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hiro_pic09
甘い時間は、苦い時間。
スタバを一緒に飲みたい。
数年、だたそんな小さな願いを
ずっとずっと胸に抱いていた。
「誰か」にとってはすぐ叶うことが、
永遠に無理だ、と感じながら
傍にいるのは辛過ぎた。
「誰か」にとっては願いですらない、
当たり前のこと。
他愛もない時間。
ほんの少しの、甘い時間。
私には一切、与えられない時間。
私にとっては、苦い時間。
今日もあなたは、
コーヒーが飲めないあの子と
行くんでしょ?
私の誘いは断って。