聴き心地と聞き応えって?

カラオケ大会の審査やオンライン審査ではよく「寸評」がもらえます。いわゆる簡易的な評価コメントですね。この中でたまに書かれている「聴き心地」と「聞き応え」について今日は書こうと思います。

【聴き心地】・・・・・というのは、いかに違和感なくその歌唱が聞けるかどうか、ということ。つまりは「ミス感のなさ」が重要となってきます。
音高(音程)の管理はしっかりできたか、リズムは適正か、音色は変なところで急に切り替わってないか、ファルセット(裏声)と地声の切り替えはスムーズか、ノイズ混じりの発声、聞き取れない歌詞、などなど、書き出したらキリがないのでひとまず今回はこのへんで。

それらのミス感がなく(聞き手が違和感を感じないで)聞くことができる時、審査において失点が少なくて済みますから当然のことながら大会での順位スコアは上がります。

【聞き応え】・・・・・いわゆる歌唱魅力のことです。その人が聞き手に「ここすごいでしょ!」「私こんな歌唱ができるんだよ!」と伝えられるポイントと言えば分かりやすいでしょうか。迫力あるロングトーン、高音のクリアな声、低音の厚みのある声、ひねりやエッジボイスなどの歌唱装飾、こぶしの美しさ、などなど。これらの魅力が加点要素となって大会での順位スコアは上がります。

カラオケ大会の審査は完全な減点方式もなければ完全な加点方式もありません。

審査員によってこの2大要素のバランスは違えども
結局はこの聴き心地(ミス感なく歌えること)と、
聞き応え(歌唱の魅力が出せること)の2つの柱をきちんと大事に歌えた人が上位にいくようにできています。






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みうマネージャー
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