研ぎ澄まされた五感で「全てがどうでもよくなる」瞬間を増やす
五感で生きる豊かさ
ニンゲンの素晴らしく研ぎ澄まされた機能、五感。
現代社会では、意識していないとどんどん衰えていくものだと感じている。
感度高く生きることは、人生の豊かさにつながる、
ということを
日常でどれだけの人が気づいているだろうか?
景色が綺麗な時は、多くの人が心を震わせて感動するだろう。
いい香りがすれば、クンクンと嗅いで呼吸が深くなりリラックスするだろう。
自然あふれる場所に行けば、小川のせせらぎ、小鳥のさえずりに癒されるだろう。
美味しいものを食べれば、心豊かな気持ちになれるだろう。
視覚、嗅覚、聴覚、味覚、当たり前のように使っているけれど、
それを一際意識すると、ますます研ぎ澄まされていく。
鈍っている感覚を呼び覚ませ!!
そして、五感の中でも、一番鈍っている感覚
それは「触覚」だと思う。
触れるのは、人工的なものばかりの世の中。
都会暮らしが悪いと言いたいわけじゃない。
全ての人が田舎暮らしに戻れるわけでもない。
さるっちゃまんも、東京生まれ東京育ち、
こんな東京でも、どんな東京になっても、東京と運命を共にしたいと思うくらい、
東京が好き。
ただ、ちょっと意識さえすれば、都会でも、どこにいても、
触覚による快・不快のセンサーを磨いていくことはできると思っている。
人工的なものに触れているときに、どんな感じがするか?
自然のものに触れているときに、どんな感じがするか?
温度感は?指先と手のひらでの違いは?長時間触れているとどう?
便利さだけで選ぶと、快・不快が置き去りになっていることはないだろうか・・・?(ああ・・・不便益について話したくなってくる)
食事を通して豊かな人生の基盤を作る
食事という行為は、五感をいっぺんにガッツリ使うので、五感を研ぎ澄ませていくには最高の時間である。
食事において、栄養分の摂取なんて、オマケみたいなもんだと思っている(栄養士さんごめんなさい・・・いやでもほんとのこと・・・栄養学とはそもそも戦後のゴニョゴニョ・・・(長くなるので割愛))
最重要は、うまいっっっ!!!!!って震えるかどうか。
カロチノイドの味が濃厚で、炭水化物の食感がたまらない!!!なんて、言わないさ?w
その最大の要素は、五感が心地よく刺激されていることに他ならない。
五感が研ぎ澄まされていけばいくほど、本当に美味しい食材だけを食べたくなるはず。
そういった意味では、当店でのお食事は、五感全てを喜ばせることができる食材ばかり。
究極なのでござる。
何よりも、「今」にとどめてくれるのは、触覚だと思っている。
肉体あってこその、今を濃密に味わう。
全身の皮膚だけじゃなく、口の中にも触覚があることをお忘れなく。
五感を研ぎ澄ませば研ぎ澄ますほど、それぞれの感覚が複雑であることにも気づき始める。
嗅覚は、吸い込んだ時よりも、鼻から抜けるときにこそ敏感に感じ取ることができる。
五感をフルに使って、今一度、食事を味わってみて欲しい。
(その本当のお楽しみフルコースは料理する段階から、そして食後の食器洗いまで でコンプリートなのだけどね♪)
本当に美味しいものは
全てがどうてもよくなる
もちろん感覚に個人差はあるだろう。
でも、
大袈裟な・・・と思った人には、まだまだ伸び代があるかもしれない。
ポジティブな意味での
全てがどうでもよくなるを
どれだけ日常に配置できるか
一人一人の幸福度が上がる秘訣。
ささやかなれど、絶大な。
人生がよりよくなるための重要な基礎。
だから、
さるっちゃまんは
「美味しいを諦めて欲しくない」
すごくすごくそう思うのである。最初に書いたのがその内容だけど、
さるっちゃまんはもう活動の原点がそれだな!!!って書いてて再認識。
→初回の記事に戻る(無限ループ完成w)
五感一つ一つにスイッチを入れて食事をしよう
決して、食べる時だけ幸せ〜!って意味じゃないのね。
「全てどうでもよくなる」感覚を刻み込み、それを人生中に行き渡らせていくための、まずは食事から、ということでござる!!w
最後に。
五感を研ぎ澄ませて日常を過ごすための簡単な方法をお伝えしよう。
すごく簡単。
スイッチを入れていくように、一つずつ、丁寧に意識するだけ。
これをちゃんと時間をとって(といっても1分ぐらいで終わる)儀式的にやる。
視覚以外は目をつむってやるとさらに意識しやすい。
感覚で受け取れるものはこれだけだったかな?と意識しなおしながら。
あ・・・文章にすると、わかりづらいやw
よし!次回は五感を研ぎ澄ませるワークの音声をプレゼントするでござる!食事だけでなく、日常全てに使えるから!毎日が官能的になるお!w
では次回をお楽しみに!ばいちゃ!