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松戸にどっぷり。まつどっぷり。松戸の魅力を発信していく!!

坂川ながるるプロジェクト

JR常磐線松戸駅から少し歩くと
坂川という小さな川が流れています。
宿場町として栄えた松戸を
ずっと見守ってきた存在でもあります。

坂川のほとりに作られた
春雨橋親水広場を中心とした
持続可能なまちのまちのあり方を試す
実証実験が「坂川ながるるプロジェクト」
と呼ばれるプロジェクトです。

今回は、「まちの魅力を伝える
編集部をつくろう!」
という何やらとってもおもしろそうな企画。
1月の「まちなか映画館」に引き続き
参加してきました。

まずは、まちを歩いてみよう!

2/8はあいにくめっっっっちゃ寒い日。
そんな寒い日にも関わらず
たくさんの参加者が集まりました。
顔見知りの方もいれば
まったくの初参加の方もいたりして。
中にはお子さん連れのパパさんも。

アテンドを務めてくださったのは
omusubi不動産代表の殿塚さん。
松戸にある物件をユニークにリノベをして
賃貸や販売をしている不動産屋さんです。

詳しくはリンクをご確認ください!

さてさて、待ち合わせの
Spread Ruiさんを出てしゅっぱーつ。
ここのカフェがまた
とても素敵なお店なので
下のリンクから覗いてみてください。

旧水戸街道を東京方面に向けて、てくてく。
随所に残る古い建物
このまちのキーマンたちのお店など
普段歩いていて見落としてしまいがちな
風景たちを殿塚さんに教えていただきました。

寒くて写真を撮るのを忘れてしまったので
また機会があるときに街並みの写真を
あげられたらなと思います。

宿場町に歴史あり。
人に歴史あり。
松戸の魅力がギュッと感じられた
1時間の散策となりました。

ウェブメディアのこれからについて、友光だんごさんが語る

お店に戻りお待ちかねの講演会です。
お話をしてくださるのは
ジモコロ編集長の友光だんごさん。

ジモコロは、ローカルを軸とした
ウェブメディアを発信しています。
「地元」と「仕事」
地域に根ざして生きること。

これまで地元という地元がなく
松戸でようやく地元を体感している私にとって
地域の魅力を伝える発信に
とても興味がありました。

  • 数年前から、SNS疲れSNS離れが顕著になってきたこと

  • アルゴリズムの改変により、リンクのPVが著しく落ちたこと

  • アルゴリズムが複雑になりバズを起こすのが困難になったこと

これらの理由から、ウェブメディアの在り方が
変容せざるを得なくなったと
だんごさんは仰いました。
これまでのPVだけを指標にする
ウェブメディアは成立しなくなったと。

では、どう考えれば良いのでしょうか?
単純に記事だけではなく
それ以外の価値の提供や
ファンの獲得が求められるというのです。

これはまさしく私も体感として
感じていたことなので何度も
うんうんと頷いてしまいました。

中森明菜が呟けば
あっという間に拡散されるのが
世の中なのですから。

ウェブメディアの入り口を
どう作っていくか。
届けたい読者に合わせた発信媒体を
選択し届けていくことが重要だと
だんごさんは仰います。

  1. ZINE、リトルプレス、文学フリマ

  2. Podcast

  3. インスタマガジン

  4. 動画

SNS以外のリアルにヒントがあると
私も思います。
人との繋がりが希薄になった今だからこそ
あえての紙媒体であったり
対面や一対一での心のこもった発信が
大切なのではないでしょうか。

松戸のレジェンドたちへのインタビュー

そしてここからが
アツいインタビューの時間。

Spread Ruiさんのバスクチーズケーキと
アメリカーノに舌鼓を打ちつつ。
(また、夢中になって写真を忘れた女です)

バスクチーズケーキがほんまに絶品で
また絶対に行きます♡

インタビューのお相手は
「松戸宿坂川献灯まつり実行委員会」の方々。

坂川で献灯まつりの
存続危機があったときに立ちあがったのが
この実行委員会のおじさま方だったのです。

もともとは日本一汚いと言われていたのが
坂川です。
江戸川を本流に持ち
ポンプで水を送り込んでいる支流です。

南から北へと走る坂川は
ポンプが止まれば水の流れも止まり
水質は汚濁してしまいます。

松戸は橋を渡ればすぐに都内です。
そのため、松戸の水質が
東京の水道に直結しています。

石原慎太郎氏が都知事の頃に
水質改善に取り組み、その甲斐があって
川底が見えるほどまでに
水質は改善したそうです。

鮎や鰻、カワセミが棲みつく水辺となり
松戸のまちを彩りました。

そして、令和5年 国土交通省
「かわまち大賞」を受賞したのです!

坂川とまちづくりは、市民にとって
大切なライフワークとなりました。

「松戸献灯まつり」は2025年で
第18回を迎えます。

最初はたくさんの反対にあったそうです。
でもレジェンドたちの想いは強かった!
松戸が好きだから。

伝統を守りつつ先人たちに感謝の気持ちを
抱きながら、新しいものを取り入れながら
地域文化を継承して行くことは、
日本のためにも日本人のためにも
必要なことです。

もともとが宿場町で
訪れる人をおもてなしするのが好きで
受け入れ力の高い人に優しいまち。
それが松戸です。

できない理由よりも
どうしたら実現することができるか
楽しいことを追求していきたい。
そう思える方たちだから
17回も続けることができたのでしょう。

そして実行委員会も
世代交代の時期に差し掛かりました。
レジェンドたちのアツい想いに惹かれて
たくさんの仲間が増えているそうです。

ワクワクします。
私もこの仲間に入りたいと切に思いました。
松戸を私の地元にしていきたい。
そう思えたのも、みなさまのおかげです。

飲み会で広がる繋がり

最後の写真は、「いい友」さんでの
懇談会の様子を。
出会いに感謝、おいしいお料理に感謝。

松戸はいいとこ、寄っておいで。

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