絶対にずっと一緒にいてくれる存在
幼い自分、過去の自分に話しかけている。
はなしかけていたら
「私はずっと一緒にいるから。大丈夫。絶対味方だから。」
と言葉が出てきた。
スっと入ってきた。
そう、絶対的な安心感が欲しかったんだ。
でも、他人は離れるかもしれない。
いくら口で一緒にいると約束したって、離れるかもしれない。
なにより死は回避できない。
私より先にいかないで、とどんなに願っても
約束してくれたとしても
そこはコントロールできない。
だからずっと1人になる不安を抱えていた。
誰がそばにいても寂しかった。
今はそばにいるけど、未来は分からないから。
そばにいる今に慣れてしまったら、いつか来る離れ離れの未来がより耐え難くなってしまうから。
でもさ、自分はずっと一緒にいてあげられるよね。
命が消えるその時までずっと一緒だ。
だから過去の自分に「ずっと一緒にいるよ」
と嘘偽りなく語りかけることができる。
過去の私にとってそれほど心強いことはない。
絶対的な安心感というものが少しわかった気がした。