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転職を何度も繰り返してしまう理由
■ 何度も転職してしまう
何度も転職してきた。
「自分は我慢が足りないのだろうか」と思ったこともあるかもしれない。
でも、僕はそうは思わない。
むしろ、その度に「もっといい場所があるはずだ」と高望みしてしまう気持ちがあったのではないだろうか。
その気持ちは、よく分かる。
僕もかつてそうだった。
目の前の仕事が物足りなく見えて、「自分はもっと違う環境で輝けるのでは」と考えてしまう。
だけど、その「もっと」を求めるうちに、いつの間にか自分を追い詰めてしまうことがある。
■ 理想と現実のあいだ
転職を繰り返している人に、こんな話を聞いたことがある。
「自分が理想とする職場は、どこに行っても見つからない」と。
最初は環境や条件のせいだと思っていたけれど、何度も転職を繰り返すうちに気がついたそうだ。
自分自身が「完璧な環境」を求めすぎていた、と。
これ、すごく辛いことだ。
だって、自分が間違っているなんて思いたくないし、「もっと良い場所を探す」ことは間違いじゃないはずだから。
でも、どこかで立ち止まって考えなければならない瞬間が来る。
本当に自分が求めているのは「完璧な環境」なのか?
それとも、ただ「自分を許せない何か」を埋めたいだけなのか?
■ 気がつくのは、辛いけど大事なこと
理想を追いかけるのは悪いことじゃない。
でも、何度も転職を繰り返しているなら、自分に問いかけてほしい。
「自分はどんなスタンスで、どんな人生やキャリアを歩みたいのか」と。
理想の職場や仕事は、どこかで必ず壁にぶつかる。
その壁を乗り越えるのはスキルや条件ではなく、あなた自身の「人生への考え方と、そこに関連する仕事への姿勢、向き合い方」だ。
転職をすること自体は、逃げではない。
ただ、次の場所に行く前に、一度立ち止まって考える時間が必要なのかもしれない。
もし転職について何か悩みがあるのなら、どうぞ気軽にこちらに投稿してください。
僕なりに、できる限り丁寧に答えさせていただきます。