8月29日(月)FXトレード売買方針
【 マーケット概況 】
米コアPCEが予想を下回り、ECB関連発言「複数の欧州中央銀行(ECB)当局者は来月8日の定例理事会で、通常の3倍に当たる0.75%の利上げについて議論したい意向」が伝わるとユーロ買いドル売りが先行。パウエルFRB議長がジャクソンホール会議での講演で「9月の利上げ幅はデータ次第」としながらも、「早急な緩和のリスクを歴史が警告」「景気抑制の政策は一定期間必要になる可能性」と述べ、高金利をしばらく維持する方針を示すと一気にドル買いが強まりました。パウエル氏の講演が10分程度で終了すると「材料出尽くし」として、いったんはドル売りが優勢となり、一時136.23円と日通し安値を更新したものの、目先の売買が一巡すると米金利が上昇し米国株相場が急落。為替市場では再びドル買いが優勢に。ドル円は反発。ユーロドルは小反落。ポンドドルは反落。ユーロスイスは反発。オセアニア通貨は軟調。
欧州株式市場はロンドンフランクフルト共に反落。ニューヨーク株式市場はダウ・ナスダック共に大幅下落。
原油先物はOPEC減産思惑から小反発。金先物はドル高から売られ反落。
【 主な経済指標 】
指標が少ない上に英国がサマーバンクホリデーのため休場。欧州勢の商いが減ります。薄商いになると乱高下しやすいので注意しましょう。
【昨日の結果と本日の売買方針 】
金曜日は米イベントのため発注はせず。注文継続中はユーロスイスの押し目買い。
ジャクソンホールでの黒田総裁発言は金融政策の維持を繰り返しました。このことから円安方向に傾くと想定。このことから円売り。さらにユーロも売り。ドル買いも考えましたがジャクソンホールでのドルの不穏な動きを考慮して、確実な円売りと買われそうなカナダドルとオセアニア通貨、スイスフランの組み合わせから考えたいと思います。しかし手が付けられないほど指し値から乖離してしまったので、午後2時の時点でカナダ円とユーロオージーを注文します。
月曜日なのと月末直前。さらには今週金曜日のイベントもあってガツガツせず利益は確定させていきたいので、発注はかなり絞りました。
直近のオセアニア通貨が弱い中、ユーロは(慢性的、通貨背景)安心して売ることができる通貨という個人的な思惑もあって、日足チャートでも戻り売りと判断しました。
しかし、RCIが売られ過ぎを示しており不安材料。
今朝がたのニュースでイエメンでのテロ攻撃が伝わるとWTIが上昇。連れてカナダも買われる展開。
原油先物はOPECの減産とユーロ圏景気後退から価格が堅調な動き。さらにイエメンやイラン核合意も含めた地政学的リスクもあって底堅いと感じています。このことからカナダドルは堅調であると思います。組み合わせは円とユーロなんですが、ポンドも面白いかもしれません。
軟調であることが分かります。個人的にはスプレッドが広いのとボラティリティが高い通貨は避けていますのでトレードはあまりしませんが、興味ある方は観察することをお勧めします。
毎日チェックすべき通貨として
ユーロドルが挙げられますが、基軸通貨なので対ユーロだけでなく
ドルスイスも確認した方がよいです。ドルインデックスという指標も参考にはなりますが、要素としてユーロの比率が高いのでドルインデックスはあまり参考にはしていません。私はスイスフランをよく見ます。どの通貨が強いのか弱いのか・・・・そこからトレード視線を決めています。
では
今日も負けないトレードを!
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