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簿財独学のしおり2(簿記論・インプット編~初めの一歩~)
この項目では、簿記論のインプット期の学習について紹介します。
簿記論と財務諸表論の計算については、大部分が内容が重複しています。そのため、まずは難易度の高い簿記論の計算から学習していき、簿記論の計算が一定水準に達した後に、財務諸表論の計算を勉強していくことをおすすめします。
① 使用教材について
「みんなが欲しかった!税理士簿記論の教科書&問題集1〜4」
最初の方から、順番にテキスト⇒問題で進めていきます。
もし仮に理解ができない部分があっても、今後計算問題を解くうちに、理解ができるようになってくるため、全てを理解しようとせず、解き方がイメージできるようになれば十分です。
② 使用法
全部で3回解きました。
1回目はテキスト+問題を全て通読。
2回目・3回目は間違えた問題のみを解きました。
また、どうしても意味が分からない論点については、CPAカレッジ様の動画(Youtube)で勉強しました。こちら、退職給付やリースなど、悩みやすい論点を解説した動画が無料で公開されているので、ぜひ活用されることをお勧めします!
③ 気を付けること
インプット期の目標ラインは、テーマごとの基本的な仕分けがパッと思いつくレベルになることです。
そのため、問題を解く際には、必ず手を使い仕分けを切っていました。
学習の初期段階では、勘定科目すら覚束ないため苦しいかと思いますが、だからこそ、身体に覚えこませることが重要です!
以上が、簿記論のインプット期の学習法です。
次の記事では、「簿記論の個別問題」について書きたいと思います。
ありがとうございました。