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ドラクエIXをやろう! -上-

星空の守り人をやる。

ドラゴンクエストIX 星空の守り人」をやる。
これは前回のCCEoTのように"青春のゲーム"みたいな思い出が乗ったゲームではないし、正直すごくハマりこんだという記憶があるわけでもないゲームである。ある程度大人になってから買ったゲームで、もちろん楽しみはしたが、あくまで物語を読んだりゲームとして楽しんだという感じで、自分という人間の外側にある娯楽というか、自分の人生に組み込まれて自分と一体になったほどの作品かといわれるとそこまでではないという感じだ。(もちろんそれはゲームの良し悪しは関係なく、単純に出会ったタイミング、プレイした時期の問題である)
レベル上げが甘かったのだろう。ラスボスだか裏ボスだかが強くて勝てず、そのまま放置されていた。
今回こそは最後の最後まで敵を倒しきってエンドロールを見たいと思う。
前回同様ストーリーに関してはあまり触れない可能性もあるが、触れる可能性もあるのでネタバレは覚悟していただきたい。

余談だが、前回のFFCCEoTを久しぶりにやりたくなって探していた際、どこにもなくて、何となくこのソフトの箱を開けたら「星空の守り人」のソフトをわきに追いやって、中央のソフトが収まるべき枠にFFCCEoTが収まっていた。そんな経緯がある。
そういう入れ方を自分がするとわかっていて関係ないソフトのケースを試しに開いてみたが、正直プレイしていた時期があまりにも違いすぎてあるわけないと思っていたので、最後の最後どこにも見当たらないとなったときに開いてやっと見つけたのだ。
あの時は失礼ながら探していたもの「じゃないほう」だったが、今回はこのゲームをやっていこうと思う。

目次・注意


またしてもとても長い。
適当に読み飛ばした方がいい。
中断しても再開できるようにそれなりに小見出しをつけて目次を貼っておくが、そこまでして最後まで読むことはお勧めできないかもしれない。なにせ無駄に長いので。
あと今回も、あまり作品の核心に触れない論点のずれた浅いコメントばかりが残るだろうが、とはいえ何かしらは当然ネタバレがあるはずなので、嫌な方はここでは引き返す道を選んでほしい。

新しい冒険の書を作る

前回同様こちらのゲームも冒険の書(セーブデータ)は一つのみのため、今までのセーブデータは消すことにする。
何となくどんなキャラクターを作っていたかは覚えているがあまり惜しくはない。消す前に一応ちょっと中身を見てみたが、攻撃力重視だったのかあまりにトンチキな格好をしていた。まあ何はともあれ冒険の書は削除だ。

主人公を生む

前回よりもキャラメイクができるゲームになっている性別を決め、体型(頭身?)、髪色、髪型、顔つき、肌の色、目の色、そして名前を決めることができる。それぞれ大体8パターンぐらいパーツや色があるのでそこそこ作れる。名前は今回も「ものねこ」で行こうと思う
見た目は普段配信などに使っている着ぐるみを参考に肩ぐらいの長さの青い髪の女にした。

物語の始まり

主人公は天使。
どうやら師匠である天使から、彼が守護していた村の守護を引き継いでしばらく経ったところから始まるらしい。
お前に守護を託してどうなるかと思ったが、立派にやっていてよかったと、師匠から褒められている。悪い気はしない。もっと褒めろ。

この辺の世界観とか主人公の立場みたいな部分は割と覚えている。
とはいえあまりストーリーの記憶はないが、天の箱舟のムービーが非常にレベルファイブっぽかったのを覚えている。どこが、といわれると説明できないが、そのムービーを見た時あ、レベルファイブのゲームっぽいな。と感じたのだ。
実際タイトル画面の前の製作のロゴが出てくるところにレベルファイブも出てくる。

まあいろいろあって主人公は地上に落ちてしまったみたい。
本当は人間には見えないはずの天使なのに人にも姿が見えてるようだし、落下のときに羽が捥げたりしたんだろうか。

レベル上げ

とりあえずやっと自由行動ができるようになったので、まだ最序盤だがレベル上げをしよう。

このゲームは近年のポケモンなんかと同じようなシンボルエンカウント?制。
まだあまりやっていないのでわからないが、もしかすると背後を取ったりすると相手の攻撃が遅れて有利になったりとかもしているのかもしれない。
...…そんなことはなかった。相手が油断しているかどうかは運次第かも。なんならこちらから狙って真正面に挑んで行っても不意を突かれたような扱いになって相手の攻撃ターンが1ターン増えたりする。解せん。

とにかく、避けようと思えば逃げられるシステムではあるが、積極的に当たり散らかして端から経験値にしていきたいと思う。

大きな町へ行こう

最初の村でのストーリーを進めつつレベル上げをして、ここら一帯は大体一撃で伸せるようになったので、行けるようになった次の町へ行く。
城下町的な所っぽいので、たぶん要になる大きな町ではないか?
仲間とかもそこで作れるようになると思われる。

仲間を作ろう

目論見通り仲間を作れるようになったので登録していく。
茶髪で肩につくぐらいの髪の長さ。主人公のものねことは前髪違いで、髪を横に流している女の子。閉眼の僧侶「レーベン」ちゃんだ。
またしても公営ギャンブルプレイヤーの人が推し馬のイメージで作って名付けてくれた。
スキルポイントは積極的に杖に振っていこうと思う。

職業は被りのないようにと気を使っていただいて、旅芸人以外から選んでくれたようだ。初めての仲間なので職業選択肢は多かったが、僧侶を選んだ理由は杖で殴れるんだろうなと思ったかららしい。
結局最終暴力!!!みたいなキャラクター性を求めていたとのこと。ええやん...…
ちなみに僧侶は回復職なので、宿代が浮いて助かっていると伝えたところ、RPGゲームで宿代が浮くことを喜ばれるとは思っていなかったと言われた。

私はゲーム内では結構なドケチでやらせてもらっているので、こんなもんだ。FFⅢでも鍵代やポーションなどの回復アイテムに金を使うのを渋った結果シーフをずっと入れていた。その辺の敵から盗んで回復アイテムを常に無料で沢山手に入れていたし、ずっと入れすぎてシーフだけ熟練度がカンストし通常攻撃でも他の攻撃職に比べて異様に強かったほどだ。
私にとって宿代が浮くというのは結構重要なポイントである。前述のとおり杖にスキルポイントを振っており、武器は杖を選択なので、敵を殴るたびに(現状だと)1~2程度MPを相手から吸収し回復する。回復魔法は現在2段階覚えているが、2~4程度のMP消費量なので何回か戦闘してちょっと消耗したら回復して、戦闘したらMPが満タンになってのほぼほぼ永久機関である。

レベル上げ2

ゲーム下手だからコマンドバトル助かる~とか思ってたけど、レベル上げ地味で地道だな~~~~~

とりあえず今の進行状況として、次は「黒騎士」とやらを倒さなければならないらしい。
仲間も増えたところで、レベル1のまま突入というわけにもいかないし、心配性なので主人公の方も念には念を入れてレベルを上げておきたい。

とりあえず城下町周りのマップに出てくるモンスターは主人公なら一撃で倒せるようになった。が、その奥のマップの敵はまだ1撃とはいかない。奴らはこちらに気が付くと駆け寄ってくる。城周りのであれば私にそんな舐めた態度はとらない。皆主人公に気が付くと逃げていく。より力をつけてこちらのマップの敵共にもわからせてやらねばなるまい。
とりあえず今主人公が15レベルなので、一旦レーベンを15レベルにすることを目指そう。

正直レベルも上がりづらくなってきたし、黒騎士相手にはそこまで必要ないのかもしれないが、レベルなんてなんぼあってもいいやろ。

黒騎士を倒そう

レーベンが15レベルになったので黒騎士と闘う。
ちなみに主人公は17レベル。最初は11レベルと1レベルとかだったのにだいぶ差を縮められたものだ。
レーベンに回復魔法を打たせつつ攻撃でMPを回復させつつ、ものねこがひたすら突撃をかまし続ける形で割と余裕めに勝てた。

仲間を増やそう

前回のFFCCEoTではアクションなので一度に操作できるのは一人。コンピューターはそこまで強くないので、仲間がいるという人間的な嬉しさはあれど、ゲームシステムとしてはサポートとしてはありがたくとも、戦力としてはそこまで期待値が高くなかった。
今回はコマンドバトルなので一人で全員に指示を出すことができるし、仲間が多いほど1ターンの手数は増えるため有利だと思われる。
レベル上げも地道にコツコツする必要があるし、今回は早めに仲間をフルメンバー揃えたいところ。

というわけで、フォロワーさんに声をかけて仲間を1人加えていただきました。急に声をかけたのにのってくれて、創作関係で繋がったこともあり丁寧にキャラクター像を作ってくれた。
名前は「アキグミ」くん。曰く植物の秋茱萸を由来にしているとのこと。
戦士の男の子。デザインは頬ぐらいの長さのぱっつん茶髪に糸目の子。開眼したら目は赤目。𝒔𝒐 𝒄𝒐𝒐𝒍... そして背はいっちゃん高い。

キャラクターのざっくりとした背景のイメージや、設定の背景もいただいているので見ていこう。
・西洋系ファンタジー作品に時折居ると異様から来たキャラクターのイメージ
・にこやかな糸目キャラって強そう ←←←わかる!!!!!
・にこやかで飄々としててつかみどころのないみたいなイメージ

全部最高じゃん!!!
私糸目キャラと閉眼キャラ好きがちなのだが、自分でデザインしたわけじゃないのに自然と性癖を引き連れたパーティーになっていく、皆俺に癖をプレゼントしてくれてる????

北行く鳥を追ったり

なんか北行く鳥追って廃城で妖女と闘ったり、どエライことになってるらしい北の町に行ったり、レベル上げの途中でうっかりボスのいる部屋に入ってしまい、護衛対象の学者と敵を二人っきり部屋に残してダンジョンを周回してレベル上げしたり、挙句の果てに二人を残して一旦ダンジョンを出て宿で一夜を明かしたり...…

しかし、だんだん敵も二人がかりで殴って尚倒せなくなってきた。

とりあえず天使の力を取り戻すために人助けめちゃして感謝されまくり、無事天界へ。
ほんで果実集めにとんぼ返りで天界からまた人間界へ。

なんか探してた実を食っちゃって暴走したおじいさんと闘ったり、でっけー鯨みたいなのと闘ったり。
普通に考えて光ってる実なんて食うなよ。

新大陸!

という事ででっけー鯨みたいなぬしを倒して、新大陸へとやってきました。
が、仲間を呼び続ける葉っぱに攻撃を避けられ続け、倒すも新たな仲間を補充され、屈辱的なことにここで初めてパーティの全滅を味わったので暫くはコツコツとレベル上げをしたいと思います。

結構時間かけてレベルは上げているつもりですが、正直敵より先手を打てる芸人、僧侶の2撃で仕留めきれない敵も増えてきたし、何なら先手を打てないときすらある。
一旦集中的に合宿しないとなあとは思っていたところ。

レベル上げ3

とはいえ、明らかに力差があるにもかかわらず、正直レベルが上がりづらくなっている。必要経験値数と敵の落とす経験値から考えて正直だいぶ育っている気もしないでもないが、そこらへんは私の手腕が悪いのか。
ゲームが下手なら数字で殴るしかない。でかい数字だけはゲーム下手にも平等だ。

え、魔法つよ...…
レベル上げしてたらまた葉っぱが大量発生したので何か全体攻撃できないの!!??と探したところものねこが呪文を使えることを思いだした。
ずっと物理で殴っていたのでヒャダルコは革命である。

仲間を増やそう2

最後の一人は魔法使いの「しゅう」ちゃん。銀髪ウェーブ髪の女の子。
これはしゅうちゃんが隣で画面見ながら決めてくれた。
自分の名前でそのまま参加してくれたわけだが、別に自分のアバター的に作ってくれたということでもなく、今開いてる職業の中から魔法使いを選び、その職業っぽい容姿を適当に考えてくれた感じだ。

魔法使いっぽい髪型がいいけど、魔法使いっぽいって何?といいながら結局ウェーブの銀髪に。目はハイライトがない感じがいいとのことでハイライトない黒目。

最後の一人が加わって気づいたが、今回装備を全然変えていない!!!
普段だったらまあ2,3物語が進むごとにそれなりに新調したり一部入れ替えたりしているところだが、今回はすっかり忘れていた。

装備を変えよう!

現在の装備を見て見ましょう。

  • ものねこ

武器:レイピア
盾:うろこの盾
頭:ヘアバンド
胴:きぬのローブ
手:てつのこて
脚:天使のタイツ
足:木のくつ
アクセサリ:きんのゆびわ

  • レーベン

武器:まどうしの杖
盾:皮の盾
頭:皮のぼうし
胴:皮のドレス
手:皮のこて
脚:ぬののズボン
足:皮のくつ
アクセサリ:きんのロザリオ

  • アキグミ

武器:聖なるナイフ
盾:なし
頭:おしゃれなバンダナ
胴:レザーマント
手:皮のこて
脚:ぬののズボン
足:木のくつ
アクセサリ:きんのブレスレット

初期装備と初期三つの町で買った武器と落ちてた服と、ストーリー進行で貰えるアクセサリーって感じ。

主人公の着てる服(胴という服装のメイン部分)が拾った服なのやばい。やはりリーダーは組織の顔。このパーティのケチさが如実に表れている。
レーベン嬢は皮で全体的に統一感がある。(脚だけ急に布という裏切りはあるが)もともと馬をイメージして作られているので髪色に合わせて全身同色でちょうどいいかと思ったけど、たぶん本馬は青鹿毛っぽいのでもっと黒い。髪色もたぶん製作者が思っているより茶色かった可能性が高い。
アキグミくんは最初レザーマント勇者っぽくてよくない?と思って買ったが、袖がなくて驚いた記憶がある。そんな袖なし緑服に赤いバンダナを合わせているので出で立ちは完全に勇者というより盗賊だ。武器もナイフだし。本当は戦士ってたぶん剣を装備するのが一番いいんだが、主人公ものねこが剣にスキルを振ってしまったせいで、武器被りしたので、キャラを立たせるためにナイフを持たせている。東洋の強い飄々とした強いやつアサシンっぽい(偏見)(そういうのはあまり戦士の括りではない気がする)という理由でとりあえずナイフにしたけど正直武器に関しては何にするか迷ったまま武器系のスキルはまだ一つも振っていないのでこれから突然槍を持ち始める可能性もある。

ということで衣装や武器を新調しよう!!!
と思ったけど、いい感じの装備がなかったので、このまま行くことにする。

あんまり上下セットアップになったいい感じの装備がないので上か下だけ変えるような形になるが、そうするとちぐはぐで見栄えがあまりよくない。
一応鎧系はちゃんと組み合わせが一式揃っていそうだ。装備するならアキグミくんだろうが、ナイフ使いが鎧使っているイメージがあまりないので一旦保留(武器起点のキャラデザ基準)。

武器もな~今のレイピアはそれなりに気に入っている。これより強い武器となると今の進行状況では「てつのつるぎ」になるわけだが、ゲームにおいてこんな初期装備みたいなシンプルデザインの素剣が、ちょっとゴテった金のレイピアより強いことあるんだ!?みたいな気持ちがぬぐえない(この記事を読んでいる人の中にてつのつるぎ職人がいたら申し訳ない)。勘違いしてほしくないけど、てつのつるぎがわるいわけではない。派手なものよりも洗練されたシンプルな武器がつよい。私はそういう方が好きだ。渋くていい。しかしいまのものねこは剣を持とうと腐っても芸人である。派手に生きたい。そういうキャラクター性を尊重したい。となると...…レイピアのままで保留。

しかし、レーベン嬢にはいい武器を見つけてあげられた。
「さばきの杖」だ。とげとげがついている。ゲーム的に性能上鋭利なトゲの存在は加味されないだろうが、攻撃力が高そうな見た目は良い。彼女の生みの親が「杖で殴れるだろうから僧」「結局は暴力で解決する」というキャラクター性をのせてくれたからにはやはり殴ったら痛そうという点も杖選びの重要な要素にするべきだろう。

そんなこんなで、今回はほとんどしゅうちゃんに服を買い与えるだけで終わった。

  • しゅう

武器:まどうしの杖
盾:なし
頭:とんがりぼうし
胴:やすらぎのローブ
手:ぬののてぶくろ
脚:ぬののズボン
足:ゴーレムのながぐつ
アクセサリ:きんのゆびわ


こんな感じだ。また話が進んだらちょこちょこ装備も変えられないかチェックしていきたい。
最終決戦の前にでも再びファッションチェックでもしようじゃないか。

山へ行こう

というわけでずっと同じ野原をぐるぐる回ってレベル上げてばっかりだったので、ストーリーを進めよう。

何やら不穏な日記を書き残して山へ行ってしまったらしい彫刻家の爺さんを追って山へ行くことになった。しかし、しゅうちゃんのレベルが心もとない。
装備品を探していたマップから野原を一つ横断しきって罪人たちが流れ着く貧しく寂れた終わりの谷みたいなところを抜け、その向こう側のエリアへやってきたが、ちょっと敵に歯ごたえがあるな。というところ。
勝てはするが、1ターンで2回行動する挙句、その行動において高確率で仲間を呼ぶ鳥とかがいる。増殖と私の相性は悪い。何せ初めての全滅も増え続ける葉っぱに味わわせられた。
こういう敵にこそ全体攻撃のイオやグループ攻撃のヒャダルコが使えるまほうつかいしゅうちゃんの出番。だが今のレベルでは火力が心もとない。
ものねこもヒャダルコなどは使えるが、職業柄MPもそんなに多くはないし杖も装備できないので回復が出来ない。というわけでしゅうちゃんを育てるため、結局再び平原をぐるぐるとするばかりである。

うわっでっけー顔出てきた!!!

ここにはなんかビックなモアイもいる。
槍を持たピクルスとか、魔法が使える猫など、今まで出てきたおなじみモンスターの発展版ももちろんいる。

しかしこうして道具を使う敵を見るたびに思う。
人間と他の動物との差とは、といえばいくつか定番の答えがあると思うが、その一つに「道具を使えることだ」と言うものがあると思う。しかしドラクエのモンスターたちを見て見よ。ウーパールーパーが剣と盾を使いこなし、ピクルスが槍を使いこなし、猫は杖どころか魔法も使いこなしている。そう考えるとある意味彼らは人間と同じ次元の知性体といえるのではないか?こんなの同族殺しと同じなのでは?ずっとレベルを上げるためにぐるぐるしているとそんなことも考えるてしまう。
ドラクエのモンスターたちは皆デザインも魅力的なので、こいつにも家族がいて人と同様に何かを愛し誰かに愛されて生きてるのかもと考えだすとついついのめり込んでしまう。
そんなことを考えているうちに皆ものねこの刀のサビになっていく。
世は無情である。


さて、先ほど通り過ぎたならず者共の行きつく慣れ果ての谷のようなところだが、今更ながらここにちょっとよさそうな武器があったので、多少装備を変えていこうと思う。前の項でやっとけよという話だが、仕方がない。前回はちょっと我慢が足りなかった。

と、いうわけで。ものねこは剣を新たに「はじゃのつるぎ」にしてみた。
そしていい感じの槍があったので、アキグミくんの武器は「ホーリーランス」になった。それに伴い服も今までの盗賊ライクなスタイルではなく全身鎧みたいな格好になった。城の前とかに居そう。強そうな兵士って感じだ。もうちょっと冒険者感は欲しいかも。
最終決戦までファッションは探求の余地あり。
これで結局初期装備の見た目が一番よかったな。となったら辛い。泣きながらレベル上げをして数字で殴るしかない。そうなる可能性も捨てきれない。

レベル上げ中の発見

前述のとおり私はあまり宿へは泊まらずある程度回復とMP吸収の連続でずっと野を駆けまわり続けている。
とんでもないブラック企業だ。ラスボスも真っ青かもしれない。
偶に回復が面倒になったり、MP回復の均衡が崩れたと感じたときに手っ取り早く宿を使っている。それもわざわざ最初の頃の町へルーラで飛んで安く泊まっている(旅を進めるごとに町の宿代は一人当たり1円ずつ高くなっている)。
ここ最近は増殖系の敵を相手しているときに魔法攻撃を封じられたり、パーティーの火力がマヒで動けず戦闘が長期化し、MP消費と吸収の均衡は結構すぐに崩れる。ケチなわりにめんどくさがりでもあるため、そうしたときはぎりぎりまで絶えずさっさと諦めて宿に泊まるのだが、今更ながらこの解決策に気づいた。
どうせ宿の為に初期の町の方へ戻るのなら、その辺りにいる弱い敵を倒せばいいのだ。相手は速さでは我々に勝てないし、強さ的にも一撃で倒せる。つまり相手の攻撃がこちらへ届くことはない。そういった敵を叩いて1や2づつMPを回復してパーティ全体のHPと魔法係のMPを全回復するまで戦えばいい。
こんなことはきっとゲームの下手な私以外もう皆気づいていたことだろう。それか、私のようにケチでない皆様であれば考える必要すらないことなのかもしれない。私はRPGゲーム中一番貯金に力を入れている堅実な旅芸人なので、この方法を採用したい。
結局手間が増えてるし、面倒に思うなら宿にさっさと行けばいいと思うだろうが、一発で倒せる敵と戦うのは非常に楽だ。
最新の敵はそこそこ拮抗した力差なので、ガチガチの戦略と行かないまでもある程度攻撃の割り振りをしていかなければならない。その点圧倒的に力差のある相手にはAボタンの連打でほぼ勝てる。ストレスフリーだ。

……先ほどまでモンスターの知性と彼らの生活や家族友人を思って憂いていたのはなんだったのだろう。
しかし仕方のないことだ。
世は無情である。

待って!?レベル上げの為にマップを彷徨っていたら、次の町らしきところへついてしまった。
え!?これってもしかしてあの山登らなくてももしかして話進む!!?!?
なんか町一番のお屋敷に行けるようになってしまった。
うーん。なんかここのお話覚えてるきがする。お人形がね。一人で...…

まあ!上ると決めたからには先に山に行きたい!!
ちょっと屋敷は待っててくれや

今度こそ登山

登る!ちょっと様子見てレベル上げに引き返すかもしれないが、いけなくはない気がする。

なんか不穏
山の上の方で探してる彫刻家の爺さんの書き残しを読んだのだが、もう生い先短いし、最後の意地でこの山登ってこの頂上に最高傑作を残すぜ!みたいなことを言うてる。
これ読み終わった後から突然今まで出てこなかった見たことない石のゴーレムみたいなやつが襲ってきて、え???こんな急に最高傑作くんの!?って思ったらマップに普通にいるモンスターだった。びっくりした。

じゃあ頂上にある最高傑作って何よ!?

……え、あ...…!?
めちゃ知ってるとこじゃん。うわ。
わ~~~切ね~~~~

このゲーム、今までの話と、後半は過去のうろ覚えの記憶になるが、全体的にすごくいい話。しかし今ものねこはトンチキな格好しているから台無しだ。
しゃべるスライムはかわいい。

実を手に入れるとかわいい音楽なる。そら手に入ったのは嬉しいけど、悲しいこともあって到底喜ぶ気分になれないよ!ってときも容赦なくなるからなかなかクセになる。
この曲かわいくて好き。

屋敷へ

山を攻略したので先ほど保留にした屋敷に行きましょう。
いやあのね、薄っすらここは覚えてたんだけど。
大体の物語というか、病気だった持ち主の女の子にお願いされたことをね、果たそうとして人形が女の子の代わりにね屋敷で一人ね...…っていう話。そこまでは覚えてた。女の子の願いははっきりとは覚えてないけど、何となく方向性も覚えてる。ってぐらい。
だったんだけどさ、もう入口のおじいさんの話聞いた瞬間に、うわっ!!!って思っちゃった。思い出してなんかめちゃくちゃ嫌な気持ちになった。
人間どもめ!!!!だめ~~ものねこ闇落ちしちゃうかも。

ぶっちゃけ細かいことは忘れているが物語の最後の方とか、最後の方の敵が何でどういうやつかとか薄っすらとは覚えていて、テーマみたいなものは何となくわかった状態で遊んでるんだが、このゲーム人間のろくでもないところは結構いろいろしっかり出て来る。それでも善性のある人間もいっぱいいて、天使としては守らないといけないんだが...…だけどさ……

やっぱ闇落ちしちゃうかも!!!!!

でもな~~やっぱいいやつもいんのよ!!
元気な方がいいって!心配って!
そうだよな!お前ら...…
こいつらを見習えよ!他のやつらもよぉ。

私この話めちゃくちゃ好きかもしれん。
でも屋敷のみんなは返ってこない人を待ち続けるんだって思ったら、いいのか悪いのか。
だっていつかはわかるじゃん。
それがもう死んでたってわかるのか、旅から帰ってこないことで旅先で死んだことになるかはわかんないけど、でももういないからには辻褄が合わなくなってくるはず。そう考えると切ない。

転職しよう!

職業を変えよう!
本人も魔法戦士にしようかな~といっていたので、しゅうちゃんを魔法戦士にしてみた。
他の子は転職提案とか無しで職業指定もらってるんで、転職は考えてないけどスキル割り振りの為に一時的に職業を変えたりはしてもいいかもと思っている。

船出

なんか船を手に入れたが行けるところが増えすぎてどこへ行けばよいかわからん。ストーリーを進めずにとりあえず三っつの村の土を踏んでしまったので、無駄にルーラのワープ地点だけ増えてしまった。
とりあえず砂漠の町の問題から解決していこうと思う。ルーラのリストで一番上に来るのがこの砂漠の町だったからだ。
おそらく順路的にはこの三つの中でここが一番最初なのではないだろうか。
ということでトカゲを探したりスケベなおじさんを探したり。

to be continued...…

とりあえず砂漠の我儘女王は何とか助けてやり、トカゲも自らの過ちを認め、めちゃくちゃ善人な使用人の気持ちもちゃんと女王に通じ、無事𝓱𝓪𝓹𝓹𝔂 𝓮𝓷𝓭
このまま書き続けようと思ったんですが、あまりにもストーリーが長すぎるので、とりあえずここらで一旦中断!!!

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