大会で減点される歌唱とは?
大会で減点される歌唱とは?
カラオケ大会の審査においては
歌唱魅力となる「聞き応え」が加点される一方で、
「聴き心地」が欠けた状態(聞き手の違和感となるミス感)があると減点されます。
どちらの比重が多いかは審査員の先生によるところが大きいのですが、
大体の先生は減点方式の比率が多いように思います。
中でも音高ミスとリズムミスは大きく点数を削る先生が多いはず。
これは何よりも聞き手の違和感となるからです。
「あんなにかっこよく歌える歌唱魅力があったのに音を外したからってなんでそないに順位が下がるの?」
と思う人もいるかもしれません。
でもこれにはきちんと理由があるんです。
違和感というのは観客の没入感を一瞬で覚ましてしまう作用があるからです。
舞台演劇で泣けるシーンの時に、ヒロインが名セリフを言う際にセリフを噛みまくっていたらどうでしょう?
「あ、いま噛んだやん」
「今の絶対ミスやんな」
という印象が強くて一瞬で現実(これはお芝居であるということ)に引き戻されて、その作品の世界観から引き戻されないですか?
違和感というのはそれだけ罪が重いのです。
だから失点が大きく響いてしまうことになります。
もちろんその失点にも度合いがあります。
ある老舗のお店。行列するほどパフェが美味しいと聞いて、並んでやっと食べたパフェは他のお店では味わえないくらい絶品!しかしそのパフェの中から虫がでてきたら?一発でアウトですよね。二度と行かないぞ!って思う人が多いでしょう。これは歌唱で言うとデカすぎる音高ミスで一発アウトなやつです。あるいは歌詞モニターがない大会で歌詞を忘れてしまって無音状態でワンフレーズ抜けたとか、そのレベルかな。
ではパフェに入っていたのが千切りキャベツの一部だったらどうですか?虫よりは許せる・・・が、異物混入ってどうなの?ここで「二度と行かない!」っていう人と「とんかつも提供している店だから厨房で混ざっちゃったのかな。でも唯一無二の味だからまたここのパフェ食べたいな」という人に分かれるかもしれません。
これと同じように、ミスにも程度や頻度によって相手に与える違和感が違いますし、
もともとの加点要素(他の人にはないうまさ)があれば「キャベツは入ってたけどまた食べたい」になることもあるわけで、歌唱においても「音高ミスは程度の小さいのがあったけれど、それを上回る歌唱魅力があったな」と思えたら入賞できる可能性もあるという事です。
何が言いたかったかというと、私はキャベツが一本でも入ってるパフェは一発アウト派です笑
(要約へたくそか!)
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