より弾力性のある土壌にするためにバイオ炭を活用する方法
今回からバイオ炭についての記事を紹介します。
気候変動がAstarte Farmに与える影響が大きくなってきた為、土壌システムの長期的な回復力を高める解決策を探す必要がありました。バイオ炭は、私たちを前進させる上で大きな期待を示しています。バイオ炭は逆説的な物質です。これは、数千年前にアマゾンで開発された古代の農業方法であると同時に、土壌の肥沃度を高めて安定させるための比較的新しいアプローチでもあります。
バイオ炭自体は不活性ですが、微生物学の住処になります。肥料ではありませんが、必要に応じて植物の栄養素を自由に吸収・放出します。作りたてのときは乾燥したほぼ結晶質の外観ですが、水を吸収しやすく、必要に応じて放出します。高品質のバイオ炭から始めることは重要ですが、真に効果的であるためには、それをどのように使用するか、そして使用のために事前にどのように準備するかということも同様に重要です。
私たちの多くがバイオ炭を試すことを決心したときに直面する最初の課題は、良い情報源を見つけること、またはバイオ炭を作る科学を理解することです。 Astarte Farmでは、オンラインでバイオ炭製造機のデザインを見つけて「ダブルバレル」レトルトでバイオチャーの製造を開始しました。しかし、1回の焼成で約15〜20ポンドのチャーしか生産できず、かなり時間のかかる作業でした。
農場でさまざまな建設作業からのきれいな廃材をたくさん持っていたのは幸運でした。冬だったので、娯楽や教育の目的で実際に数バッチしか作りませんでした。大量の廃熱が発生するため、処理するトマトの豊作がある場合は、秋にこの方法を試すのが理にかなっているかもしれません。
高品質のバイオ炭の最も簡単なテストは、手洗いテストです。炭の一部を手でこすり、水だけできれいになるかどうか、または石鹸とお湯を使用する必要があるかどうかを確認します。石鹸の必要性は、あなたの土壌に有益ではないかもしれないタールや油の存在を示します。バイオ炭は強力な物質であり、浄水器で使用される活性炭に似た複雑な格子構造を持っています。
米粒ほどの大きさのバイオ炭が、その層の中に2つのサッカー場の表面積を含んでいると言われています。その生来の浄化特性のために、使用する前に可能な限り多くの活発な微生物を接種または充電することが不可欠です。バイオ炭が土壌中の既存の生物活性を単純に吸収し、確立された土壌食物網を短絡させるのを防ぐために、過去3シーズンにわたってさまざまな接種方法を使用してきました。
今日はここまでです。
自分もバイオ炭の作り方を紹介していますので興味ある方は参考にしてみてください。
ありがとうございました。