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実際どうなの……?│激安トラックボールマウス ProtoArc EM01 レビュー
どうも、こんにちは。
トラックボールマウス信者の虎玉鼠男です。
今回はあの名機「Logicool MX ERGO」にそっくりなトラックボールマウス、ProtoArc EM01を紹介していきます。
「ここまで寄せて良いのだろうか……?」
「中華ガジェット、さすがにやりすぎでは……?」
「そろそろLogicoolに怒られるぞ……」
トラックボールマウスが気になりデジタルジャングルAmazonを徘徊した人であれば、一度は見たことがあるであろうこのフォルム。
![](https://assets.st-note.com/img/1729388639-GVlDAxfFqBvkWz25sphaJRLI.png?width=1200)
トラックボールマウスといえば「Logicool」を思い浮かべる人も多いかと思います。
まぁトラックボールマウスで検索すると「Logicool」がメインで表示されるわけですが……
そんななかでグンを抜いた低価格で、ひときわ目立つのが「Logicoolっぽいやつ」の存在。
![](https://assets.st-note.com/img/1729388762-efvJrkWP3xwGqToaCpFh1N78.png?width=1200)
左のトラックボールマウスはLogicoolの安価モデル「M575」ですが、価格は5,480円(通常価格は7,400円)。
そして右に鎮座しているLogicoolっぽいヤツがProtoArcのトラックボールマウスで、価格はなんと3,190円(通常価格は3,999円)。
で、今回のターゲットは真ん中におられるLogicoolの名機でもあり、超ロングランヒット商品にもなっている「MX ERGO」。
お値段は12,780円(通常価格は17,500円)という相変わらずのボッタくり価格。
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まんまやん……。
MX ERGOやん……。
ってか、企業としてのプライドとかないんか……?
そのまんまやん……。
もうそっくりというレベルを超えて「日本で一番売れているトラックボールマウスを、そのまんまカタチにしました!」というチャイナ特有の匂いがプンプンする商品。
で、お値段はナント4,695円。
通常価格は6,260円ですが、通常価格で販売しているところを見たことがありません!
オールデイズ割引価格で販売されているような気がします。
(違ったらごめんなさいm(__)m)
ということでまえおきが長くなりましたが、今回はProtoArcのEM01というLogicoolのMX ERGOそっくりのマウスについて紹介していきます!
ぶっちゃけ……これが使えるならこれでいいよね。って思いますよね。
で、これでいいならこれ買いたいけど実際どうなの?って思ってる人も多いよね。
そんなトラックボールマウス好きのアナタに向けて、ガッツリ使ったので正直な感想やレビューを書いていきたいと思います!
先に結論を述べると「これでいいんじゃない。別にそんな高機能もいらないし、トラックボールマウスとして使えるなら必要十分だよね。でも……外で使うのはチョットね……」ってのがわたしの回答です。
なぜそう思ったのか、最後までお付き合いいただけるとなによりです!
ProtoArc EM01の概要
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LogicoolのMX ERGOそっくりのProtoArc EM01は、見た目は完全にLogicool MX ERGOです。
![](https://assets.st-note.com/img/1729391774-DOTlIs3MmZNVJhzYk0oW7brX.png?width=1200)
キーボードと並べるとこんな感じで、まぁ……普通です。
キーボードがコンパクトタイプなのでマウスが大きく見えますが、そんなこともなくいたって普通。
手にフィットしやすいサイズ感とカタチで重量はそこまで重くありません。
(トラックボールマウスは動かす必要がないので、重くても良いのですが……)
ProtoArc EM01の特徴
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ProtoArc EM01の最大の特徴は、トラックボールの操作性。
まぁ……正直なことを言うと「トラックボールがダメなんでしょ」って思っていたので、ぺリックスの交換用の玉を先に買ってました。
・・・が、交換しなくても問題ないほどトラックボールの操作性は良いです。
もちろん中華ガジェット特有の個体差があると思うので、わたしのマウスが「アタリ」なだけだったのかもしれません。
値段のわりにはちゃんとしているので、トラックボールを使っている人もこれから導入しようと思っている人も普通に使える商品だと感じました。
ProtoArc EM01のメリット
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「ProtoArc EM01のメリット」なんていう偉そうな見出しをつけてますが、正直なところ大きなメリットは価格だけです。
なんといっても価格が安い
3台のデバイスに接続可能で切り替えがカンタン(早くはない)
電池が長持ち
トラックボールの滑りが良いとか、複数のボタンがついてることなんてのはメリットにならないと思ってます。
え……だって専用のソフトとかでボタンの割り当てを変更できないですし(ソフトウェアとかなさそう……)、トラックボールでトラックボールがクソだったら商品価値ゼロじゃないですか。
トラックボールマウス=トラックボールマウスとして使える
これは最低限のラインだと思っているので、使える=メリットではなく普通です。
メリット1.なんといっても価格が安い
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価格が安いのが最大のメリットで、ほかの2つは「まぁそれなりに便利だよね」程度。
このマウスの最大の売りは「超低価格でMX ERGO風の使い勝手を体験できること」です。
以前の記事で書きましたが、トラックボールマウスは慣れるまでに時間がかかります。
しかも、使ってみないことには合うか合わないかわからないデバイス。
そんな「使えるかどうかわからないモノ」に15,000円以上の金額を払うのはバカバカしいです。
トラックボールマウスを使ってみたい
デスクが狭くて通常マウスから変更したい
自分に合うかどうかお試しで使ってみたい
初期導入費用をおさえたい
このような人にはおススメだと感じたマウス。
逆に「べつにお金はいくらでも使えるよ」とか「高くてもいいから良い商品が欲しい」という人はLogicoolのMX ERGO一択です。
MX ERGOから「MX ERGO S」が発売され、さらに良くなったらしいです。
✓ ボタンが静音タイプになった
✓ ケーブル差込口がタイプCになった
✓ 価格がさらに値上がりした
✓ あとはよくわからん
メリット2.3台のデバイスに接続可能で切り替えがカンタン(早くはない)
![](https://assets.st-note.com/img/1729401484-Kn4wEjiaDvV75IUOTuQ9CgB0.png?width=1200)
2.4GHZのドングル・Bluetooth接続 × 2で、MAX3台までのデバイスと接続可能なのはメリットだと感じました。
Logicool(だけではありませんが)などは、接続先切り替えボタンがマウス裏面についていることがほとんど。
ProtoArc EM01は表面のマウスホイールの下に切り替えボタンがついているおかげもあってか、マウスを持ち上げなくても切り替え可能です。
これは地味に便利なポイントで、メインパソコン・タブレット・スマホで切り替えながら使ってるわたしにはドンピシャでした。
マウス持ち上げて切り替えるのも、いちいちスマホもって画面確認するのも面倒だったのでありがたい機能。
メリット3.電池が長持ち
![](https://assets.st-note.com/img/1729401697-ZjfUdhO5A3imlo6YIbt9TSFy.png?width=1200)
メーカー公式HPには「MAX充電で100日持つ」とのことですが、まんざらウソでもないかもです。
というのも、届いた日にMAXまで充電しかれこれ3か月以上使ってますが一度も充電してません。
タイプCで充電できるのも便利なポイントですが、そもそも充電しなくていいってのはメリットです。
裏面に電源を切るスイッチがありますが、切らなくてもある程度の時間が経つと勝手にスリープモードになっていて電池の消耗を抑えてくれているようです。
ProtoArc EM01のデメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1729401980-HGjYgK0kV3eA5F8URopz2u1L.png?width=1200)
正直なことを言いますと、デメリットっぽいデメリットは見つからなかったんですよね……。
普通に使えるし、トラックボールそのものも滑りが良いし、機能としては必要十分だし(ジェスチャー使えたら最高でしたが……)、価格も安いし。
とはいえ「デメリットがないなんて怪しすぎるだろ!」って言われるかもしれないので、デメリットではなく「ここがイマイチ」なポイントを3つ紹介します。
丸パクリなデザイン
主張が強いメーカーロゴ
角度調整20度は中途半端
イマイチポイント1.丸パクリなデザイン
![](https://assets.st-note.com/img/1729402261-yf8JBguNKZaFpT5MA6qx73to.png?width=1200)
2つ目のイマイチポイントにもつながるのでサラッといきますが、やっぱり丸パクリなデザインはイマイチですヨ……。
もうちょっとなんとならんかったのかなぁ……と使うたびに思います。
イマイチポイント2.主張が強いメーカーロゴ
イマイチポイント1の写真を見てもらえばわかるのですが、ProtoArcの文字とロゴ? が表面に出てきちゃってます。
パッと見はLogicoolのMX ERGOに見えるのでオフィスとかで使ってると「お! ええマウスつかっとるやん!!」ってなること間違いなし。
でも……よくよく見てみると「ProtoArc」って書いてあって……
(なんや……パクリもんか……)って思われそうなマウス。
他人の視線や意見なんて正直どうでも良いんですけどね。
とはいえ、なんかLogicool買えんかったからこれ使ってんで。みたいに思われんのもなんだかなぁ……っていう複雑な心境になるマウスです。
なのでわたしは外では使いません!(笑)
家のなかオンリーで使用しています!!
イマイチポイント3.角度調整20度は中途半端
![](https://assets.st-note.com/img/1729402524-EUtxjwGhblmWZseS1KyRBavF.png?width=1200)
背面の板をカチッと動かすことでカンタンに角度を調整できます。
・・・が、20度ってめっちゃ中途半端です。
たしかに角度がないよりはマシ。
でも、もうちょっと角度つけてほしかったなぁ……と思う部分。
45度くらいでもいいんじゃない!? って思うのはわたしだけでしょうか?
これくらいのほうが手首とか肩・首にやさしいと思いますが……
いかがでしょうか、ProtoArcさん。
![](https://assets.st-note.com/img/1729402650-drAt1wzKyMmBC0s6J23EWqSN.png?width=1200)
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1729402708-pWMi8CwNYxXSrzOK67yoglej.png?width=1200)
今回はLogicoolのトラックボールマウスMX ERGOそっくりのトラックボールマウス「ProtoArc EM01」を紹介してきました。
なんだかんだイマイチなポイントはありますが……
安くて使えるトラックボールマウス
自宅で使う分には十分な機能
複数のデバイスにカンタンに接続できる
充電を気にせず使える
ということで、お値段以上(?)な商品なのかなぁと感じたマウスでした。
人の欲とは怖いモノです……
どう違うのか? ホンモノと比べたくなっている自分がいて、約20,000円もするMX ERGO Sを買おうか本気で悩んでいる今日この頃です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
│ 記事内で紹介した商品 │
● ProtoArc トラックボールマウス EM01
● ProtoArc トラックボールマウス
● ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール 無線 M575S
● ロジクール 静音 ワイヤレス トラックボール マウス MXTB2 MX ERGO S
● ロジクール ワイヤレス トラックボール MX ERGO MXTB1
● ぺリックス PERIPRO-303 GR 34 mm 【10色展開】 交換用 トラックボール
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