「渋谷の星」放送後記 #18
3月5日。渋谷区の取材で、なぜか品川区へ。初めて大井町駅に降り立った。
Google Mapを頼りに歩くこと10分以上。
たどり着いたビルは壮大な外壁工事中だった。
ウィーン!ガガガガー!キーン!ドドドド!
目が点・・・こんな騒音の中で収録など出来ない!いや、出来るのだが、騒音インタビューを放送するなんて絶対無理。リスナーさんが可哀相。そう思いつつも、他に会場がある訳もないので渋々続行・・・したものの、ドリル音が容赦ない!
ダダダダダダ・ダラァァァァァァァァ!!
「す・すみません!もう無理です!」
思わず叫んでしまった私。声が聴こえない。
どうしよう・・・
ほとほと困り果てていると、取材先のスタッフさんが優しくて、近所の公民館を手際良く用意して下さった。ありがたい!感謝感激。
その会場へ移動する前に表紙撮影を。カメラマンが「今日はもうこれで終わりと思って下さい!」と言ったのは、撮影後にインタビューが待っているからだった。
取材先名は「ぴゅあ・さぽーと」。子供達の学校生活をサポートする「支援員」の話。同じ教室に、先生と生徒と支援員がいる風景。それが今の学校なのか。
それにしても・・・
私に苦手分野があるとすれば(と言うか、ある!)やはり子育てと学校教育だろう。なぜなら、教育現場を生で見る機会が全くないからだ。もちろん、話を聞いたり調べたりはするが、百聞は一見にしかず、自分の目で見て感じた事に勝るものはない。
たまに「インタビュー収録をボランティアスタッフに担当してもらい、取材メモを見ながら番組進行すれば良いのに」と言われるが、私はそれをしたくない。自分で取材しないと、全て「だそうです」「と言う事です」「〜みたいですよ」「へ〜そうなんだ」になってしまう。全く説得力がない。何のためにパーソナリティがいるのだ?元記者の私が取材もしないなんて、自分自身が許せない。
しかし・・・
今回ほど苦戦するテーマは無かったな。。。
番組アーカイブ(試聴可)↓
4月2〜8日は「発達障がい啓発週間」だった。そして4月2日は「世界自閉症啓発デー」。シンボルカラーはブルー。自閉症が発達障がいのひとつであることを改めてしっかりと認識した(勉強不足、反省)。
マスキングテープ・ハートは西村公一さん(北海道出身)の作品💙
↑ソフトフォーカスに見えるけど、単にレンズが汚れていただけっぽい(苦笑)
ハチのピンバッジは渋谷区観光協会のもの。
いつもご試聴頂きありがとうございます!ただ今「ホープ就労支援センター渋谷」特集中。4月27日にまたお会いしましょう!