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過保護なじいじ
以前、過保護のカホコというドラマが流行りましたが、最近は過干渉な親が増えているそうですね。
大学の入学式や企業の入社式に参加される親御さんも年々増えていると聞きます。
私のとこはそこまで干渉されることなく、自由に生きてきましたが、祖父だけはとても私に干渉したがるタイプでした。
私が大学生の頃、中国の首都北京に留学することになったときもお見送りのレベルが度を超えていました。
どこまでお見送りに来たと思いますか?
家の玄関?
最寄りの駅?
ターミナル駅?
空港の出発ロビー?
いえいえ、そんなレベルではありません。
中国の留学生寮の私が生活をする部屋まで付いてきました!
地方空港から成田空港に行き、ホテルに一泊したのち、北京首都空港に到着後、知り合いのお迎えの車に乗ってホテルへ、その日は知り合いとの会食後一泊したのちに留学先の大学へ向かいました。
まぁ祖父も中国の知り合いに会って、孫娘の世話をお願いするという理由もあったんでしょうが、この行動力に驚きですよね。
きっと現地で出会った方々もとんだ箱入り孫娘が来たなぁと思ったことでしょう。
留学中も祖父の知り合いには銀行のカードを作るところから、郊外の観光地に連れ出してくれたりと何かとお世話になり感謝しかないです。
この頃私の中国語は全然ダメで、とくにリスニングが壊滅的だったので、日本語が話せる中国人の知り合いには助けられることが多かったです。
そして、私が連絡をしなくとも知り合いが祖父に連絡するので、私の行動は筒抜けという感じでしたが。
祖父「この間、◯◯さん(知り合いの中国人)とご飯行ったんやろ?」
私「うん、そうよ〜。美味しい物ご馳走してもらったよ!」
とまぁこんな感じですね。
とても過保護な祖父ですが、別に迷惑とかではなく、むしろ気分は良かったですね。
どんなにブスな外見でも、
「◯◯(私)は美人やのぉ〜」
「お前綺麗やな〜」
と言ってくれてる祖父は私にポジティブ精神を与えてくれた1人でもあります。
上司にどんだけブスブス言われても
「え〜でも祖父は私のことめっちゃ美人って言いますよ〜」
「こんなブスでも物好きはいるもんで、ちゃんと結婚できてますからね〜」
と軽くあしらえてますから笑
そんな祖父ももう自由に歩けるだけの体力はなくなりましたが、その代わり今度が私がアジアを周って楽しい土産話を祖父に聞かせてあげたいと思います。
その為にも継続して中国語とインドネシア語の勉強を頑張るのみです!
私の行動力は祖父譲りなので、このフットワークの軽さでコロナ終息後はまたアジア各地を巡りたいです!
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