ゴッホの話(悪いジョーク)
アートについて気になることができた。
生前に売れなかった画家の代表ってまあ間違いなくゴッホだと思う。しかしここで疑問が起きる。ゴッホのあの絵を見て本当に当時誰も凄い絵だと思わなかったのだろうか?
今じゃ誰が見たってゴッホの絵はゴッホの絵だ。絵の世界でゴッホ風みたいにジャンル付けされるような画家なんて数えるほどしかいないわけじゃないですか?そんな強烈な個性で歴史に残るような作品を誰も欲しいと思わなかったってことが信じられなくて少し調べたが諸説あるみたい。でもムーブメントを見ずに自死したことは事実。
当時のインフルエサー的な人が「良い」と言えば一気に奪い合いになる程の「本物」のムーブメントは起きただろうなと思う。ゴッホや弟のテオがそれを望んでいたのかはわからないしゴッホの不遇がゴッホをゴッホたらしめたことは間違い無いので歴史にイフは無いんだけどその事が不思議でしょうがない。
ぼくには想像しかできないがゴッホが精神を病み、苦しい創作活動の中で報われたと思えるような瞬間があった事を祈る。神がもしいるなら死の瞬間彼を幸せで包んであげて欲しい。まるっきり聖人だ。
そして死後皆がゴッホの才能を褒め称えはじめたのはもはや悪いジョークだ。