見出し画像

クインシー・ジョーンズのプロデュース作10選

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones、1933–2024)は、アメリカの作曲家、プロデューサー、編曲家で、20世紀を代表する音楽家の一人です。初期にはジャズアレンジャーとして、その後映画やテレビ音楽でも成功を収め、黒人音楽家としてハリウッドでの地位を切り開いた先駆者となりました。1982年には、マイケル・ジャクソンの『Thriller』をプロデュースし世界的なプロデューサーとしての名声を確立。その他「We Are the World」のプロデュースやグラミー賞28回受賞をはじめ、多大な功績を残しています。


【第10位】"Light Up the Night" Brothers Johnson - 1980年
ブラザーズ・ジョンソンの4枚目のアルバムで、クインシー・ジョーンズがプロデュース。タイトル曲「Light Up the Night」や「Stomp!」など、ファンクとディスコを融合したエネルギッシュなサウンドが特徴です。ジョンソン兄弟の卓越した演奏とジョーンズの洗練されたアレンジが際立つ一枚です。


【第9位】"It's Your Night" James Ingram - 1983年
ジェイムス・イングラムのデビューアルバムで、クインシー・ジョーンズがプロデュース。「Just Once」や「Yah Mo B There」など、ソウルフルなバラードとダンサブルなトラックが収録され、イングラムの力強い歌声とジョーンズの洗練されたアレンジが光ります。


【第8位】"Masterjam" Rufus feat. Chaka Khan - 1979年
チャカ・カーンを擁するファンクバンド、ルーファスのアルバム。クインシー・ジョーンズがプロデュースしたことで、ディスコとファンクを融合した洗練されたサウンドを実現。「Do You Love What You Feel」などの楽曲で、チャカ・カーンのソウルフルな歌声が際立っています。


【第7位】"Donna Summer" Donna Summer - 1982年
ディスコの女王ドナ・サマーが、クインシー・ジョーンズとのコラボレーションで新たな音楽スタイルを探求したアルバム。R&Bやポップの要素を取り入れ、「Love Is in Control」などの楽曲で進化したサマーの魅力を引き出しています。


【第6位】"Give Me the Night" George Benson - 1980年
ジョージ・ベンソンの名盤で、クインシー・ジョーンズがプロデュース。タイトル曲「Give Me the Night」は、ジャズとポップ、ディスコが融合したダンサブルなトラックで大ヒットを記録しました。ベンソンのギターとヴォーカルの魅力が存分に引き出されています。


【第5位】"Helen Merrill" Helen Merrill - 1954年
ジャズボーカリスト、ヘレン・メリルの名盤で、クインシー・ジョーンズが編曲を担当。トランペットのクリフォード・ブラウンも参加し、メリルの繊細で豊かな歌声を引き立てるアレンジが印象的な一枚です。


【第4位】"We Are the World" USA for Africa - 1985年
アフリカ飢餓救済のために制作されたチャリティソングで、クインシー・ジョーンズがプロデュース。スティーヴィー・ワンダーやライオネル・リッチー、シンディ・ローパーなど、多くのスターが参加。音楽を通じた社会貢献の象徴として世界的に評価されました。


【第3位】"Off the Wall" Michael Jackson - 1979年
マイケル・ジャクソンのブレイクスルーアルバムで、クインシー・ジョーンズのプロデュースがその成功に大きく寄与しました。「Don’t Stop ’Til You Get Enough」「Rock with You」など、ディスコやポップ、ソウルが融合した革新的なサウンドが特徴です。


【第2位】"Genius + Soul = Jazz" Ray Charles - 1961年
レイ・チャールズとクインシー・ジョーンズの初期のコラボレーション。ジャズとソウルが見事に融合したアルバムで、ジョーンズのアレンジが楽曲の完成度を高めています。チャールズの情熱的な歌声が際立つ一枚です。


【第1位】"Thriller" Michael Jackson - 1982年
史上最も売れたアルバムとして知られるマイケル・ジャクソンの『Thriller』は、クインシー・ジョーンズのプロデュースによる傑作。「Billie Jean」「Beat It」「Thriller」などのヒット曲を収録し、ポップミュージックの歴史を塗り替えました。



いいなと思ったら応援しよう!