会津大学 手芸同好会2019~2021
はじめに
どうも、2021年の会津大学 手芸同好会の部長をしたMonoです。
未来人に向けて、昔の手芸はこんな感じだったよーと伝える記事です。
手芸同好会とは
コンピュータによる創作活動をメインに行っている会津大学のサークル
読み方は「しゅげい」ではなく、「てげい」。手芸同好会の一年は、新入生に正しい読み方を教えるところから始まる。
扱い的には部なので、正しくは「手芸同好会」部
リンク
2019年 部員
班構成
C言語
Unity/Blender
活動
特になし
感想
私が新入生の時に、一番初めに入ったサークルが手芸同好会。確かゲーム系だとA-PxL(VR部)なども興味があったが、新歓でA-PxLの先輩が陽キャ気味だったので怖くてやめた。(2021年の年末の現在、結局入って幽霊やってます)
2019年は主に2つの班で構成されていた。C言語班とUnity/Blender班だ。それぞれ新入生に対して先輩が付き、マンツーマンで教えてくれた。
私はUnity, Blender班に所属し、アプリを勉強会形式で毎回丁寧に教えてもらっていた。ゲーム作りも3Dモデリングも初めての体験だったので、とても面白かった。その後ははまって、1年の夏休みはBlenderをやりまくっていた。
2020年 副部長
班構成
前半
Unity/Blender
後半
Illustration
Web
その他の活動
LT会
映像作品制作(YouTubeから見れるよ)
感想
手芸同好会では、次のような感じで学年に役割が割り振られていた。
学部3年:部長だが、事務処理だけで活動には口出しししない
学部2年:副部長で、活動方針を決定する
よって、ノリで副部長になってしまった私は、自由にサークルの方指針を決めまくれた。と言っても、前半は去年と同じくunity/blender班での勉強会がメインの活動だった。
昨年と違ったことは次の3つ。
勉強会のクオリティーが上がった
活動場所がDiscord
後輩ができた
まず、unity/blender強強先輩がめちゃくちゃちゃんとしたスライドを作って、毎回ハイレベルな勉強会を開いてくれた。確か休学中だった気がするのだが、サークルに時間を割いてくれて本当に感謝している。
次に、活動場所が演習室からオンラインのDiscordに変わった。コロナのために仕方なくDiscordにしたが、意外と画面共ができるので便利な面もあった。ただ、ギャグをしても全員ミュートな時はすごく悲しくなる。常人であれば耐えられないであろう。
そして、私が一番刺激になったのは、初めて後輩ができたこと。高校の頃は、先輩はいたが、後輩とちゃんと活動する経験をしたことはなかった。なので、初めて後輩にアプリの使い方を教えたり、会津大学の過ごし方のアドバイスをすることで、あーこれが親御心かぁとかしみじみ感じていた。先輩は尊敬できるし、後輩は助けてあげたくなるし、よりサークルのことを大切に思えたので良かった。
また、この年に新しく企画したことが2つある。
Web班の設立
月一LT会の企画、開催
Web班の設立
これは単に私がwebサイト作りを経験してみたかったので作った。会津大学はアプリを作ったり、ゲームを作ったりする授業もサークルもあるが、おそらくwebサイト(HTML, CSS, JS)をがっつり教えるものがなかった。私自身は少し触ったことがあったので、自分自身勉強しながら、軽く勉強会を行った。
冬休みの最後には、手芸のウェブサイトを作った。ページごとに担当者を分けたので、デザインがみんな違っていて、とても面白いサイトになった。
月一LT会の企画、開催
コロナでのコミュニケーション不足を解消するために行なった。Discordでオンラインの活動になってから、勉強会には参加しないけれど雑談したい人や、班が違う人同士が話す機会がなくなってしまった。普通に寂しかったので、見切り発車でLT会の企画を作った気がする。
ちなみにLTとはLightning Talksの略で、プレゼン大会のようなものだ。皆に参加してもらうことが目的なので、テーマなし、時間もなしという緩いルールにした。この月一LT会は2021年の現在では対面で行っている。
2021年 部長
班構成
前半
Unity/Blender
後半
Web
Game
AviUtl
Design
その他の活動
動画制作
学祭展示
感想
学部3年になり、エスカレーター的に部長になった。ここで、幽霊になると思いきやならなかった。理由を聞かれれば「意外と行けると思った」というなんともアホな回答をするしかない。よって2年連続で私の独裁政治が続くことになる。(正直言うと3年は結構忙しかったのでやめればいいと今では思っていますマル)
この年は独裁国家設立2年目と言うことで、昨年よりは上手く立ち回れた気がした。主に意識したのは心理的安全性を守ることと、決断をすること。後者は苦手だったし、リスポンスが遅かったが1年間意識して取り組んだ。ただ、相変わらずミスは多かったので、その都度指摘してくれた後輩には感謝しかない。
指針としては「部員の満足度を上げる」ということを意識した。なので、最悪今の部員が望んでいないなら班がなくなっても良い。外より中を意識しいるので楽しさを伝えるといった活動も積極的には行なっていなかった。
班は昨年のノリで、それぞれがやりたいものに関する班をどんどん作った。AviUtl(動画制作)、Web(サイト作り)、Desginの班は会津大学でも手芸同好会唯一の分野だと思うドヤ。
ちなみに私はDesgin班の班長になった。以前参加した学内イベントのAizuHackと同じくFigmaの使い方についての勉強会を開いた。(資料はこちらです)
また、この年はサークル間での交流が盛んだった。もともとゲーム系サークルを兼部している後輩が多くいたが、さらに仲が深まった印象がある。個人的にもゲーム系サークルの部長、副部長と仲良くなれたり、Zliという大きなサークルに入って人脈が増えたりと、他サークルの人とたくさん話せた気がする。
正式に合同で何かイベントをやったわけではないが、学祭では別のサークルの手伝いを皆でするなど協力できた。本来似たような趣味を持っている人たちなので、サークルごとに閉じたままだと非常に勿体無い。
逆に後悔していることは、人に仕事をあまり割り振らなかったこと。1年で解散するチームなら、全部1人でやっても良かったかもしれない。ただ、サークルはどんどん世代交代が起こるものなので、1人でやってしまうのは失敗だと今では感じている。仕事をもらった方がやりがいや責任感も生まれると思うのでその機会を奪ってしまったかもしれない。そもそも、サークルで年長が2年連続で代表ってのも少しまずかった気がする。若者とおじいちゃん政治家の対立を、知らないうちに作っていたら本当に申し訳ない。
最後に
こんな感じの3年間でした。
まとめると、手芸同好会は私がクリエイティブ系に進みたいと思った一番初めのきっかけであり、リーダーシップ、後輩や先輩の大切さを感じさせてくれてた場所です。
関わってくれたすべての人たち、本当にありがとうございました!