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ゲームマーケット2024秋に初出展した話⑩(振り返り編)
さて、前回は念願のゲムマ初出展を実現した話をしたわけですが、それが無事終了した今、色々と振り返ってみたいと思います。
1.持ち物について
前日準備編で書いたゲムマに持っていった物は、概ね予定通り使うことになりましたが、中には使わなかったものもありました。
また、あった方が良かったのかも?と思うものもあったので、次回があるかは分かりませんが、振り返っておきたいと思います。
(使わなかったもの)
・折りたたみ椅子
スペースの問題で使えませんでした。
ずっと立っていても問題なかったのもあり。
・はさみ、カッター、マジック
今回はこれといって出番がありませんでした。
ただ、これらは必要な時にないと不便なのと、あまり嵩張らないので、持っておくに越したことはないかも。
(あった方が良かったかも?のもの)
・領収書
ご購入いただいた方の何名かに聞かれました。
法人ではないので必要ない(書けない)と思ったのですが、どうなんでしょうか?
ご存知の方いたら、教えてください。
(その他)
・釣銭
全体を通して見ると、各金種の増減はそれほどなく、準備した分で足りました。
おつりで払い出すこともあれば、逆にお支払いでいただくこともあり、増えたり減ったり。
ただ、一万円でのお支払いが続いたりすると、一時的に払い出しが多くなるので、ある程度の量を持っておいた方が、精神的に余裕は持てると思います。
2.気になったこと
ご購入いただいた方を見ていて気になったのは次の2点です。
(1)何を見て・聞いて知ったのか?
マッチングセンスをどのように知ったのか?
何を見て・聞いて知ったのか?
人間、認知していないものに対して反応することはできません。
そんな中でも、ご購入いただいた方がいるということは、何らか知る機会があったということ。
これが分かれば、効果的なPRができると思いました。
なんとなく、Xで流れてくる情報や、きたこしちゃんねる、あとは現地で見て知るのが多いのかな?という感じもしますが、どうなんでしょうか?
ゲームの性質によって、刺さる層を意識したPRをする必要はありそうです。
もし、次回機会があったら、購入いただいた方にアンケートを取ってみたいと思います。
(2)何に惹かれたのか?
どのように知ったのかということと同じ位、気になるのが、何に惹かれてマッチングセンスをご購入いただいたのかということ。
これを知ることができれば、どの辺りにニーズがあるのかを探る手掛かりになりそうです。
個人的には、ビジネスでやっていないので、自分が作りたいものを作るだけなんですが、そうはいっても、できる範囲では考慮したいところ。
ブースに立って販売している中で感じたのは、
・デザイン面
・質問の多さ
この2つの要素が大きかったのかな?という感じです。
(デザイン面)
デザインを見て買っていただいた方はわりといらっしゃった印象です。
これはカクザトウさんのおかげという他ありません。
デザインをどなたにお願いするのかは重要だと改めて実感しました。
(質問の多さ)
この点を挙げていただいた方もいらっしゃいました。
自分が力を入れた点だったので、ここは素直に嬉しかったです。
やはり見た目やパッと分かるところに注目が集まるのは至極当然なので、あとは実際に遊んでみて、他の魅力に気付いていただけると嬉しいなあというのが作者の想いです(他に魅力があるのかはさておき・・)。
3.販売数と予約数の関係
ゲムマでの実際の販売数は予約数の3倍という話をよく聞きます。
実際のところどうだったのかというと、マッチングセンスの場合、予約数20に対して、販売数57だったので、ある程度当てはまっていると言えるかもしれません。
ただ、土日両日なのか、そうでないのか等で状況は変わるし、他の方の結果を聞いても、人によって差がありそうなので、参考程度に捉えておくのが良いかと。
話は少しズレますが、ご購入いただいた方のうち何名か、予約されたとのことにもかかわらず、出展者がそれを把握できないのは何故なのか気になりました。(知らない別の予約フォームがある?)
4.ワンオペ問題
今回、ブースでの頒布は相方と2人体制で行いました。
2人体制にして良かったのは、
・車両搬入が可能になる
・何らかの理由でブースを離れる必要がある時になんとかなる(不測の事態への対応等)
・販売のやり取りがスムーズかつ2人同時対応可
このあたりが大きかったです。
特に車両搬入はルール上、運転手と搬入者を別にすることになっています。
場合によっては、依頼費用と相談になることもあると思いますが、自分以外の誰かがいるというのは何かと便利です。
5.ゲムマ出展を経験して得たもの
これはいくつかあります。
(1)自信と経験値
まずはこれ。
人生なんでもそうですが、新しいことに挑戦して得られる自信や経験値は、それが困難なものであればなおさら大きいものになります。
ゲムマへの出展がどの程度の困難さかは人によると思いますが、少なくとも自分としては、夢だと思っていたことに対して、実際行動を起こしたということで、とても大きな一歩だったと思います。
今まで、やってみたい、自作のゲーム位作ろうと思えばできそうと何度も思いました。
でも、なんだかんだ言い訳をしてやっていなかった(できなかった)わけで、その先の世界はずっと未知だったわけです。
それが今回、結果はどうあれ、やったことで、色々なものが見えてきました。
これは、経験していない人には一生見ることのできない景色だと思います。
また、これにより、もしまた出展することがあれば、今回よりもスムーズに進められるようになる気がします(2回目にして知ることも多々あるとは思いますが)。
(2)人とのつながり
ゲムマに出展するにあたり、テストプレイやPR会、その他色々な機会で、出会いがありました。
今回、ゲームの作成自体は、孤独な戦いを強いられる部分が多かったですが、色々なアドバイスやエールをいただいたことで、前に進めた点は見逃せないと思っています。
また、自分と同様、ゲームを作成されている方々と知り合いになることで、作るゲームは違えど、同じ目標に向かって進む同志のような感じがして励みになりました。
(3)ゲームに対する認識
今までは一消費者としてゲームを買う時、あまり深く考えることはなかったのですが、一度製作者側に立つと、ついつい原価のことを考えたり、どういうゲームが売れるのかを考えるようになりました。
それと同時に、日々新しいゲームが発売される現状の中、ボードゲーム会にいつもあるゲームがいかに凄いゲームなのかを再認識しました。
マッチングセンスがそんなゲームになる日が来たら良いなと思っています。
6.今後のこと
これから先どうするのかは、今のところ明確に決まっていません。
ただ、マッチングセンスの在庫をどうするかは考える必要があります。
また、ゲムマが終わった直後はもう満足したので、次はいいかな…と思っていましたが、しばらくすると、あの感覚が病みつきになって、またやってみようかという気持ちも生まれてきました。
そのため、次回はまた別の新作を出しつつ、マッチングセンスを販売するというのもアリかな🤔と考えている今日この頃です。
また次の機会がありましたら、よろしくお願いします!