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余暇力

旅行が無くなり、予定していた日程にぽっかり穴が空いて何もする事がなくなった。

映画観ようかな?断捨離しようかな?風景写真撮りに行こうかな?お菓子作る?散歩?トレーニング?寄せ植えもやりたい!

やりたい事は山ほど思い付く。

3日と半日のうち、結局お菓子作り1日だけで終わった。 あー勿体ない。。。

予定と言えば、子どもの頃から文具が好きで消しゴムやノートを集めるのが嬉しくて、中でもスケジュール帳が大好きだった。

「大人になったらスケジュール帳がいっぱいで書くところがないくらい忙しくしていたい!」と強く願っていたのを覚えてる。

子どもの頃の夢?が叶って有り難く忙しくさせて頂いていた毎日が緊急事態で空欄が出来、旅行も飲み会もウインドーショッピングまで空欄になってしまった。

一方で昔は研修も大阪や東京、福岡まで足を運んでいたのが、全てオンラインで受講可能になり、移動時間が短縮されたので、これはよかった!

本当は行きたくない飲み会も飲み会自体中止になりホッと一安心。

こんな世の中になって、みんながオンラインで飲み会。実際オンラインでやってもつまんない。       そもそも飲み会って言う言葉もどんどん薄れて行くんじゃなかろうか。

って言うかうちの息子も娘も飲めない訳じゃないけど飲まなくても全然平気だと言う。そんな若者が多いらしい。

昔は「飲みニケーションだろ!」と言うパワハラ上司の元で無理矢理連行されるのも仕事のひとつだー!なんて当たり前の世界だったけど。

そのうち、たばこが少数派になったようにお酒も少数派になって行くんだろか。

たばこも吸わない、酒も飲まない、車も持たない、何なら家も時計も服もいらない。 オフィスに通う事も無くバーチャルな世界で仕事、オンラインで知ってる人や知らない人と会ってアバターか何かで会話。 そんな時代が来るのかも。

そうなると、今まで慌てて朝5時に飛び起き、顔を洗って着替えて弁当作って朝食食べて片付けて軽い掃除、洗濯と片付けして飛ぶように家を出て……って言う世界が激変し、時間に余裕が出来余暇が増える。

そうは言っても余暇を楽しめる力が無い人が大半だろう。だって何やって良いかわかんないもん。

何でもやれる時代だからこそやる事はたくさんあるのにいざどうぞって言われたら何? 最近の小学生も習い事でいっぱいいっぱいで自分の時間が無いので自ら考える力が薄く、突然自由時間を与えると「何すれば良い?」って聞いてくる。

近い将来、確実に余暇は増える。

学校では教えてくれない余暇時間の使い方。     余暇力。                     大人になっても衰えない好奇心を身につけておくべき。そのためには何を生業としますか?と話し合うアクティブな授業があってもいいね。

一回きりの与えられた人生を謳歌したい。



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