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慣れると使いやすいが……│ATTACK SHARK AKS068 メカニカルキーボード レビュー

どうも、こんにちは。
久しぶりのガジェットレビューです。

安くて使いやすいメカニカルキーボードが好きです。

そのなかでも「アリス配列」と呼ばれるチョット変態チックな配列のキーボードが、ずっと気になってまして。

とはいえ……
アリス配列のキーボードってチョットお高いんですよね。。。

配列が独特なだけに「買って使えなかったらなぁ……」とか「合わなかったらムダになるなぁ……」と考えているうちに月日は流れ……

そんなこんなである日ふと見つけた格安アリス配列メカニカルキーボード

いつものごとく「中華製」のキーボードですが、実際に使ってみたので感想をお伝えしてこうかと思います。


結論としては「安いから許せる部分が多々ある。最初は打ちにくいけど、慣れると意外と使いやすい!とはいえ有線しか使えないのはチョット不便」。

なぜそう思ったのか、最後までお付き合いいただければと思います!




こんな人におすすめなキーボード


正直、万人におススメできるキーボードではありません。

価格が安いから!」とか「ゲーム用にコンパクトなキーボードが欲しいから!」とかいった理由でポチるのは避けたほうが良いと感じた一台。

  • アリス配列を手軽に試してみたい

  • そこそこタイピングできる人

  • 有線でも困らないデスク環境の人

といった感じで、対象となるユーザは結構絞られますね。


「そこそこ」タイピングできる人


おススメしたい人に「そこそこタイピングできる人と」書きました。

ここ実はけっこう重要で、そこそこタイピングできる人でないと慣れるまで時間がかかります(ってかわたし自身がそうでした)。

理由は2つありまして……
その①:ホームポジションが身についていないと指が迷子になる
その②:ブラインドタッチができなくなりタイピングが遅くなる

たとえば「T」。
セオリー通りのホームポジションでタイピングできる人だと「左手の人差し指」で入力します。

ところがわたしのように右手で入力したり左手で入力したりする人は、その都度タイピングが止まるので全体的なタイピング速度が低下します。

いや……「そもそも左手で入力せえよ!」ってハナシなんですが、人のクセとは怖いモノです。

けっこうな頻度で右手で「T」左手で「Y」を入力していたことに気が付きました……。


アリス配列を使うことでタイピングは矯正されたのか……?


答えは「NO」です。。。

アリス配列を使っているときは左手で「T」が打てるのに、通常のキーボードに戻すと左手で「T」を入力している自分がいます。

なぜなんでしょうね……?

もっとドギツイアリス配列を使わないと強制できないか、きちんとタイピング練習しなさいよ! ってことなんでしょう。

キーボードを変えたところでタイピングは早くなりませんし、タイピングが良くなるわけでもありません。

キーボードはあくまでも文字入力するためのものであって、文字入力するときのモチベーションでしかないです。

キーボードひとつで生産性や作業効率が上がるなら……日本の企業はすべてメカニカルキーボードを導入していることでしょう。


ATTACK SHARKのAKS068の特徴


出典:Amazon

さて、まえおきが長くなりましたが、ここからが本題。

ATTACK SHARKの65%アリス配列メカニカルキーボード「AKS068」の特徴をお伝えしていきます。

  • コンパクトな65%配列

  • メカニカルキーボード(赤軸を選択)

  • ガスケットマウント搭載で柔らかめの打ち心地

  • アリス配列

  • ホットスワップ対応

  • 音量ノブ付き

  • RGBバックライト搭載

  • コイルケーブル付属

  • 有線のみ(無線対応モデルもあるがチョット割高)

  • 価格が安い(セール時で3,000円台)

一言であらわすと「セール時は激安になるコンパクトでチョット変わった配列の有線でしか使えないメカニカルキーボード」です。

Amazonでコイルケーブルを探すと約1,500円くらいするので、キーボード本体の値段って……? とも思ってしまうような価格設定。

ホント中華ガジェットって恐ろしいですよね。
(LogicoolとかElecomとか、もっと頑張れヨ! ってか値下げしろ!)


ATTACK SHARKのAKS068のメリット│3つ


正直、あんまり期待してませんでした。

まぁ3,000円台だし、ダメだったらデスク周りのオブジェにでもするか……くらいに思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

メリットは3つ。
1.とにもかくにも価格が安い
2.コンパクトで場所を取らない
3.慣れるとけっこう使いやすいゾ


メリット1.とにもかくにも価格が安い


出典:Amazon

通常価格は6,000円ですが、ほぼ毎日「10%オフクーポン」が適用できます。

そしてなにより、いきなりセール価格になり「3,000円台」まで下がります。
わたしが買ったときはたしか「3,599円」とかでした。

とりあえず、価格の安いアリス配列で自分に合うかどうか試してみたい。

こんな人にはピッタリな商品です。


メリット2.コンパクトで場所を取らない


上が一般的な「テンキーレス」タイプで、下が今回紹介している「65% アリス配列 キーボード」。

テンキーはほとんど入力しないので、フルサイズキーボードは持ってませんのでご了承くださいm(__)m。

縦幅も横幅もだいぶチッコイのが一目瞭然です。

コンパクトで場所を取らないとナニが良いのか? ってのは2つしかなくて……
①マウスまでの距離が近くなる
②デスクの上がゴチャッと見えなくなる(チョット映える)

そんなもんですが、キーボードとマウスを行き来しまくる人にとっては作業量が減るのでちょっとだけ作業効率があがる(かも)です。


メリット3.慣れるとけっこう使いやすいゾ


最初はチョット戸惑いました。

とはいえ、今回紹介するアリス配列キーボードの「アリス配列」はゆるめ配列。


Keychron Q8 Pro

ホントのアリス配列というのは、たぶん上のようなデザインのキーボードなのでしょう。

それと引き換えATTACK SHARKのAKS068のデザインはおとなしめ。
ちょっと斜めになった程度なので、慣れるまでにはそこまで時間がかかりませんでした。

でも……「ちょっとの斜め」がなかなか打ちやすくなってきます。

価格が価格だったので正直ぜんぜん期待していませんでしたが、慣れるとそこそこ打ちやすいキーボードだなぁと感じている今日この頃であります。


ATTACK SHARKのAKS068のデメリット│2つ


メリットを3つお伝えしてきましたが、ちゃんとデメリットもあります。

実際に使ってみて感じたデメリットは2つ。
1.有線でしか使えない(無線モデルもあるが)
2.一部のキーから擦れる音がする/やっぱり価格相応


デメリット1.有線でしか使えない(無線モデルもあるが)


わかってて購入したので別にいいのですが、やっぱり無線が使えると便利です。

おなじ商品のモデル違いに「PRO版」があり、そちらは無線対応モデル。

有線版は価格がガッツリ下がりますが、無線版は「8,999円」から10%オフでほぼ固定です。

8,000円出すならねぇ……

というのが今の中華キーボード界隈で、8,000円出すならもうちょっと予算をあげてもうちょっと良い商品を選びたくなるところ。

まぁ……有線でも良いんですけどね。有線でも……。
(でも、無線が良かったなぁ……)


デメリット2.一部のキーから擦れる音がする


まぁ価格が価格なので覚悟はしてましたよ。

ってかですね、今回紹介しているATTACK SHARKのAKS068は「キーボード完成形」で届きません!

どいうこと!???
って思った人もいらっしゃるかもしれませんが、キーボードの箱のなかにメインプレート・キースイッチ・キーキャップが別々で梱包されて届きます。

つまり……

箱から出して自分で組み立ててから使ってくださいね!
その分お安くしておきますので!!

ってことなんだと思います。
(そこでコスト削ったかぁ……とは思いましたが)

で、コストを削っているのは未完成状態で発送する以外にもありまして……


  • 右が3,500円の今回のキーボードのキーキャップ

  • 左が20,000円のキーボードのキーキャップ

厚み!!!
ぜんぜんちゃうやん!!!

つまりそういうことなんです。

たぶん、キーキャップがいけてないせいで一部のキーをたたいたときに「カスっ」とした擦れる感じと音がします。

気になる人は気になるかもしれません。

組み立て時、キースイッチにルブをしたにもかかわらず擦れる感じと音がするのでキーキャップ側だと思います。
(めんどうくさいのでキーキャップを変えての検証はしておりません!)


まとめ


良いところも悪いところもありますが、3,500円なら妥協範囲。
むしろ価格以上なのではないのか!? とも思える一台です。

ただし……色もカタチも有線でしか使えない点も人を選ぶキーボードなので、すべての人におススメできるモデルではありません。

最初にもお伝えしましたが……
✓ とりあえず低価格でアリス配列を試してみたい
✓ そこそこタイピングできる人
✓ 有線でも困らないデスク環境の人
は、セール時に狙うのはアリなんじゃないかなぁと思える一台です。

サイズが小さいので気分を変えるときにサッと取り出して、パッと線をつないで、チャチャっと使う。そんな使いかたが良いのではないでしょうか。

キーキャップを変更しようかと思ってるのですが……
キーキャップのほうが価格が高くなりそうな予感で、それなら最初から別のキーボード買えばよかったのでは!? という状況になりそうなので物欲を抑えている今日この頃です。


最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!


│この記事で紹介した商品│


●有線版│AKS068 ゲーミングキーボード アアリスレイアウト


●有線版│AKS068proゲーミングキーボード アリスレイアウト65%


●超高級アリス配列│Keychron Q8 Alice 65%


●購入検討中①│XVX キーキャップ 189キー ダブルショット PBT


●購入検討中②│黒と白のキーキャップセット150キーMSAプロファイルダブルショットカスタムキーキャップ


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