会社経営と二足の草鞋、経理担当が語るモノバンドルでの働き方とは
モノバンドル広報担当です。
モノバンドルは「価値の流動性を、人類史上最も高める」というミッションの元、価値の流通や流動性の負債を解消、新たな可能性を生み出し、その恩恵を個人・事業者が受けられるような社会の実現に向けてプロダクトを作っています。
▼Hokusai
https://hokusai.app/jp
▼SuperAudit
https://superaudit.xyz/
モノバンドルの経理として働きながら、自分の会社を経営する飯尾さん。
今回は、二足の草鞋を履きながらも楽しく仕事ができている理由に迫りました。
ーーまずは飯尾さんの自己紹介をお願いします。
モノバンドルでは経理、労務を担当しています。現在はモノバンドル以外にも2つ仕事をしており、1つは、会計システム導入のコンサルティングをしています。
もう1つはかなり趣味に近いのですが、音楽系のハードウェアのプロダクトを作っています。
大学卒業後はメーカー企業で経理をしていました。色々手を伸ばしつつも基本的には経理畑の人間です。
ーーモノバンドルではどのような業務をされているのでしょうか?
経理では、日々の支払い処理や請求業務から決算業務まで一通り担当しています。モノバンドルは暗号資産系のサービスを提供しているので、その分野での経理業務が発生しますが、これは他ではなかなか経験できないもので、日々学びながら楽しく取り組めています。労務に関して言うと、給与計算や社員の受け入れ業務などを担当しています。モノバンドルは業務委託の方が多いので、そういった方々の契約を巻くこともしています。これは労務というより法務に近いかも知れませんね。
ーー経理系のバックグラウンドということですが、なぜ音楽系のハードウェアのプロダクトに取り組むのでしょうか?
具体的には、カホンという打楽器を演奏するロボットを作っているのですが、まず自分自身が欲しいものを作りたいという思いがあります。
私自身、趣味でアコギを弾くのですが、アコギは生音を楽しむものだと思っています。アコギを弾いてる時にこのロボットに隣で演奏してもらうことで、1人でも生音セッションができ、楽しめるようになっています。
私の中で、すごくニッチな自分の好きなものを世界に売るというコンセプトがあり、このプロダクト開発に取り組んでいます。
事業性は正直あまり期待できないのですが(笑)、やっていて面白いと感じることが重要なので趣味の延長レベルでもこの事業を続けるつもりです。
ーーモノバンドルに入社したきっかけを教えていただけますか?
元々この業界に対する興味があったことと、モノバンドルはリモートかつパートタイムで関与できるので、別のプロジェクトを持つ身でも携われることに魅力を感じて、入社しました。
私自身、「面白さ」を重視しています。なんでも飛び込みすぎると苦労することも多いですが、面白いと感じるものに取り組んでいきたいという根底の部分は変わりません。新しい領域で挑戦するモノバンドルにも面白そうな予感を感じて飛び込みました。
モノバンドルにはとりあえず飛び込んでみようというタイプの人が多いので、そういった方には合っている会社かも知れません。
情報が全てオープンで働きやすいです
ーーモノバンドルで働く魅力について教えてください。
結論から言うと、とても働きやすいです!
フルリモート、フルフレックスという仕組みは本当に恵まれています。
全ての情報がNotionにドキュメントで残っていていつでも確認できるようになっていることも良いですね。
基本的なコミュニケーションはSlackですが、その中で「DMを利用しない」という制度もあり、情報が全てオープンになり、それぞれが情報を取りたければいくらでも取れるようになっています。
それは逆にいうと、自分で取りにいかなければ何もわからないままになってしまうという残酷な部分でもありますが、それも魅力の1つですね。
勤務中はDiscordに入ることになっているので、他の部署の会議に耳だけ参加という感じでオブザーブできたりもして、こういった環境は非常に魅力的です。
ーーなぜオープンであることがいいと思いますか?
何が起きているか把握しやすいですよね。
基本的に全てがオープンになっているので変な懐疑心が出ず、心理的安全性が凄く高いです。その上、メンバー全員が必要な情報を集めてきた上で意思決定をし、そのまま動けるので、コミュニケーションコストが少なくなります。
例えば、何かの会議で決まったことがあったとすれば、通常はその中で公開する必要があるものだけを共有すると思います。
そうではなくて全ての情報をドキュメントで共有することで、それが決まるまでのプロセスを知ることができます。おかしなプロセスが起きないか互いに牽制できますし、決まったことについては、その背景を踏まえて、自分の持ち場ですぐ動くこともできます。
逆に、「これをやってください」と言われたことだけをただやりたいというタイプの人は働きにくいと感じることがあるかも知れません。
モノバンドルは、好奇心が旺盛かつチャレンジングな精神を持っている人が働きやすいと感じる職場ですね。
ーー組織の設計以外で感じるモノバンドルの魅力などがあれば教えてください。
モノバンドルは半年もたたないうちに数人規模から数十人規模に拡大しましたが、人がどんどん増える環境がとても刺激的です。業務の面では、手作業でやっていたことが人数増加であっという間に業務過多になることがあり、システムを早めに導入する重要性を学びました。
また、自分で別のプロジェクトをやっている人が多く、様々な話が聞けるのも面白いです。
また、私がモノバンドルに入ってから9ヶ月ほどですが、1度辞めてまた戻ってきたという方が既にいます。会社として人材の流動性を重視していますが、実際にその通りになっていると思います。そういう気軽に出入りできるような柔軟性のある環境は働く側としてはすごくありがたいですよね。人材の流動性が高いことで、適切な距離感を保ちやすくなり、働きやすくなっている面もあるかもしれません。
0→1に携われて楽しいです
ーーモノバンドルと他社の業務の違いや面白さが何かあれば教えていただきたいです!
メンバー全員がシステマティックに仕組み化、効率化を目指しているということですね。
例えば、バックオフィス構築の早い段階でコーポエンジニアを入れるという発想があげられます。経理の2人目を増やすより先にコーポエンジニアを採用していますが、こうした姿勢に仕組化を重視する考え方が現れていると思います。
さらに、前例がないことをやっている感じは、0→1に携わっているようで楽しいです。先ほども言いましたが、経理的な面では暗号資産が関連する業務は珍しいので、日々楽しみながら業務に取り組んでいます。また、他部署の会議をオブザーブしていても、新しいプロダクト、サービスを産みだす過程を伺えて面白いです。
モノバンドルと自分の会社の両方で働いているからこそなのですが、自分の会社でつまづいたことがあってもモノバンドルから答えをもらうことがあります。自身が経理畑なこともあり、プロダクトを売る姿勢などは非常に参考になっています。一方で、自分の経験をモノバンドルに還元できているという実感もあり、よい循環になっていると思います。
ーー最後に、記事を読んでくれた方に一言お願いします!
情報やコミュニケーションを自分で取りに行ける人にはすごく居心地がいい環境だと思います。フルリモート、フルフレックス制なので子育て世代にもすごくあっている職場です。
経理に関していえばこれから仕組み化を進める段階に入っていきますが、そもそも壊しちゃいけない前例がないので、どんどん進められる面白いフェーズだと思います。ぜひ応募してください!
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