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簿財独学のしおり6(財務諸表論・計算問題対策~片手間で十分~)
この項目では、財務諸表論の計算問題の学習について紹介します。
財務諸表論の計算問題は、簿記論の計算ができれば、ほとんど学習は終わっているといっても過言ではありません。簿記論で作成した後TBを基に、財務諸表を作成していくイメージです。
1 使用教材について
「税理士 財務諸表論 計算問題の解き方(TAC出版)」
簿記論の計算問題ができれば、後は財務諸表論用に解き方を学ぶのみです。
これと過去問題集さえあれば、演習は十分だと思いますが、不安な場合は、「財務諸表論 総合計算問題集 応用編」を購入しましょう。
2 使用法
「計算問題の解き方」を2周程度して、問題の解き方を学習した後は、過去問題集に取り組みます。計算の難易度という点では、簿記論よりはるかに簡単です。過去問題集の使い方については、次の記事で紹介させていただきたます。
3 気を付けること
合格のための目標レベルは、制限時間で40点(8割)以上を安定して取れるレベルです。
財表独自の勘定科目や配列については、ノートにまとめるなどして、暗記をすれば十分対応可能です。
計算の演習という意味では、簿記論:財表=3:1くらいの配分で十分だと思います。
以上が、財務諸表論の計算問題の学習法です。
次の記事では、「過去問題集の使用法」について書きたいと思います。
ありがとうございました。