5年間、インタビュー音声の編集をボランティアで引き受けてくださった本田隆さんが、番組スタッフを卒業されることになった。いや、番組だけではない。「渋谷のラジオ」を卒業する事になったのだ。別れの言葉を口にした途端、思い出が溢れ、泣きそうになった。グッと堪えた。
本田さんがいなかったら、私は編集に追われて、ここまで番組を育てる事など出来なかったに違いない。心からありがとう本田さん!夢を叶えた職場で頑張ってね。ずっとずっと応援しています。
🎧2024年11月5日(火)番組アーカイブ↓
☆2024年11月12日(火)OA「渋谷の星」
すっかり準レギュラーと化した紙面制作スタッフ高坂信也さんがゲスト出演。本番1分前に「名倉さん、次の取材で注意することありますか?」と聞かれ、目が点・・・(苦笑)・・・次の取材って12月じゃん。今、それ、言う??私、ワンマンなんだけど・・・と内心焦りつつ、コレとコレとコレはNG、アレとソレとコレは言い換えて頂きたいと伝えた。放送より取材のことで頭がいっぱいの高坂さんだ。
「高坂さん!10秒前!行くよ!」
「はい!」
高坂さんも慣れたもんだなぁと笑いつつスタートした途端、まさかのガッチガチ(笑)あちゃー!頑張れ!高坂さん!!
🎧2024年11月12日(火)番組アーカイブ↓
オープニングで高坂さんがご紹介した「渋谷アーカイブ写真展2024」に19日、行って来た。
会場:渋谷ヒカリエ8F
主催:コモンズ・アーカイブ・コレクティブ
共催:渋谷道玄坂商店街振興組合
後援:渋谷区
入場:無料
道玄坂の服飾店「大西屋」の3代目、故大西忠保さんが1960年代~1990年代に撮影した写真展。撮り溜めた数千本のフィルムから約2,000カットを選び出し、更に厳選した300点が展示されている。
友人が「生きているハチ公の写真を初めて見た!本当に左耳が垂れているね」と言った。
のんべい横丁脇に渋谷川が流れていたんだな・・・1967年、私は2歳だ。まさか半世紀後にこの街でラジオ出演するようになるとは、全く想像も予想もしていなかった。
大西陽介さんは道玄坂商店街振興組合理事。千原徹也さんはアートディレクター、グラフィックデザイナー。箭内道彦さんは渋谷のラジオ名誉局長。
千原さんと箭内さんは、お好きな写真10点を選んでコメント。懐かしい写真に見入り、感慨深げなお二人の後ろ姿。箭内さんは相変わらず綺麗な金髪。ブリーチし続けるって凄いなぁ。私は縮毛矯正しているので、絶対ボロボロになる。ブリーチしたら根元から切れると思うわ。
一瞬、お茶目なポーズをした箭内さん。スマホのシャッタースピードが遅くてブレてしまった(泣)私は笑顔の箭内さんに遭遇した事がないので宝物w
この写真が一番のお気に入り。屋上のドームは五島プラネタリウム。2つの映画広告は「恐竜100万年」と「アルジェの戦い」。どちらも1966年公開。この写真がプリントされたTシャツも購入。26日の生放送に着て行くので、番組アーカイブの写真をチェックしてね!(26日に写真展の話は出来ません。またの機会にきっと・・・)
📸メモリアル・フォト
ドジャース優勝の余韻を残し、現代墨絵作家・安保真さんのTシャツを着用。ふくろう と ももこちゃん。
この週は毎日20℃以上あったよね。暑かったなぁ・・・爽やかな高坂さんの写真も貼っておこう。
今週もお聴き頂きありがとうございました。26日は「渋谷区スポーツボランティア」特集第2弾。渋谷区職員の方をゲストにお迎えしてお送りします。どうぞ宜しくお願いいたします。
渋谷のラジオ「渋谷の星」
毎週火曜11:10~11:55
パーソナリティ&ディレクター
名倉一美(なぐら ひとみ)
渋谷ヒカリエ7Fレストランから臨む。