新版が出る前にウォーハンマーRPG2版を紹介したい
どーも、黒単スーサイドです。
今回は来る9月末に発売されるウォーハンマーRPG4版が出る前に2版の紹介をしたくなったのでしたいと思います。
4版で初めてウォーハンマーRPGに触れる方に「2版ってこうだったんだよ」と私の感じていることを紹介する内容なので結構な偏見が含まれますが、そこはコメントなんかで経験者の方に補足してもらえると嬉しいです。
ジャンルとか諸々
ジャンル…ダークファンタジー
制作…Black Industries, Green Ronin
基本ルールブックの値段…3800円(税抜き)
判定…%ロール(1d100下方ロール)
推しポイント1:キャラメイク
このシステムの1番の特徴とも言えるのがキャラメイクです。
普通、キャラメイクは自分が思う通りに種族や職業を選ぶものだと思いますが、このシステムは全てダイスで決めます。
そしてその職業がかなり独特です。
ファンタジー世界でよくイメージされる戦士ももちろんありますが、結構な割合で「この職業戦えるのか?」と思わされるものがあります。
例えば炭焼き職人なんかがそうでしたね。
私には戦っている様子が思い浮かびませんでした。
ヒロイックなキャラを思い描いてキャラメイクに取り掛かると、拍子抜けしてしまうかもしれないです。
推しポイント2:世界観
この世界『オールドワールド』には、「混沌」というこの世界に存在する全てを歪ませてしまう力が存在します。
混沌の力による変質はいつどこで誰に起こるか予想がつかず、混沌によって変異した者“ミュータント”は通常弁解の余地無く殺されてしまいます。
こういった背景のせいか、世界は鬱々としていて暗い雰囲気が漂っています。
そんな鬱々とした世界をキャラクターたちは泥と血肉に塗れながら生き抜くことがこのシステムの王道シナリオになると思います。
また、この世界における魔術(魔法)の取り扱いというのも独特なものがあります。
この世界における魔術の根元は人々が忌避する「混沌」によるもの。
もし人前で堂々と使おうものなら魔狩人に呆気なく討伐されてしまうでしょう。
推しポイント3:戦闘の泥臭さ
このシステムでの戦闘は、「基本的には」泥臭いものになります。
まず攻撃を当てるのも一苦労でしょう。
なんせこのシステムで初期作成のキャラクターの素の技能成功率はどんなに頑張っても60%がいいところ。
酷い時には30%以下で戦わなければなりません。
そこを補うためにみんなで一体の敵を囲んで殴りにいくんですが、その様がまぁ泥臭い。
しかし、それがなにものにも変えがたい魅力を放っています。
ヒロイックさとはかけ離れたこの戦闘は「命のやり取り」にリアリティ与え、オールドワールドの厳しさに没入することが出来る大事な要素になります。
推しポイント4:クリティカル表
このシステムはHPが0になっても即座に死んでしまうことはありませんが、0を下回ると楽しい楽しいクリティカル表が待っています。
表の内容は当たった場所でそれぞれ変わります。
気絶だけですむこともありますが、その箇所が切り落とされたり、骨折したり、死に直結する内容があったりと生々しく痛みを感じさせる内容になっています。
これはエネミーだけではなく、PLが操作するキャラクターにも同様に降りかかります。
つまり、あたりどころが悪いと五体満足だったあなたのキャラクターは戦闘によって四肢のどこかしらが欠損することも有れば、あっさりと死んでしまうこともあり得るわけです。
そんな中でも冒険の旅は続いていきます。
こういったリアリティもウォーハンマーの魅力だと思います。
こんなところでしょうか。
4版にアップデートされるにあたって、どの程度世界観やルールの内容が変わるのかは是非ルールブックを入手して確認してください。
4版の紹介は動画でやってます!
見てみたい方はこちらから