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首輪つきの起床
「何しようかな」という言葉で迎える朝が好きです。珈琲いれようかな、とか、新聞読むか、とか、卵とご飯とピーマンとソーセージあるからあれをああしてこうしよう……とか、
思考を縛らない、義務感や拘束感の無い朝。抜けるような青空だけは、コロナウイルスも蝕むことはできない。
ははっ(某ワニ)
2年前の朝はまず黒い太文字で「洗顔!!」から始まり、「着替え!!」に続き「飯!!」「時間割!!」「電車!!」
といった具合に義務の連続だったもので。当時の肩書きは浪人生。僕のしょっぼい20年史において、世界史で言うところのクレタ、ミケーネ文明(エーゲ文明:b.c2000)後、記録のない時代がある、あの期間です。
嘘ですカッコつけました。記憶はちゃんとあります。
あの期間はとにかく勉強が唯一の娯楽となるようその他の娯楽を遠ざける日々。勉強よりも友達が楽しいのは当たり前なので、テレビもゲームも友達も女の子も一旦終了。これで楽しいことは数Ⅲを理解出来た瞬間や生物の記述で満点取れた時、先生に当てられて答えられた世界史の暗記等に限られてきます。あー楽しかったーーーーあはははは(棒)
はあ
だから今、何もかもがめちゃくちゃカラフルに見えます。海馬(記憶するところ)や大脳新皮質(思考や言語のところ)を自由に使えるっていいなと。本を読んで下線部が意味する内容を5択のうちから選ばなくていいんです。自分の感受性が正しい。
あなたが今日感じた違和感も感動も美味しいも全部ホンモノです。大事にしてくださいね。