ASUS UX450FDX-8265 狂想曲

またマガジンを増やして、「ネットウインドウショッピング事件簿」というのを立ち上げました。
皆さんは「ウインドウショッピング」という言葉をご存知でしょうか?
聞いた事あるけど、意味はよくわからない人も多いのではないでしょうか。
「ウインドウショッピング」というのは、「店舗のショーウインドウを見て回ること」を意味します。ショッピングには見て回るという意味もあり、購入行動が無くてもショッピングという言葉を用いるのです。

このマガジンでは日々皆さんが使っているネットショッピングで、「こんなこと起こっていたんですよ、実は」みたいな話しを書いていきたいと思っています。
早速の第一回目はASUSのUX450FDX-8265を巡る話しを書いていきます。ちなみにこれは現在進行形なので、これ欲しかったなんていう人がいたら必見です。

ASUSのUX450FDX-8265。2018年の12月に発売された、14インチサイズのノートパソコンです。14インチでフルHDの液晶、メモリ8G、ストレージ256GBのごく標準的なスペックのノートパソコンです。しかしこの商品には他とは違う特徴があります。本体下部にあるタッチパッドに液晶が埋め込まれており、簡易的なデュアルディスプレイとしての使用や、独自のランチャー機能や、テンキーとして使用できるようになっているのが面白いところです。ASUSは「ScreenPad」と呼んでいます。
そして実はディスクリートGPUを積んでおり、GeForce GTX 1050が乗っかっているところも良いところです。多少のグラフィック負荷のかかる作業もこなしてくれます。
実はこれ、私自身が発売当初に購入しようかどうしようか迷っていたモデルなのです。量販店に実物を見に行って検討したほどでした。結局買わなかったのですが。ちなみに発売当時は16万円と少しの値がついていました。

この話しはおよそ十日前にさかのぼります。
1月10日、私は非常に興味のあるページを目にしました。
「UX450FDX-8265 79,800円」
あのモデルが当時の半額以下ですと!
ちょっと目を疑いました。すでに後継モデルが出ており型落ちの商品とはいえ、スペック的には今でも(ギリギリではありますが)見劣りしません。後継モデルはディスクリートGPUの搭載ランクを落としていることもあり、1050がこのサイズに乗っかっているこのモデルには、それなりの価値があるのです。
それが8万円切りの値段。これはお得だなあと見た瞬間に思いました。

でも私はいきなり買うようなことはしませんでした。
そもそもPCは吐いて捨てるほどあるのです。買って肥やしを増やそうなんて馬鹿なことはしないと考えていました。そうそれまでは。

しかし昨日、そのページを見たところ値段が上がっていました。しかもかなり。これには「ああ、これは買うなという神の思し召しだな」と思うばかりでした。はい、そう思ってました。

でも実は別のネットストアでも似たようなことが起きていたのを私は見逃していませんでした。そこでは79,800円よりは多少高い値付けがされているものの、ポイントがあり、ポイントの分を差し引くと、79,800円を更に切る価格になるのです。

私は非常に動揺しました。「ここで買って置かないと後悔するか?」「しかしいらないものを買うのもどうか?」
逡巡した結果、買ってしまいました。押していました。

そして程なくそのストアの在庫はなくなりました。
そのストアには品目の種類別のランキングがあるのですが、
この別ストアの値上がりが始まる前はランキング200位以下という位置にいました。
しかし在庫が切れた後、確認したところランキングは3位まで上昇していました。
いろんな人が同じことをした証拠です。

そして今、そのストアの在庫は少し復活しているようです。ランキングは今でも5位を維持しています。一山は超えたようですが、今でも買いですので、見かけた方は検討してみてはいかがでしょうか。

ネットのストアにはこんなことが実は日常茶飯事で起きています。今日もあそこで、明日はあっちで。良いネットショッピングライフを。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?